田中秀和リングアナ、 DDT を滅多切り
(04/03 DDT)
▼DDTの客はぬるい▼
札止めとなったDDT・後楽園ホール大会、メインのKO-D選手権と共に話題となっていたのが、新日本退社後、初めて他団体に登場する田中リングアナ。
3試合をコールした田中アナは、インフォメーション・コーナー内でDDTを批判。乱入してきたポイズンの呪文を無視。
バックステージでは高木三四郎・社長と口論、厳しい言葉を連発。
「受け身ができてない」「基本がなってない」「客がぬるい。甘やかしてる」・・・。
以下のサイトより情報まとめます。
・ “ハードゲイ”大鷲がディーノを破りKO−D王座を奪取/DDT初登場“ケロちゃん”と三四郎の抗争が勃発 [ スポーツナビ ]
・ DDTにケロちゃん降臨! ポイズンとアノ人の“実は同期対決”実現か!? [ angle JAPAN ]
・ ケロさんの発言について [ レフェリー松井のびっくりのススメ ]
4.2 DDT/後楽園ホール(1960人・超満員札止め)
@オープニング、田中リングアナは『ワールドプロレスリング』のテーマで登場。第1・3・4試合を担当、
@泉州力をコールする際は「立て! DDTのど真ん中!」とケロ節を響かせる。
@田中アナはインフォーメーション・コーナーも担当。
@試合の感想を聞かれ「試合を見て鳥肌が立ちました。いろんな意味で」と発言。
@、「澤田選手が昔、新日本プロレスにいたんですが、後藤(達俊)選手と同期で、今や亡き(?)猪木さんが現役時代に新弟子として厳しい練習に耐えていたんですけど、今日見たら息が上がっていたんでね。大丈夫かなって。昔の澤田君を知っている者としては悲しいですね」
@そこにテーマ曲付きでポイズン澤田が登場。
@田中アナ「「お腹出てるよ。ちゃんと練習してるの?」
@ポイズンは後藤達俊との対戦をアピール。
@田中アナ「いいかげんな気持ちでなければ連絡してみます。ただし、そんな呪文は効きません」
@ポイズン「やってみないと分からんだろ」と試しに田中アナに呪文をかけるが、田中アナは無視してリングを降りる。
@バルコニーには「ケロさん、過去の発言を一言でいいから謝ってください。インディファン一同」という横断幕が貼られていた。
これで出番は終了。
ほとんどの観客は好意的に田中アナを迎えていたと言うが、インフォ・コーナーの態度にはさすがにブーイング。
更に、田中アナは控え室でも辛口コメント連発。そこに高木社長もやってきて・・・。
バックステージ。
@田中アナ「このリングはぬるい。技にキレがない。澤田君も、パフォーマンスだけじゃなく、プロレスの怖さを味わったほうがいい」
@田中アナ「受け身が出来ていない」「基本が出来ていない」「練習もろくにしていないんじゃないか」「大きな技が出ると客が引くのは見るに耐えない」
@三四郎「オレたちもちゃんとしたものを見せている」
@田中アナ「客がぬるい。甘やかしてる」
@観客の文句を言われた三四郎がブチ切れ、控室へ入って再度話し合いの場を持ったが、意見は平行線のまま終わった。
@三四郎「お客さんありきの世界なのに、お客さんをぬるいと言うのはあちらのおごり。オレたちの試合がダメだとしても、決してぬるま湯には浸かっていない」
@三四郎「5.4後楽園で後藤さんにオファーを出します」
思ったよりも大事になったのかも。
まぁ、お世辞丸出しで「DDTは素晴らしい」とかって言われてもアレですな。
実際のところ、DDTの選手は一部を除けば問題ない。そこまで言うのはどうかと思う。
その辺は上に貼った松井レフェリーのBLOGが代弁してくれてる。
で、「5.4で後藤vsポイズン」とかって話になりますと…アホでキモキモな私のような村民は「あ〜、アングルですか」と決めつけてしまう。もう、これは病気だから仕方がない。お怒りの方も諦めてくださいw
“ミスター・バックドロップ”後藤達俊の商品価値を最大限まで引き上げようとするストーリー、良くできていると思います。
ただ、ご存じのように、田中リングアナのインディーに対する苦言は今に始まったことではありません。今日の発言も本音でしょう。
「受け身ができてない」「基本がダメ」、インディーではないが「WCWワールドワイド」(10年以上前に田中氏が解説をしていたアメプロ番組)でよく聞いた台詞です。
対立構図はガチまんま。DDTファンは心の底から田中氏にブーイングを飛ばせばいいんです。
本気でむかついたらモノを投げてもいい(ダメかw)。そういう雰囲気ってホントは新日本の専売特許だったんだけどねぇ。
まぁ、本来プロレスは「どっちも頑張れ」「イイ試合が見れればいい」なんて観戦よりも、片側に肩入れして勝敗に一喜一憂する方が面白いに決まって>
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<コメント>
ハッキリ言って、ケロ見直したというか、DDTやるなあって思いました。
何から何までおもしろいけど、演劇という観点のヌルい客が多いのも確か。
でも高木の反論も客の横断幕も正論。
ケロの高慢だが一部うなずける苦言も、DDT側の正論も、
こういうのがぶつかりあうのが理想のアングルだと思いますよほんと。
高木「ファンの求めることを考えないでやっていたから、
あの団体は衰退したんじゃないのか」
ケロがキツキツのコメントを羅列したのだから、高木もそれをぶつければいいし、
新日を飛び出した人も残った人もそういう部分を噛みしめればいいし。
後藤さんはケロに同調せず、ただリングで見せるだけというふうにしてほしい。
ケロは大ヒールとして頑張ってほしい。WCW中継時代からの資質が開花したわけで(笑)。
投稿者:ぐ〜
私はケロちゃんを支持しますね。インディーってこういう路線でしか生き残れない気がします。私自身がエンタメ路線はあまり好きではないので。後藤さんがほんとに出るならDDTの選手に恐怖を与えて欲しいですな。
投稿者:監獄固め
10年間かけて客を育てたDDT、
おもしろくなかったら客は集まらない、
ただそれだけのことかと。
投稿者:yo-king
これはどっちもどっちというか、一方的にどっちが正しいという問題ではないでしょうね。
方向性の違いもあるでしょうから。
ただ、こういうやりとりをリング上の戦いに反映して、いい方に持って行ければいいと思います。
投稿者:あまのめぐみ
セリフはガチからもしれないけど、ストーリーを転がす冒頭でケロがヒートをかうのは判りやすくていいですねー。
ケロを登場させるにあたり、いい使い方だなー。
投稿者:みかん
ポイズンvs後藤戦の後に何が続くのか・・・
男色様vs西村とかまで考えてるんであればいいのですが・・・
投稿者:純白天使
>ぐ〜さん
この抗争がキッカケでファンも関係者も、いろいろ考えを改めるべき所は改めるようになればいいのかも。
>監獄固めさん
DDTがストロングスタイルに付き合う必要はないので、潰す・潰さないという試合になるかは分かりませんが・・・。澤田vs後藤は新日本っぽいスタイルになる可能性もありますが、そのあとは・・・。
>yo-kingさん
今までの新日本は客に媚びうるようなことを徹底して嫌ってましたからね。ファンに対する感覚も180°違うのかも。
>あまのめぐみさん
この抗争の着地地点が見えてるのか、どうなのか。打ち上げ花火で終わったら、某老舗団体のこと笑えなくなる。
>みかんさん
DDTはキャラクター設定が抜群ですね。
ケロちゃんはいろんな人と絡めてみたい。本多とか。
>純白天使さん
私も、この抗争の鍵になるのは男色ディーノだと思ってます。
ゲイキャラとしても面白いですが、学生プロレスの代表として新日本にぶつかるのも。
投稿者:杉
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