真剣で闘うトーナメント開催、 掣圏真陰流
(05/26 いろいろ)
▼決着は自己申告▼

 鈴木みのる参戦が決定したことで話題になっている「6/7 リアルジャパン・プロレス、後楽園ホール大会」、仰天のトーナメントが開催される。

 真剣・・・。
 ルール、概要などをまとめる。

【掣圏真陰流】6・7 真剣による撃剣トーナメントの全貌が明らかに [ GBR ]

撃剣試合トーナメント
@刃引きした真剣(※刃をつけていない、また刃をひきつぶした刀剣)を使用。

@防具はフェンシングを改良したもので、面はもちろん、両肩や胴部分と首周りをを完全に防御し、両膝・両肘にはサポーターと両手首には鎖かたびらを着用する。

@立会い人こそいるものの審判はおらず、当事者が自己申告して勝敗を決する。

@全日本戸山流居合道連盟門下生4名がトーナメントに出場。

@1回戦の勝者同士で決勝戦を行う(1DAY)。
 決着は自己申告! 自分で「斬られた」と思えば正直に負けを認めなければならない・・・。

 エアガンのサバイバルゲームに近い感じか?

 一番の問題は安全性。完全防備とはいえ、危険なことには間違いない。
 例え刃がない真剣とは言え、鉄棒をぶち当てるようなものですから、防具を着けていてもダメージは深いでしょう。

 このトーナメントに深く関わっている杉山頴男氏(「武道通信」編集長、初代・格闘技通信編集長、前田日明とも親交が深い)のコメント。

 「現代の竹刀剣道では剣術の本質が分からない。剣術は本来抜刀術であり、刀は刃筋が立って初めて武器となる。そして武器としての日本刀を居合いで学ぶ必要があり、実戦で動き回る相手と闘わなければならない。今回のトーナメントは剣術をもう一度取り戻す大会にしたい」

 「本来の武士道精神は侍の象徴である刀の使い方を体感して初めて分かる。真剣を使えば間合いに入る怖さが分かるし、死ぬ覚悟が出来ていなければ飛び込むことが出来ない。真剣で闘うことによって、侍の根性を体感することが出来る」
 柔道や空手がポイントを取り合うスポーツとなってしまうことを嘆く武道家がいるのは事実、それと同じようなこと…なのかも。

 このトーナメントに懸ける杉山さんの意気込みは相当なモノのようで。
 本人の日記により。

草莽・杉山奮戦日記  [ 武道通信 ]

 6月7日の佐山さんのリアルジャパン・プロレス1周年記念大会で、真剣(刃引き)による撃剣試合が行われる。たぶん本邦初、当然、世界初であろう。
 これも防具を考案したからできるのである。まだ実験過程ではあるが、面、首、肩、胴の安全性は十分である。竹刀防具と違ってやはり少々痛いし、打撲傷は覚悟しなければならない。
 防具を考案したのは鎖帷子剣士である。竹刀剣道に満足し、甘んじているのに忸怩たる思いがあり、長年にわたり密かに刃引きでの真剣試合防具を考案していた。
 その“試験台”にされたのが小輩であった(笑)。ほぼ完成に近づいたが、なかなかこの“試験台”になる相手が現れなかったとき、小輩が二つ返事で受けたのであった。
 自らが実験台・・・。

 更に続く。

 6月7日の撃剣試合に小輩も出るつもりであったが、軍学者から年寄りの冷や水だと、ひと言いただいた(笑)。
 全日本戸山流居合道の籏谷会長に、この撃剣試合の計画を告げると「他流試合は受けよと、私の師から教わっています。参加させていただきます」との二つ返事。“敵”もさるもの小輩の“挑戦状”を見破った。

 6月7日には、全日本戸山流居合道の門下生4名に出ていただくこととなった。2試合後、勝者同士の決勝戦となる。平成の日本人諸君、6月7日、目の当たりにサムライの戦いをご見分あれ。
 編集長自ら出陣の可能性もあった…。

 まぁ、とにかく、ヤジウマ的には興味ありますが…事故はコワイ。
 やる側もコワイと思うし、なかなか本気で斬り合うって感じにはならないかもしれない。もしくは睨み合いが続くかと…。
 空振りした剣がロープに当たって切れちゃうこととかない?
 
▼プロレスの大会です▼

 決定している対戦カードはこちら。

6/7 リアル・ジャパン/後楽園ホール

初代タイガーマスク&石川雄規(バトラーツ)
 vs鈴木みのる(パンクラス)&アレクサンダー大塚(AODC)

レジェンド・チャンピオンシップ
 折原昌夫(メビウス)vs神風(ZERO1−MAX)

柿本大地(DDT)vs 中澤マイケル(DDT)

<武道・格闘技>
★第7回掣圏真陰流トーナメント
 加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)、滝沢充(スーパータイガージム) 他2名

★撃>
前[P.1/2]
<コメント>
コメントなし
Prev: 所英男 、風呂付き部屋に引っ越す
Next: WWE FUNAKI、試合中に失神
HOME

gуANZX