太陽ケア、 全日本プロレス 生え抜き同士のチャンピオン・カーニバル優勝戦を制す
(04/23 全日本プロレス)
▼優勝戦はケアvs諏訪魔▼

 「まるでG1クライマックス」、元新日本勢が名を連ねた伝統のリーグ戦、最後に残ったのは数少ない王道・生え抜き2人。
 TARUらの介入もあって予想以上に苦しんだケア、逆転勝利に会場爆発。 「R・O・D・ブイヤー!」で興行は締め。

 GAORAで即日放送されたものを先ほど見終わったので感想を。

全日本プロレス 「チャンピオン・カーニバル2006」優勝者決定戦 [ スポーツナビ ]

4.20 全日本/代々木第2(4600人・満員)

 [2]2006チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント1回戦
 ○太陽ケア(11分24秒 腕ひしぎから丸め込み→エビ)●鈴木みのる
@試合後、鈴木みのるはコメントブースに登場するなり机を蹴り飛ばし、イスを叩きつける。カメラを向けるマスコミに「何だよ?」と言いながらにらみつけ、そのまま無言で控え室に戻った。


 [3]2006チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント1回戦
 ○諏訪魔(15分12秒 リングアウト)●小島聡
@フィニッシュ前、TARUがリングに上がろうとする小島を鉄パイプで殴る。


 [7=メ]優勝決定戦
 ○太陽ケア(20分21秒 H5O→片)●諏訪魔
@ケア・試合後コメント「まず最初にジャイアント馬場さん、キング・カーチス・イヤウケアさん、ロード・ブレアースさんの三人に感謝の気持ちを送りたい。この世界にボクを導いてくれたのがこの三人なんだ。」
 リーグ戦が始まる前、「鈴木みのるがチャンカン優勝したら凄げぇなぁ」と勝手に妄想。かつて馬場さんが「シューティングを越えたものがプロレス」と語ったのは有名な話、ガチンコ団体・パンクラス所属(一応)の鈴木が王道マットの頂点に立つってのは冷静に考えればエライこと。

 まぁ、「風になれ」をプロレスファンが合唱してる時代ですから、コダワル必要はないはずなんだが…、vs鈴木のフィニッシュ前、太陽ケアは馬場ムーブを披露した(ほぼ同じ時間に、恐イタコも馬場ムーブ見せてましたがw)。
 決勝は全日本・生え抜きの2人。「まるでG1」との声に反発するかのようにも思える。
 王道に拘った理由があるのか、それともたまたまなのかは分かりませんが、優勝戦も馬場さん大好き・水戸黄門ばりの勧善懲悪となりまして、とにかく盛り上がった最高の興行となったのは間違いんです。

 私が思っていた以上に、ケアが人気あったのでビックリ。ジャマールがいた頃はちょっと影薄目でしたがねぇ。この勢いなら小島も防衛できるか微妙。

▼完全懲悪▼

 興行全体見て、BDMの貢献度が大きいと改めて確認。やっぱ悪い人がいる団体は分かりやすい。
 何だかんだ言って諏訪魔もふてぶてしさが増してきましたし、このリーグ戦で経験値は数段アップ。
 将来的に、諏訪魔は全日本のエース候補となるんだろうけど、意外にヒールからエースになった日本人って少ないんですよね。蝶野がそうかもしれんが、NWOも人気あったし。
 WWEではエース候補がヒールを通過するのは当たり前。どんな形で成長するのか楽しみ。

▼MAZADA、王座獲得ならず▼

 ジュニアのタイトルマッチにも触れておく。

 [5]世界ジュニアヘビー級選手権
 ○近藤修司(17分29秒 キングコング・ラリアット→体)●MAZADA
 ※王者・近藤がV3
 序盤に近藤がエプロンへのDDTを強引に放つ。これでMAZADAが首をマジ負傷。かなり厳しい様子であったが、首攻めを乗り越えて終盤攻勢に。
 MAZADAは「受け」のイメージが強いレスラーでしたが、攻撃にまわってもその延長のような。合気道の達人的に流れの中でスーっと切り返していく。これが見事。
 特に、近藤のツームストンの体勢から入るフェイスバスターを、カナディアン・デストロイ系のドライバーに回転しながら切り返したのは圧巻だった。
 これでベスト・コンデションだったらどこまでやれたのか…。
 正直、代々木でMAZADAってのは地味すぎでどうかと思ってたが、団体の評価が高いのも頷けるどこに出しても恥ずかしくない内容。
 試合後にジュニア勢&渕さんが集結、6月シリーズにジュニアリーグ戦が行われることを決定。全日本ジュニアは職人揃い、同時期に開催されるベスト・オブ・スーパーJrに全然負けないメンバーになりそう。

▼チャンピオンカーニバル特集ページは失敗だ▼

チャンカン終了と言うことで、特集ページも終わり。
 うーん、更新自体は楽だったんですが・・・失敗なんです。大失敗。その理由は言えないけど失敗(思わせぶりな書き方で申し訳ない。そんなに大したことではありませんから)。

 次の企画モノは一からやり直し。コメント等くださった方、ありがとうございました。
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