谷川EPがK−1と決別、Twitterアカウント名を「新谷川貞治」に変更〜K−1関連の現状まとめ
(04/06 K-1)
 4月5日午後3時、予告されていた谷川貞治イベントプロデューサーの重大発表がFEG公式サイトにupされました。
 K−1との決別を宣言。



▼石井和義館長とは何ヶ月も会っていない▼

 発表はこちら。
FEG OFFICIAL WEBSITE | K-1の現状と今後について -- 谷川貞治より
 単なるリリースではなく、語りかけるように説明されていく。ちょっとブログ風でもある。
 これから内容についてまとめますが、できればリンク先の文章を直接読んでください。印象が変わってくるかもしれません。

 では発言の内容をまとめます。

K-1の現状と今後について
@「私が、ここのところ表に出ていなかったのは、K-1の新体制ができるまで状況が二転三転し、ハッキリしたことが皆さんに言えなかったからです」。

@脱税による石井和義館長の逮捕からFEGは生まれた。興行は好調だったが、多額の税金やファイトマネーの高騰、昨今のテレビ業界が激変するなかで次第に資金繰りが苦しくなっていった。

@脱税しているうので銀行からの借り入れもできない。

@新オーナー探しが始まり、フィールズが手を挙げてくれるがうまくいかず。その後マレーシアのスポーツエージェントの「TSA」、中国の投資ファンド「PUJI」、韓国の投資家・金健一(キム・ゴンイル)氏、日本のファンド、マカオのカジノ・ホテルなど、多くの投資家が数十億円の金額を提示してくれたりしたが解決できず。

@今年になってようやくJASDAC上場会社である「EMCOM」が、「K-1グローバル・ホールディングス」という子会社を香港に設立し、石井館長ならびにK-1の商標を担保として押さえていた株式会社バルビゾンとの契約が合意に至り、K-1の商標権が「K-1グローバル・ホールディングス」に移行。

@「金会長(K-1グローバル)は投資家としては凄い方だと聞いておりますが、格闘技に関してはまったくの素人の方です。ですから、早く専門的なプロデューサーを決めたほうがいいでしょうね」。


@「結果、FEGだけが取り残されてしまう形になったので、それをほったらかしにしてK-1を手伝うことはできません。迷惑をかけたまま、FEGを死なすわけにはいかないのです。ですから、私はもうK-1をプロデュースする立場にはありません」。

@谷川氏はK−1のプロデューサーを降りる。今後、関係しない。

@FEGは残る。

@ファイトマネーなどの未払いは、K−1グローバルが少しずつ解決していっている。

@谷川氏は「新しい格闘技コンテンツ」を作る。「はっきり言って、これは格闘技界の新たな革命になりうると自信を持っています」。

@選手・関係者、そしてDREAMスタッフに感謝の言葉。

@石井和義氏とは何ヶ月も会っていない。


 K−1との決別宣言。
 谷川さんの発言をそのまま受け取れば、同情してしまう点もある。「そんなことはない」という人もいるでしょう。。
 新しく始める格闘技コンテンツとは? テレビ向けの企画っぽいですね。

 谷川さんの発言からK−1の現状をまとめる。


K−1関連の現状

<K−1グローバル・ホールディングス>
K-1 OFFICIAL WEBSITE FROM 2012
 EMKOM傘下。代表取締・金健一氏。
 石井和義氏も参加。いわゆる「新K−1・石井館長派」もここになる(中国進出は消滅?)。
 K−1甲子園も行う。

 ↓こちらもK−1グローバルが行う。
新生K-1が賞金総額200万ドルを掲げた世界大会開催を発表 [ スポーツナビ ]  
★大会予定
◆5月27日 「K-1 WORLD MAX『2012 K−1 RISING!』」をスペインで開催。(ワンマッチ?)
◆6月〜9月 ヘビー級&ミドル級世界大会の予選をヨーロッパ、アジアで開催。
◆9月(初旬) アメリカ予選をロサンゼルスで開催。
◆10月(下旬)  「K−1 World GP FINAL16(準決勝戦)」をアジアで開催。
◆11月 K-1 WORLD MAX決勝戦(優勝賞金30万ドル)」をアジアで開催。
◆12月  「K−1 World GP決勝戦(優勝賞金100万ドル)」をアメリカ・ニューヨークで開催。

<It's showtime>
www.fight.nl
 サイモン・ルッソ代表。ヨーロッパ最大のキックボクシング団体。日本でも興行開催。
 新生K−1とは協力関係を結んだ。

<グローリー>
 バス・ブーン(ゴールデン・グローリー代表)が中心となって立ち上げる立ち技イベント。
 ピーター・アーツ、ジェロム・レ・バンナ、ジョルジオ・ペトロシアンが契約。
 「It's show time」とはオランダ国内でライバル関係。

<谷川貞治さんプロデュースの新格闘技コンテンツ>
 詳細不明。
 「これは格闘技界の新たな革命になりうると自信を持っています」。 

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