デイナ・ホワイト「とにかく今日の観衆は素晴らしかった」〜UFC144今更まとめ
(03/03 プロレス・ニュースクリップ)
ていい大会でした。

▼“世界で一番強い奴を決める”は分かりやすくインパクトある最強テーマ▼

 デイナ・ホイワトのコメントでもあるように、この日は予想以上の盛り上がりとなりました。
 「総合格闘技を見る」という点で日本は他国より歴史があります。試合をしっかり見て、選手をリスペクトする。その姿勢が会場にいて気持ちいい。それを世界の人が見ているかと思えば更に嬉しく思えてくる。
 好勝負となったメインイベント、最終ラウンドが始まる前には拍手が自然発生した。もう鳥肌モノの光景でしたね。

 報道によっては「超満員」としているところもありますが、自分の周りは空席あったりで…まぁ満遍なくは埋まっていました。当日券もだいぶ出たようです。
 「日本格闘技の現状+午前中開始+日本では知名度低い選手によるメイン」という難しい条件が重なり、それでもこれだけ入れば万々歳ですよね。
 お客さんが集まった理由を考えると…やはり「最強を決める」というテーマは格闘技において重要なんでしょうね(階級別ではあるが)。特に1万人以上のビッグイベントではそうなるか。
 「元気ですか!!」の青木真也vs北岡悟によるストーリーに沿った闘いも凄く面白い。でも一般層向けの分かりやすさとインパクトでは「現時点で、ここが最強を決める場所」とくる方が断然上。PRIDEもK−1も一番強い男を決めてましたからね。
 ホントに無責任なことを言わせてもらうなら、日本がUFCの傘下になるのが一番なんです。UFCジャパンのブランド立ち上げてもらって、本興行が年2回、ジャパンが年4回ぐらい興行やれば十分でしょう。ジャパンで勝ち上がると本興行に出られる形。
 「最強=ベルト」へのピラミッドが見えれば、選手・ファン・マスコミにとって分かりやすい。プロレスもそですが「何を目標に闘うのか」をファンに示すのは重傷です。
 困るのは、今、興行を主催している人々。まぁ簡単にはいきません。
 でも久々に「最強」を決める場に立ち会い、それに相応しい名勝負を見られたことには感動した。素人目にも「お前ら確かに強い!レベル違う!」と分かります。
 そういう中で生き残っているマーク・ハントは素晴らしいなぁ。
 今回の良い評判は次回大会に繋がりそう。更に良いショーを期待します。マッチメイクは手を抜かないでくれー。



 一つだけ改善してほしい点、ラウンド開始時に何か合図を鳴らしてほしい。
 テレビだと実況アナが「第2R始まりました」と告げてくれるので分かるのだが、生観戦では「ん?始まった?始まってる?…ああ、始まってた」という感じで最後まで慣れず。
 盛り上がりを考えても必要だと思うが。
 アメリカでも、プロレスやボクシングで試合・ラウンド開始ゴングは定着しているし、なぜ合図ないのかは不思議。他の国のUFCファンは変に思ったことないのだろうか?
(End)
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