“腕折りスペシャリスト”ヒロ・トウナイ、TAKAみちのくと好勝負〜6.24 K-DOJO・横浜にぎわい座大会観戦記
(06/29 インディー)
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やっぱり3WAYでは強かった。
試合後、梶トマトが挑戦表明。柏は3WAYマッチを条件に受諾。
▼第6試合=メイン CHAMPION OF STRONGEST-K選手権
[王者]真霜拳號 vs [挑戦者]大石真翔(DDT)▼
真霜拳號、なんと10度目の防衛戦。
対する大石真翔は昼のDDT・後楽園大会でKO-Dタッグ王座を初防衛。そのベルトを持って入場。しかしもちろん団体対抗戦的ムードは薄め。古巣でのタイトルマッチ、大石は ほもいろクローバーZのキャラクターをほぼ封印、K-DOJOスタイルでの真っ向勝負。
真霜の右腕にはサポーター。大阪のタイガースマスク戦で痛めたもの。大石が狙ってくるかどうかが注目点。結果としては、序盤に腕を攻め、後半はペースを変えるタイミングで効果的に狙う形をとった。
序盤、ロープを使ったアームロックの切り返し合戦。
トップロープに真霜の腕をかけ、大石がロープの間をくぐることでアームロックへ。
今度は真霜が切り返し、セカンドロープに腕をかけアームロック。ならばと大石はサードロープに腕をかけアームロック。
まるでアヤトリ。お見事。
10分頃から大石はヘッドロックを執拗に狙い始める。
入り方もいろいろ。あらぬ方向を指したり、手を叩いたりしてタイミング外すフェイントを挟み、フライングメイヤー→ヘッドロック。
大石がスタンドでヘッドロック→真霜がバックドロップで切り返す→大石は着地、コーナー駆け上がりアシッドドロップ→大石がヘッドロック。
真霜も打撃で反撃狙うも、いいところで腕を攻められ動きを止められる。大石が主導権握り続ける。
20分経過。
大石は各種DDTを連発。フルネルソンからの卍固め、腕をクロスさせてのバッククラッカーも見せる。
大石がミラクルエクスタシー狙い→真霜がキックでカット→大石が右腕にパンチ。
真霜がブレーンバスター狙い→大石は後方で“着地せず”背中に飛びつき回転足折り固め風に丸め込み。
ここに来ても挑戦者ペースは変わらず。
そして大石はフロントスリーパーへ。これで決めようかという勢い。「真霜」コール響くなか、大石はしつこく絞め上げ続ける。
かなり追い込まれていた真霜だが…フロントスリーパーかけられたまま立ち上がり、大石をマットと垂直に抱え上げ…ブレーンバスター炸裂。
フォールにいくところ大石が逆に丸め込み。カウント2。
ここで両者は立ち上がれず。ダブルダウン。
カウント8ぐらいで真霜は立ち上がるも…大石はダメ。ゴング。
○真霜(26分26秒 KO)●大石
※王者・真霜が10度目の防衛
真霜の必殺・垂直落下式ブレーンバスターが効いていたということ。常に試合をリードしていた大石、一発に敗れる。
しかし正直言うとフィニッシュは微妙。ゴングの瞬間は客席が静まりかえってしまった。KO決着自体が難しい、試合を決めたブレーンバスターが「垂直」と呼ぶには浅い角度だった。
内容自体は良かっただけに惜しい。
真霜マイク「自分と大石真翔は同期でKAIENTAI-DOJOへ入門して、旗揚げ戦でシングルマッチを闘いました。その時の、10年前の闘いを、見てくれてた人がこの中で何人いるか分かりませんが、10年分を見せたつもりです。
結果は、その時と同じKO勝ちですけど、内容は全然違う。あのときはもっと自分らは、技術もなかった、身体もなかった。だからプロレス入りする前の技術を使ってやってました。でも、今日は、最初から最後まで、間違いなく100%、プロレスだったでしょ。
自分が1週間前にケガをして、完璧な状態じゃなかったけど、あいつも1日2試合の中で、全力で向かってきてくれました。今日それを、皆さんに最後までしっかり見ていただいて凄く嬉しかったです。ありがとうございました」。
旗揚げ戦の対戦はコチラ。
■ うちだのうちの観戦記2002年04月20日
■ 観戦記おまけ/KAIENTAI DOJO編
■2002年4圧20日 K-DOJO/東京・ディファ有明
▼第5試合
○真霜拳號(6分37秒 真剣→TKO)●サンボ大石
この時は打撃でKO(TKO)。
デビュー戦以来の大河ドラマを見せてくれた。
ただ人によっては「KO決着あ>
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