“腕折りスペシャリスト”ヒロ・トウナイ、TAKAみちのくと好勝負〜6.24 K-DOJO・横浜にぎわい座大会観戦記
(06/29 インディー)
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試合始まると早速トウナイは腕狙い。リストの取り方が独特で面白い。一方のTAKAはジャストフェイスロックへの布石として首や頭部を絞め上げる。
TAKAがヘッドシザースでグイグイと絞り込む。痛め技としては初歩の初歩であるが説得力は十分。両足をピンと伸ばすのが特徴的で柔術やMMAで見られる「洗濯ばさみ」に近い。
トウナイは必死にロープエスケープするも、再びTAKAはヘッドシザース。観客から「ああ!」と声が上がる。ヘッドシザースで。
5分過ぎからトウナイが逆襲。各種アームブリーカーを次々披露。
猪木vsシンの腕折り→ジャイアント馬場得意のジャンピング・アームブリーカー。文字にすると凄いつなぎ。
ペースを奪い返したいTAKAは、各種膝蹴りやスーパーKと打撃も混ぜ始める。トウナイも対抗しいてミドルキック、ドロップキックと放つが、その的のほとんどは腕である。
スイングDDT式のアームブリーカーから腕折り狙うも、体勢入れ替えTAKAがジャストフェイスロックに。トウナイは一目散にロープへ向かうも途中で止めら向きを変えられる。ならばと反対方向のロープに逃げるも、また向き変えられカット。
最後はロープに伸ばす手を掴まえディックキラー(変形ジャストフェイスロック)でフィニッシュ。
○TAKAみちのく(13分29秒 ディックキラー)●ヒロ・トウナイ
ロープワークなし、フォールも一度もなし。まさにKAIENTAI-DOJOスタイル。
トウナイ選手の試合をじっくり見たのは初めてだったこともあり、かなり楽しめました。緊張の糸が最後まで張り詰めたまま。寝技中心でも地味とは感じないし、自己満足臭さもない。
戦った両者もかなり納得できる内容だったようです。
■6・24KAIENTAIDOJO10周年記念横浜にぎわい座大会 [ TAKAみちのくのアメブロやってました ]
■トウナイ [ TAKAみちのくのここだけの話し ]
この日のベストバウトでしょう。
▼第4試合
火野裕士&稲松三郎 vs HIROKI&梶トマト▼
この日の昼のDDT・後楽園大会、火野は飯伏に敗れKO-Dベルトを失った。そのことに関するアナウンスなどはナシ。まぁネットの時代なので皆知っているでしょう。
大一番で敗れた火野、元気なさげに見えると言えば見えるが…普段のK-DOJOでどんな感じなのか分からないので何とも言えない。まぁ、飯伏戦に関しては火野も評価を上げたようだが。
試合になれば変わらず大暴れ。チョップ一発で梶を吹っ飛ばす。
梶・HIROKI共にキレあって動き良い。連続でローリングセントーンアタック(でいいのか?)、ダイビング・ボディプレスと放つ。稲松もサブローハンマーなど得意技披露。
しかしやっぱり火野のパワーは段違い。ラリアットで吹き飛ばすうや、梶を掴まえスタンドでドラゴンスリーパー。梶も身体反転させようとするも、グイっと絞められ即タップ。恐ろしい。
○火野(11分29秒 ドラゴンスリーパー)●梶
梶はなかなか立ち上がれずセコンドに背負われ退場。
試合後は7.8千葉ポートアリーナで火野と一騎打ち決まっている関本大介が現れ挑発。関本の私服の感じがヒジョーに良かった。
▼第5試合=セミ UWA世界ミドル級選手権=3WAY
[王者]旭志織 vs [挑戦者]柏大五郎 vs [挑戦者]房総ボーイ雷斗▼
K-DOJO中心選手の一人・旭志織のベルトに2人が挑む。
柏大五郎は3WAYマッチの達人だとか。
試合前、3WAYルール説明ナシ。最初に勝った人が勝者か、最後の一人になるまで続ける勝ち残りか。まぁ説明ないときは“最初に勝った人が勝者”なんだろう。
3WAYらしい3者入り乱れる攻防と雷斗の定番ネタを中心に試合進む。
旭選手は相変わらずの動きが素晴らしい。クロスチョップ、仔牛の焼印押し。連続で決める逆さ押さえ込み=モダンタイムスもタイミング抜群。
そんななか、柏大五郎が隙を突き外道クラッチ=柏クラッチで雷斗を丸め込み。
○柏(11分59秒 柏クラッチ)●雷斗
※挑戦者・柏が王座奪取(第54代王者)
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