「ジョン・シナvsブロック・レスナー」ついに激突!〜WWE PPV「EXTREME RULES」結果
(05/01 WWE)
突如、レッスルマニア翌日のRAWに登場。ド級のインパクトでWWEに復帰したブロック・レスナーがいきなり大一番。
WWEトップのレスラーとして、ジョン・シナが2大会連続で“出戻り”の大物を迎え撃つ。
この記事は大きなネタバレを含みます。結果を知りたくない方は読まないでください。
▼ブロック・レスナー、MMAスタイルで現る▼
4月2日(現地時間)のRAWに突如現れたブロック・レスナー、いきなりWWEトップのジョン・シナに喧嘩売る。バーティクトではなくF5が復活。
ザ・ロックとの世紀の一世に敗れたばかりでモチベーションの上がらぬジョン・シナを、エッジ(引退)が叱咤激励。ブレイク前のギラギラした気持ちを取り戻そうと、シナはヒール時代に使っていた“鎖”を再び手に取りレスナー戦へ挑む。
シナとレスナーは同い年の34歳。WWEデビューも2002年と同じ年。但しレスナーはスーパールーキーとして現れ史上最年少王者記録(当時)を樹立。一方のシナは下部番組「ベロシティ」等で実績を重ねてデビューとなった。
このカードの“予習”として押さえておくべき試合があります。
2003年4月PPV「バックラッシュ」で行われた「ブロック・レスナーvsジョン・シナ」のタイトルマッチ。
■ Brock Lesnar vs John Cena - Backlash 2003 HD - YouTube
既に風格のあるレスナー。シナはラッパー系ヒール。見た目にも格の差がアリアリ。
レスナーは試合前に負った傷を“鉄階段”への攻撃で大きく開き、かないの出血をしてしまう。それでも試合はF5で完勝。
2004年にレスナーはWWE退団。NFL挑戦後、UFCへ。
シナがWWE王者となりクルクル回るスピナーベルトを巻き始めるのは2005年ぐらいから。
そして8年ぶりにレスナーがWWE復帰。
まさかの対戦が実現。
■Extreme Rules 4/29/12 [ Wrestling Heart WWE News ]
■12/04/29 WWE EXTREME RULES [ Major League Zone ver. 3 Annex ] ←会場生観戦のレポート!日本語です。
■4.29(現地時間) WWE PPV「エクストリームルールズ2012」
▼メインイベント エクストリーム・ルールズ
○ジョン・シナ(17分46秒 鉄階段へのアティチュード・アジャストメント→体)●ブロック・レスナー
レスナーはオープンフィンガーグローブ着用のMMAスタイルで登場。
試合序盤からレスナーが圧倒。マウントのような形でレスナーのえぐい肘打ちがシナの顔面に何度もヒット。
これでシナが大流血。2003年の試合とは逆。
レスナーの猛攻は止まらず。因縁の鉄階段をリング上に持ち込み、シナをボコボコにしていく。
しかしシナはチェーン攻撃から逆転。鉄階段へのAAで勝利をもぎ取る。
いろいろと難しい試合であったにも関わらず、観戦された方の評価は悪くないようです。
大河ドラマを見せてくれた感じか。日本での放送が楽しみすぎます。
▼全てはジョン・シナを真のカリスマにするための戦略では?という妄想▼
これでジョン・シナの評価が上がってくれたら嬉しい話。
「レッスルマニア」のシナvsロック、見た方でそれぞれ意見は違うと思いますが…私はシナに感情移入できました。ロックがスタミナ切れで厳しかったこともあり(中盤から常に口を開けてファイト)、堂々とした試合ぶりは素晴らしかったです。今回のレスナー戦もシナ勝利を願っておりました。もう勝たせてあげたい、と。
「シナ・サック」と叫んでいた人も気持ちが少しは変わったのでは?
…これが全てWWEの戦略だったら凄いですね(笑)。
なぜロックは無謀とも言える30分のロングマッチに挑んだのか。1年通してリングで闘い続けるスーパースターの凄さ・強さ、それを世界中に見せつける。ことが目的だったのでは…?と妄想。外様に頼っているようで、実は常に「ジョン・シナ物語」を意識している。
とはいえレッスルマニアでの黒星は大きいですから、別の理由であんな試合になった可能性は十分。
とにかく今回のブロック・レスナー戦で観客の反応に変化があるかどうかも気にして見てみたいと思います。
試合後のジョン・シナは、珍しくマイクで観客に感謝の言葉を告げている。
▼ジョン・シナ、長期離脱か?という噂も…▼
シナの今後には期待大なのだが…なんと、この試合で腕を怪我したとの話が。
■ WWE.com: John Cena injured against Brock Lesnar at Extreme Rules
↑こちらに治療を受けるシナの様子の動画がupされています。
もちろん、もともと欠場予定だった可能性もある。
さて、どうなるか。
▼そのほかも好試合続き▼
シナvsレスナー以外のも、CMパンクvsクリス・ジェリコ、ケインvsランディ・オートン、シェイマスvsダニエル・ブライアンなど好試合続>
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