“NHK紅白出場プロレスラー”ノリ・ダ・ファンキーシビレサス、その生き様が伝わり始める〜大谷晋二?と一騎打ち
(01/31 いろいろ)
 入江茂弘、彰人、マンモス半田、ミスター6号などなど、個性豊かなレスラーを次々と生み出す名古屋プロレス界、注目すべき選手はまだまだ存在する。
 「ミュージシャンとして紅白歌合戦出場」という経歴がありながら2010年にプロレスラーとしてデビュー、派手な売り出しはせず地道に前座で経験を積んでいたノリ・ダ・ファンキーシビレサスが、キャリア最大の相手と一騎打ちを行った。



▼どうして、こんな痛くて辛い世界へ来たのか?▼

ノリ・ダ・ファンキーシビレサス [ たこ焼きマシン.com ]
 ヒップホップループ「nobodyknows+」のMCとして活動も、プロレスラーになる夢を叶えるためトレーニングを積み、2010年5月5日にプロレスデビュー。その後も名古屋スポルティーバアリナを中心に試合を続けている。
 芸能人プロレスラー的な枠ではなく、一人の新人レスラーとして地道に経験を重ねている。

 先週末に大一番、大谷晋二?とシングルマッチを行いました。

 その試合の動画がUSTREAMアーアカイブとして残っています。
 ぜひチェックを。

1月28日(土)土プロDX ノリ・ダ・ファンキージビレサス VS 大谷晋二郎 [ USTREAM ]

 詳しい観戦記はこちら。
1/28 スポルティーバ 「土プロDX」 Sportiva Arena [ たこ焼きマシン.com ]

■1.28 スポルティーバエンターテイメント「土プロDX」 / 愛知・スポルティーバアリーナ
▼第4試合 
 ○大谷晋二?(19分51秒 逆片エビ固め→レフェリーストップ)●ノリ・ダ・ファンキーシビレサス
 実力差は歴然。しかし大谷にも、観客にも、伝わる何かがあった試合。
 大谷、試合後マイク。

大谷「ノリさん、今日初めて会って、試合をさせてもらいました。ひとつどうしても訊きたいことがあって試合をさせていただきました。

 たくさんのファンがいる、ミュージシャンだと聞きました。
 なのに、どうしてこんな痛くて辛い世界に来たのか?
 それを知りたくて戦ったけれど、試合で分かった気がします。

 マイクの発言と近い内容のことを、大谷選手はブログにも綴っています。
大谷晋二郎のオフィシャルブログ 【炎の刃 大谷晋二郎】 powered by ZERO1: ノリ・ダ・ファンキーシビレサスという男。

 昨日のスポルティーバ名古屋大会で僕が闘った対戦相手はノリ・ダ・ファンキーシビレサス選手。
 数年前にミュージシャンとして成功し明るい未来が見えていたという男。
 それでもどうしてもプロレスへの思いを断ち切れずプロレスラーへの道を志したというノリ・ダ・ファンキーシビレサス選手。
 普通に考えるとミュージシャンとして明るい未来が見えていたにも関わらず何故に痛くて辛いことが多いと思われるプロレスラーを選んだのであろうと思っても不思議ではない。

 しかし僕は思う。
 こういった普通の考えを超越したこだわりや信念を持った人間が人の心を揺さ振るのではなかろうか。
 そしていざ試合が始まり、僕の中で心に響くことが何度もあった。
 何度場外へ蹴り落としても凄まじい形相で這い上がってくる。
 試合終盤、僕が何度顔を蹴りあげようと決して音をあげず泣きながら立ち上がってくる。
 僕はその闘いぶりを見て彼がなぜミュージシャンでの成功を捨てプロレスラーを目指したのかがわかった気がした。
 最後、僕に正座をしながら頭を下げるファンキーシビレサス選手にプロレスラーとしての明るい未来を感じた。
 ぜひファンキーシビレサス選手にこれだけは伝えたい。

 今はプロレス界へ飛び込んだばかりで辛いことや痛いことばかりかもしれない。
 でもプロレス界は他のどんな業界にも負けないものがあるんだ。
 一所懸命頑張り続ければいつか必ず「プロレスラーになってよかった!」と思う日がやってくる。
 うん!みんなみんな頑張ろうp(^^)q

 恵まれてるとは言えない時代であってもプロレスラーを志す者は続々現れる。今だからこそのレスラーとしての生き様。心揺さぶられる人は必ずいるはず。
 
 まだプロレスラーとしては線が細いし発展途上な感じです。ただ受けっぷりやワイルド感ある攻撃ぶりはなかなかのもの。大谷晋二?と19分闘ったことは大きな自信になったはず。
 これをキッカケに名前も知られていくように思います。プロレス界以外から注目される可能性もあるでしょう。

▼まだ名古屋には凄い選手がいる!!▼

 この日の興行では、驚きのレスラーも登場。
1/28 土プロDX :第3試合



 この完成度…。

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