大仁田厚 、控訴「最高裁まで闘う」
(05/03 いろいろ)
▼場外乱闘もプロレスの一種▼
「プロレスで打ち合わせナシに攻撃するのは許されない」という判決がくだり、セッド・ジニアス(渡辺幸正)に敗訴してしまった大仁田厚、徹底的に争う構え。
“場外乱闘”だ 大仁田議員が控訴へ [ Sankei Web 社会 ]
プロレスラーが試合直後の場外乱闘で負傷したとして損害賠償を求めた訴訟の東京地裁判決で、秘書とともに78万円の支払いを命じられた大仁田厚参院議員(48)が2日、東京都内で記者会見し、控訴する意向を示した。
大仁田議員は「場外乱闘もプロレスの一種。先に相手が攻撃してきたので、秘書が私を守ってくれただけ。今後も裁判で徹底的に争いたい」と述べた。
この記事だけだと、控訴の理由がよくわからない。
週プロモバイル&SAMURAI!「NEWS侍」の内容をまとめる。
5.2
@大仁田「試合中の場外乱闘も試合の一環。こんなことは前代未聞。控訴して高裁まで闘う。それで敗れるものなら最高裁まで闘う」
@大仁田「事前に打ち合わせとかいうヤツはプロレス界から辞めてもらいたい。(裁判で)敗れた場合にはプロレスを引退してもらいたい。」
@大仁田がジニアスに送信されたとする脅迫メールは偽メールだったことが発覚。近く、任意で警察の取り調べを受けるだろう、と大仁田は語る。
まぁ、もうジニアスは引退してるんですけどね。プロレスラーの引退の意味を最も理解してるであろう、大仁田さんに言われても困ります。
で、このあとの裁判はどうなるんでしょ。
大仁田が言いたことは、「打ち合わせがあろうが無かろうが、場外乱闘でケガすることはプロレスならあり得る」ってことかと思われます。
そりゃ、一から十まで台本通りなんてわけありません。
そうなるとジニアスは、「秘書(中牧氏)は致命傷を与えるつもりで蹴っている、暗黙の了解を越えていた」ってな形で対抗してきそう。
プロレスにおける“暗黙の了解”なんて説明できる人いないでしょ。面倒な事件になってまいりました。
過去に問題となった試合が参考資料として提出されたりするんでしょうか?
前田の長州顔面蹴りはもちろん、龍原砲のサンドイッチ延髄蹴り(ハンセンが失神)などなど。
「仲野信市がジャンボ鶴田を本気にさせたドロップキックを、裁判官はどう判断しますか?」なんて感じで激しい攻防が見れるかもw
参考人としてプロレスラーが呼ばれたりしたら更に凄い。もう、傍聴席にはプロレス・ムック本ライターがズラリだな(爆)。
▼悲しき天才▼
まぁ、ジニアスは特異な例としても、プロレスラー以外の芸能人や有名人が頻繁にリングに上がる時代ですから、この手の訴訟がいつ起こってもおかしくない状況ではあるんですよね。
アメリカの有名コメディアンである「アンディ・カフマン」はプロレスに挑戦(vsジェリー・ローラー)して負傷。訴訟事件を起こしている・・・・と言っても、これは全て“ネタ”なんですがね。
ジム・キャリー主演で彼の生涯を描いた映画も制作されています。
マン・オン・ザ・ムーン デラックス版

2000-10-25
¥ 4,935 (定価)
(Amazon価格)
DVD
(価格・在庫状況は4月30日 18:57現在)
時たま夜中にTVでやってますね。好き嫌い分かれる作品かと思いますが、GWで暇な方はレンタルでもいいんで見てみてください。
参考: 大槻ケンヂからメールが珍しく届いていて、「マンオンザムーンをみたかい? プロレス好きは必見だよ。」 [ 水道橋博士の「博士の悪童日記」:6月16日 ]
カフマンに比べれば、ジニアスの迷走ぶりはまだ甘い(笑)。
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