WWE“TENSAI”プロモに謎?の日本人登場〜元K-DOJO・SAKAMOTO、異例のスピード1軍入りか
(03/30 WWE)
 いろいろ話題のWWE・ニューカマー「TENSAI」、その登場予告PV第2弾が今週のRAWで放送されました。
 なお、この記事には若干のネタバレがあります。

▼正式契約から約1ヶ月でTV登場?▼

 まず「TENSAI(テンサイ)」という名前ですが、WWEサイトによると「LORD TENSAI(ロード・テンサイ)」が正しいリニグネームのようです。
 ブシロードのロード…ではなく、「支配者・主人・君主」などを意味する。

 では最新プロモをご覧ください。

Lord Tensai Promo 2 - WWE RAW - YouTube



 これでジャイアント・バーナードさんでなかったらビックリだ。
 なんだか部屋が日本というより中国っぽい…。相変わらずだなぁ。

 PVには日本人が登場。こちらは顔がはっきり映りました。
 K-DOJOからトライアウトでWWEへの道を掴んだ、サカモト(KAZMA)であります。

 これはとんでもない大抜擢。
KAZMA - Wikipedia
 サカモトことKAZMAとジローこと滝澤大志がK-DOJOを離れ、WWE2軍団体FCWに登場したのは2011年10〜11月頃。
 2012年2月にWWEと正式ディベロップメント契約(2軍選手契約)。
 サカモト選手は契約から約1ヶ月での1軍登場となる。通常ではあり得ません。
 ヨシ・タツ選手の場合、2008年9月にWWE契約を発表(サインした時期は不明)、1軍(ECW)デユーは2009年6月。約9ヶ月かかっている。
 1ヶ月での昇格は超異例。これは驚いた。

 まだPV出演だけですから、どういったポジションとなるかは分かりません。もしかしたら試合はナシでマネージャー的役割になるかもしれません。
 もしそうであっても、RAWやスマックダウンに登場するだけで十二分に凄いこと。
 正直、実力というよりはラッキーな面が強いと思います。でもこの世界は結果が全て。周りの声など気にせず、このチャンスを活かしてほしい。

 初登場はレッスルマニア翌日のRAWが有力。

▼「TENSAI」というリングネームについて▼

 前週のPVは日本のプロレスファンの間でも大変に話題となりました。
 理由の一つは、ジャイアント・バーナードの新日本プロレス離脱が決定的となったこと。
 もう一つは「テンサイ=天災」という名前のイメージ。

 ハッキリ言って大半の日本人は良い感じしないでしょう。
 湾岸戦争で中東キャラ、911ではアラブ系のキャラを用意したのがWWE。世相をリングに反映することはプロレスとして必要なのかもしれません。
 戦後のプロレスもアメリカ人を空手チョップでなぎ倒す力道山に興奮し勇気を与えられました。しかし…今はプロレスも見方が変わった。
 そしてまだ「震災」は終わっていません。苦しんでいる人はいっぱいいます。
 単に「震災」を憎んでいるだけでもなく、人それぞれで想いは複雑。 
 もう一つ言えば、日本人の気持ちを深く考えたうえで決定したように思えない…。
 できれば今からでも名前は変えて欲しい。
 リングネームやギミックをデビュー後に変更したパターンは幾つかあります。まだ間に合う。
 私としては、メールかTwitterでのリプライによる抗議の意志は示したいと思っています。
 レッスルマニアが近いのがちょっとアレ。あとサカモト選手に何か影響でたらまずいかなぁ…とも思いますが、まぁ、何かやっておきたい気持ちは強い。
 あまり「祭り」的なことを先導したくはありませんが、皆さんもぜひ協力を。
 メアドなどを近く調べてみます。
<コメント>

そのにくき天災をやっつけるジョン・シナ!って展開なら日本人としてもアリだと思いますよ。
投稿者:労災
労災さんの、その読み通りだと思います。
バナさんなりの恩返しなんじゃないでしょうか。
投稿者:えんじ
90年代に「ナチュラル・ディザスターズ」=アースクエイク(ジョン・テンタ)とタイフーン、っていう巨漢タッグチームがいたんですが、「テンサイ」が不謹慎、というより、リングネームのアイデアがショッパイですね。
ハッキリ言って、WWEあんまりアタマ使ってないんと違うかなあ?
投稿者:shin2
>労災さん、えんじさん

そういう形も考えられますが、基本、WWEはアメリカ向けの番組なので…。サカモトが仲間ならば日本人としてどう見ればいいかよく分かりません。
それほど深く考えている気がしないんですよね…。

>shin2さん
WWE側でが語感が気に入っただけかもしれませんね…。
投稿者:
Prev:4.8 DDT・新木場大会で、アントーニオ本多が「ハルク・ホーガン体操第一」披露 / NC
Next:べースボールマガジン社「日本プロレス 激闘60年史」、創刊号が特別定価380円で発売中 / NC
HOME

gуANZX