“月になる男”田村潔司が「ハードヒット」に来場〜佐藤光留は対戦まで辿り着くことができるか
(03/16 DDT)
 佐藤光留の手により復活する「ハードヒット」、超大物の来場が決定。




▼大会タイトル「月になる男達」▼

 3.22ハードヒット・新宿FACE大会に田村潔司が来場。メインイベント(佐藤光留vs川村亮)で花束贈呈を行う。
 佐藤光留は田村をリングに引きずり出したい。

【公開練習】田村来場に光留は「小さな事実で大きな意味を持つ」 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

光留「(田村をハードヒットに引っ張り込むには、第1回を成功させなければならない?)成功ということは第2回がある。失敗ということはこれで終わるということ。ハードヒットは意外と生き残りがかかっている。DDTのいちブランドから離れたことで、高木さんが『じゃあやろうか』という思いつきで行なわれることがなくなった。だから新生ハードヒットは、必要がなければそこで終わってしまうんです。
 田村さんも頃合いを見て来てほしいとは思っていたけど、頃合いがいつかやってくると思っていた自分にゾッとしてしまって。やるならいつだ? 今でしょ!? DDTのブランドから外れたとは言え、ドラマティック・ドリーム・チームなんですよ。じゃあ、いったい何が夢なんだと。
 これだけいろんな選手が闘って、夢のカードってなんなんだと。この選手を上げたら夢があるなというのは、“Uの象徴”田村潔司だと思います。そのためには是が非でも負けることはできないです。その足がかりだけ掴んだんで、離すことだけはしたくない。
 ただ一つ危惧しているのは、田村さんの来場が決まったことで、川村もやる気が出ているんです。それは余計な燃料を注いでしまったなと。ただ、田村さんが動くということは、この業界が動くということだと思っています。小さな事実で大きな意味を持つということです。(勝てば何らかのアクションを起こす?)いきなりマイク掴んで『真剣勝負してください』とは言わないです。“城上”が奇襲かけるのはずるいと思うので」

 1回目から来場を実現。大会タイトルからも強い想いは伝わります。

「ハードヒット 〜月になる男達〜」。

 週刊プロレス・1995年12月19日号(NO.707)の表紙にある言葉が「月になる男」。
 田村潔司が月を見上げている。
 この時の田村はK−1大会でのパトリックス・スミス戦(アルティメットルール)直前。東京ドームでの新日本プロレスvsUインター・対抗戦に参加せず、全く違った形で「U」を背負い闘っていた。同じUインターでも太陽と月、やり方が違った。

 週刊プロレス1621号から佐藤光留の言葉。

 「今のプロレス界も、棚橋・飯伏になりたくて入ってくる。でもああいう逸材は100年に1度しか出てこない。それでも太陽のマネして、体に電球をつけていくのか、自分で勝負していくのか。それを考えたとき、自分は月だと認められる人にハードヒットを名乗ってほしい」。
 ”月”として「自分で勝負」する方法は幾つかあるかもしれないが、ここでは「強さ」で勝負することを指す。
 いわゆる観客ウケの良いスタイルが主流のなかで、「ハードヒット」は独自な道を行く、と考えていいのだろうか。

 大会がどんな内容となるかはまだ分かりません。強さを競うプロレスを表現できるのか、そして田村潔司に届くのか。
 田村潔司来場で、興行に大きなテーマが生まれたこおは間違いない。
 佐藤光留が「UWFのリバイバルではない」と語っている点も注目。

▼全対戦カード決定▼

田村潔司来場/3月22日ハードヒット新宿決定全カード [ DDTプロレスリング公式サイト ]

■3.22 ハードヒット / 新宿FACE
<決定カード>
○メインイベント 15分1本勝負
佐藤光留(パンクラスMISSION) 対 川村亮(パンクラスism)
○セミファイナル 15分1本勝負
HARASHIMA(DDT) 対 中村大介(U-FILE CAMP)
○第5試合 10分1本勝負
中澤マイケル(DDT) 対 坂口征夫(坂口道場一族)
○第4試合 10分1本勝負
窪田幸生(坂口道場一族) 対 那須晃太郎(U-FILE CAMP)
○第3試合 掌底ルール(10分1本勝負)
木高イサミ(ユニオン) 対 タノムサク鳥羽(フリー)
○第2試合 10分1本勝負
間下隼人(リアルジャパン) 対 タケシマケンヂ(スポルティーバ・エンターテイメント)
○第1試合 10分1本勝負
関根龍一(KAIENTAI-DOJO) 対 KEI山宮(GRABAKA)
他、ダークマッチ1〜2試合あり

 間下vsタケシマ、窪田vs那須が追加に。
 ダーク・マッチにジ・アウトシアダーで活躍するシバター選手が出場するらしい。

【公開練習】田村来場に光留は「小さな事実で大きな意味を持つ」 [ DDTプロレスリング公式サイト ]
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