新日本プロレス、ユークスからブシロードへ譲渡〜今後は地上波TV戦略に力入れる?
(02/01 新日本プロレス)
あり、「今回の全株式を譲渡することで当社と新日本プロレスがより一層発展する最善の方策である」と判断。今回の譲渡決定となった
 これにより、新日本プロレスリングはユークスの連結子会社から外れます。また、ユークスから取締役2名と執行役員1名が監査役を兼任していましたが、1月31日付けで全員辞任。「アントニオ猪木」の肖像や所属選手の肖像など、独占的に使用する権利も合意解約となります。譲渡価額は500百万円。
 新日本プロレス自体は10億円近い債務超過を抱えながらも2年連続で黒字を達成する勢い。但しユークスは赤字で…。

■そのほか
@譲渡価額は5億円で、ユークスが保有する1000万株を全てブシロードへ譲渡する。

@テレビ朝日などの大株主や個人株主から株を買い取り、または無償譲渡を求めた。1月27日に一定のめどがつく。

@2月29日に新日本プロレスの戦略発表会を行う。

@新日本プロレスを題材とした30〜50代向けのカードゲームを制作中。

@「カードファイト!! ヴァンガード」第7弾のTV-CMにプロレスラーを起用する予定。

@新日本プロレス取締役会長としてブシロードGP代表取締役社長の木谷高明が就任。

@それ以外で、新日本プロレスの組織と体制は変わらず。

@テレビ朝日とは良い関係を続けていきたい。

@木谷社長はメディア(TVなど)を今後どうするのかが重要と語る。

@木谷社長「“露出を増やす”“いいものをよりい多くの人に見せて行く”ということを、全力でやっていきたいと思っています」。

@木谷社長「選手一人一人もそれぞれの世界一を目指していただいて、会社全体としてもレスリングカンパニーとして世界一を目指す。僕は“打倒WWE”をしたいと思っていますので。凄く尊敬しているビンス・マクマホンに勝ちたいです! 団体として勝ちたいと思っていますので、」。


■ブシロードとは?
ブシロード - Wikipedia
 創立4年目、上場はしていない。
 カードゲームで大ブレイク。
 昨年の年商は約65億円。ユークスの年商は約37億円。
 昨年は5月にプロレス自主興行「ブシロードレスリング」開催。長島☆自演乙☆雄一郎と関係が深い。
 ZERO1のスポンサーでもあった。そのほか、多くのプロレス・格闘技に協賛。
 昨年のG1クライマックスの冠スポンサー。

5.5ブシロードレスリング・後楽園、速報まとめ | ブラックアイ2

<ブシロード公式サイトの発表>
株式会社ブシロード - 新日本プロレスリング株式会社の子会社化に関するお知らせ
 ↑子会社となる会社の概要、 取得株式数及び取得前後の所有株式の状況など。

<ゲーム関連サイトなどの記事>
4Gamer.net ― ブシロードがプロレスリングカンパニーとしても世界一を目指す! 新日本プロレスのオーナーが,ユークスからブシロードに
「プロレスもヴァンガる」新日本プロレスリングの株式をブシロードGPが取得――新日本プロレスを題材にしたカードゲームを今秋発売 - 電撃オンライン
ユークス、新日本プロレス全株式をブシロードに5億円で譲渡【追記あり】 | Social Game Info

<そのほかマトメ>
新日本プロレス親会社がブシロードに交代ニュースまとめ〜“マイナス10億円の会社”を5億円で買う: カクトウログ
多重ロマンチック:新日本プロレスのオーナーがユークスからブシロードへ!

 ブシロードが新しい会社だけにどこまで信用できるのかは正直分かりませんが(ゲーム業界も全く疎いので)、財政的にユークスを上回るわけで、基本的に悪い話ではありません。
 木谷社長の発言を見ると、メディアに力を入れていくように感じる。
 ワールドプロレスリングの放送時間がもっと早くなり、1時間になり、ネット地域も増えれば万々歳なのだが…。
 木谷社長と言えば、東スポ・柴田さんにそっくりで、結構な「出たがり」としても有名なようです。
 実際、昨年5月に開催されたブシロードレスリングでは「キッダーニ男爵」なる別人格キャラで興行にも登場。
 「必要以上に口を挟んでくるのでは?」と心配するプロレスファンの声がちらほら。
 まぁ、もう決まったことだし常識人であることを祈るしかありません。
 何が変わるのか、変わらないのか。悪くしようと思って動く人はいないはず。

 団体買収というと、未だにSWSを思い出しネガティブなイメージをもたれる方が多そう。しかし昭和レスラーより間違いなくハードなファイトを続けているレスラー達には、もっと金銭面で幸せになってほしいじゃないですか。どんな企業でもいいとは言いませんが、信頼できるところなら買収も…。
 テレビが期待できない今となっては、プロ野球のような団体ごとスポンサードする形が一番かもしれない。
 但し団体側がタニマチ感覚ではダ>
[P.2/3]
<コメント>

これで新日本プロレスからは、ゴツゴツとした戦いが完全に消えるわけですね。
エンタメプロレス好きにはいいかも知れませんね。私は全く魅力を感じません。

痛みが伝わるゴツゴツした激しい戦い、それがプロレスです。
新日本は会社の存続のために戦いを捨てたのです。
投稿者:猪木に捨てられた新日本
>猪木に捨てられた新日本さん
>これで新日本プロレスからは、ゴツゴツとした戦いが完全に消えるわけですね

木谷氏の発言からすると、それはないようですね。試合数は減らすかもしれませんが。
個人的には「痛みが伝わるゴツゴツした激しい闘い」=「プロレス」という考えは少し違います。
究極としては睨み合いだけで観客が満足できてしまうようなものがベストです。1試合の内容だけでは絶対に味わえない興奮…ちょっと説明しにくいのですが。
投稿者:
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