“KAIENTAIスタイル”をもっと叫べ!〜明日はKAIENTAI-DOJO10周年・後楽園ホール大会
(04/07 インディー)
TAKAみちのく
 ※挑戦者・JOEが新王者に
 週刊プロレスで鈴木健記者が高く評価していたことをよく記憶しています。
 実際、テレビで見て素晴らしい試合でした。
 雪崩式ブレーンバスターという今では特別珍しくない技でフィニッシュをとるための31分。フィニッシュへの説得力は十分。
 そしてK-DOJO旗揚げ以来の課題「本当の意味でのTAKAみちのく超え」もクリアしていた試合。
 「KAIENTAIスタイル」は、ぼんやりとした理想ではなく、既にお手本とすべき形ができている。
 でも、これってもう6年前の話なんですね。その間に、なぜもっと広げることができなかったのか。
 もちろん、6年間の間にも素晴らしい試合は幾つもあります。昨年の「火野裕士vs真霜拳號」も激闘でした(ネットプロレス大賞2011・ベストバウト部門16位)。退団したレスラーも各団体で評価も高く活躍している。
 でも、火野裕士は「埋もれた才能」と言われてしまう。
 インディー団体の場合、どうしても「明るく楽しい話題」の方が分かりやすいので拡散する。「イイ試合」はちょっと強調しておかないと埋もれやすい。

 「真霜拳號vsTAKAみちのく」で、改めてプロレスファンを唸らせ、「KAIENTAIスタイル」を叫んでほしい。
 苦しいなかでも応援続けたファンが誇りを持てるモノ、見せてください。

 K-DOJOは観客数を実数で公開している。レイナアリーナ(旧BlueField)の興行では「えっ」と驚くような観客数のときもある。それでもちゃんと発表している。
 こういう団体は幸せになってほしい。

 一つ二つ注文つけるなら…旗揚げ時に比べると、レスラーのキャラクターの作り込みが浅いかなぁ…という気もしたりして。
 あと、団体旗揚げしてしばらく続けていた「ラリアット・パワーボム禁止」の暗黙ルールも、KAIENTAIスタイルの象徴として復活させてはどうだろう。他団体の選手もK-DOJOではダメ、ぐらいに徹底すれば、分かりやすく「K-DOJOでしか見られないもの」が伝わると思うが(実際にやるのは相当難しいけどね…)。

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 本当は観戦予定だったのだが行けなくなった…。
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