メール投票の投票内容一覧〜1 (2011年)
(01/08 General)
まで実績でも実力でも格上の存在だったハルクに対し真っ向から激しい打ち合いを挑んでいく。両者の気持ちの入った1つ1つの動きに観客が呼応し、場内はもの凄い盛り上がり。ハイテンションの攻防で両者が最高の輝きを放ち、キャリア最高の一戦といっても過言ではない名勝負を生み出した。
3位:KO-D無差別級選手権
ディック東郷 VS 飯伏幸太
DDT「Judgement 2011」(3/27 後楽園ホール)
東郷がその長いキャリアの中で鍛え上げた熟練のテクニックを見せれば、飯伏が常識を覆すような型破りな動きで対抗。全く違う2人のスタイルが化学反応を起こし、観る者を未知の領域へと誘っていく。覚醒した飯伏が東郷を追い込むが、最後は東郷が飯伏のお株を奪うような驚愕の新技を披露。3ヶ月後に国内引退を控えているとは思えない強さと独創性で、プロレス界新時代の象徴を退けた。
最優秀タッグ
1位:CIMA & リコシェ(ドラゴン・ゲート)
2011年のドラゲーマットで目覚まし成長と活躍を見せたリコシェ。その成長度合いは脅威的なものであり、今や世界でも屈指のハイフライヤーとなった。そのリコシェを導いたのがCIMAであり、2人のタッグはまるで師弟関係を思わせるものだった。
次々と連なっていく連係、独創的なムーブの数々、そして観る者を魅了してやまないリコシェのハイフライングなどどれをとっても超一級品。PAC、吉野正人、ドラゴンキッドらと繰り広げたツインゲート戦はどれもドラゴンゲートにしかできない素晴らしい大空中戦だった。かつて土井吉、クネスカ、アライワ、マライサといった名タッグが作り上げてきたドラゲーのタッグ戦線。それがこの2人によって新たな次元へ突入したことを感じさせてくれた。
2位:関本大介 & 岡林裕二(大日本プロレス)
飯伏幸太がジュニアというカテゴリーの中でインディーの選手がメジャーでも通用することを証明したのに対し、ヘビー級の世界でそれをやってのけたのがこの2人だった。普段はあまり戦うことのない自分たちより身体の大きな相手に対し、真っ向から立ち向かい力でねじ伏せようとする様は見応えがあり、メジャーとインディーの対抗戦の原点を見るような思いだった。そんなに何試合も見た訳ではないが、これだけ活躍されると入れない訳にはいかない。
3位:Nightmare Violence Connection(ケビン・スティーン & 戸澤陽)(PWG)
今やインディー界で最も物議を醸す男となったスティーンと、ハイテンションで暴れ回る戸澤によってPWGで結成された奇跡のタッグチーム。2人で組んで行った試合は片手で足りる程しかないが、観る者を魅了して止まないその戦いぶりは記憶に残る素晴らしいものだった。
新人賞
1位:アーチバルド・ペック(CHIKARA)
CHIKARAマットに突如現れた軍人楽隊キャラの男。その胡散臭さと個性的なキャラクターでファンの心を掴み、ヒールであるにも関わらず大声援を受けるようになった。長い手足を活かした様々な攻撃は独特のもので面白い。マスコット・キャラクターであるコルト・カバニーの投入など話題にも事欠かず、すっかりその魅力にやられてしまった。
2位:高尾蒼馬(DDT)
初のヒール転向で当初は本人にも戸惑いがあり批判の対象となっていたが、ユニットのリーダーというポジションを試行錯誤しながら務め上げた。高い評価ができる内容ではなかったが、初のKO-D挑戦からフェイスターンという見事な着地を見せた。
3位:リッチ・スワン(DRAGON GATE USA)
Roninの3人の中で唯一日本のドラゲーマットに定着。試合で高い身体能力から驚きのムーヴを見せる傍ら、ラップや歌でファンの心を掴み「陽気な外国人」という独自のポジションを築きつつある。参戦当初に比べると技の精度も随分上がっており、PACとリコシェに続く存在として今後の更なる活躍が期待される。
最優秀興行
1位:PWG「STEEN WOLF」(10/22 カリフォルニア州レセダ)
2011年は毎回のように素晴らしいショーを作り出してきたPWGが生み出した最高の大会。第1試合から場内はもの凄い盛り上がり、次々と好試合が連発されるとメインではインディー界きってのライバル同士であるエル・ジェネリコとケビン・スティーンがラダーマッチでMatch of the Year級の名勝負を展開。さらにメイン戦後にかつてPWGの象徴的存在だったスーパー・ドラゴンが復帰という超絶サプライズ。クオリティ、盛り上がり、サプライズ、全てを満たしたPWG史上に残る名大会。
2位:DDT「Judgement 2011」(3/27 後楽園ホール)
大震災直後に行われたDDTの後楽園大会。まだ「こんな時にプロレスをやっていいのか?」といった世論が残る中、「プロレスで日本を元気にしたい」という強い信念を持って興行を開催。節電の為スクリーンが使えないことを逆に利用したりといった持ち前のアイデアを見せると、バラエティに富んだ試合でDDTらしい楽しい雰囲気を作る。そして最後>
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