注目!「飯伏幸太vsKUSHIDA」は本日〜桜庭&柴田より先に“賛”だけじゃないプロレスで勝負
(09/07 新日本プロレス)
 日付変わって本日、新日本プロレス・後楽園ホール大会でIWGPJrヘビー級選手権が行われます。
 前日の調印式ではKUSHIDAから「飯伏vsケニー」を否定する発言が飛び出し緊張感ビンビン。



▼明日は、だから僕は飯伏幸太と勝負がしたいですね。▼

 もともと「飯伏幸太vsKUSHIDA」のタイトルマッチは、昨年9月の神戸ワールド大会で予定されていた。しかし飯伏がケガで王座返上。KUSHIDAはプリンス・デヴィットと王座決定戦を行い敗れている。
2011/09/19(月) 16:00 兵庫・神戸ワールド記念ホール  [ 新日本プロレスリング ]
 丸1年かかって実現のタイトルマッチ。 

 会見での両者の言葉を聞いてください。
KUSHIDAが王者・飯伏とDDTへの敵対心をムキ出し!「非常にムカつきますね。明日は勝負がしたい」/9・6後楽園IWGP Jr.調印式 [ 新日本プロレスリング ]

■両選手のコメント
KUSHIDA「このIWGPのJr.、3度目の挑戦になります。ちょうど去年9月に、神戸のタイトルマッチが流れてしまって。(明日の)タイトルマッチが決まってうれしいんですけど、一つ心残りなのが、『神戸のお客さんにちょっと申し訳ないな』と。そういう気持ちが(ある)。僕は挑戦者なんで偉そうなことは言えないですけど、そういう気持ちは少しあるので。必ず後楽園のチャンスをモノにして、神戸には僕がベルトを持ってお客さんの前に姿を現したいなと思います。それから、新日本プロレスへ入団しまして、僕自身まだ大きなことを成し遂げていないので。新日本プロレスJr.の中でポジションが定まってないというか、そういう自覚もありますので。このベルトを必ず明日獲りまして、リング上で『KUSHIDAが新しいことを始める』と高らかに宣言したいと思います。必ずベルトは獲ります。応援よろしくお願いします」

飯伏「去年、自分のケガでタイトルマッチが流してしまった。ホントに『申し訳ない』というのがあるんですけど。自分の中でもリベンジというか、1勝1敗なんで。ここで勝って、ホントに自分のほうが上というか……。まぁ、そういうアレじゃないんですけど。KUSHIDA選手はけっこうライバルだと思っているので、『ホントに勝ちたい』という。このレベルまで行くと、もう強さとかそういうのは差ないと思う。あとは気持ち。『勝ちたい』という気持ちだと思うんで。明日は必ず勝ちたいと思います」

■質疑応答
――お互いの印象は?
KUSHIDA「飯伏選手がいいレスラーであることは、僕も認めてます。身体能力ももちろん高いですし、蹴りも早い。ただ、前回、タイトルマッチが流れれてしまったように、もろいというか隙は大いにあるという印象ですね」

飯伏「いま、KUSHIDA選手が言った部分もちょっとあるんですけど。自分は、たまに気持ちが弱い部分が出るときがあるんで。そこを気をつければ、何とかなるのかなという気はします」

――今回は長期政権を考えていますか?
飯伏「そうですね。いや、もう持てる期間だけ持ちたいっていう。ハイ。できれば何年も、何十年でも持ち続けたいというのがあります」

――前回は色んな場所でタイトルマッチをやりたいと言っていましたが?
飯伏「あぁ〜! それは……いまのところないです」

――KUSHIDA選手に質問です。飯伏選手は、DDTの8月18日日本武道館大会で行なったケニー・オメガ戦が話題となりました。そのあとに飯伏選手と闘うという意味で、意識されますか?
KUSHIDA「あんまりほかの選手の試合を偉そうに論じるのは好きではないんですけど、聞かれたから答えます。あの試合が終わって一つ言えることは、『僕が倒すべき相手が増えたな』と。それは、あの試合を絶賛するお客さんの目。あの試合というのは、おそらくケニー・オメガ選手と飯伏幸太選手の関係というか、仲間であると。それゆえ、技を受け合うと。2階から(ラ・)ケブラーダをするのを受けると。……2階までのぼるのに、普通は逃げますよね!? だから、明日の試合でも、飯伏選手が後楽園のバルコニーからケブラーダをやりたいんだったら、やってもいいし。ただ、僕は受けないですし、メインレフェリーのレッドシューズ海野レフェリーに20カウント数えてもらって(勝つ)。それが新日本プロレスのルールですし。まあ、ちょっと正直なこと言うと、僕はDDT好きじゃないですし。なんで新日本プロレスがここまで友好関係を築いているのか?ちょっと逆に菅林さんに聞きたい部分もありますし。(記者から)その質問が来てしまうぐらい、関係が密になっている部分が非常にムカつきますね。明日は、だから僕は飯伏幸太と勝負がしたいですね。レスリングしたいですし、勝負がしたい(キッパリ)」

――いまの発言を聞いて、飯伏選手はどう感じましたか?
飯伏「そうですね、僕は……新日本プロレス、好きですよ……>
前[P.1/3]
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