苦しみ乗り越え棚橋弘至V10達成、永田裕志が「黒目式腕固め」披露?〜12.4新日本・愛知県体大会結果
(12/05 新日本プロレス)
ベンジできない。俺は一体なんなんだ?もう俺、前見えない。なにを見て走ればいいのか、よくわかんなくなちゃうけど……ただ中邑!中邑!逃がさねぇからな!中邑!逃がさねぇからな!待っとけよ」
▼第10試合=メイン IWGPヘビー級選手権
○棚橋弘至(30分16秒 ハイフライフロー→片)●永田裕志
※王者・棚橋がV10(防衛最多記録タイ)
・試合後、鈴木みのるがリングに現れ挑戦をアピール。→その様子
・棚橋:試合後コメント「最後、リング上に、鈴木みのるが来ましたけど、あらためて言いたいのは、『新日本プロレス、ナメんじゃねぇぞ』ということ。バカにしたって、俺はいいけど、このIWGPのベルトだけは、バカにさせないっす」
・棚橋「俺は、これからも、プロレスをもっと盛り上げて、もっとクソ有名になって、プロレスを! みんなが誇れるようにするんで、これからもよろしくお願いします!! ……じゃあ、最後に!! 愛知のみなさ〜ん、愛してま〜す!!」
いろいろありました。興行としては大成功に終わったようです。
自分は録画したPPVをメインとセミだけ見ました。
どちらも大熱戦。棚橋・内藤と、コンディションに不安を抱えた2人が強力すぎる相手に真っ向ぶつかりあい。明暗は分かれるも、体が万全でないからこそリアルな感情がよく見えたと思います。
胸を負傷(本人は「もう問題ない」)している棚橋弘至が、それでもハイフライフローを放ち、自爆し、追い込まれる。更に腕攻めが効いたか何かあったのか、中盤は片手が使えない状態で闘っていたように見えた(後半は動いていた)。それても「裏投げ」という新兵器から形勢逆転(棚橋は勝利の鍵となるポイントをしっかり観客に伝えてくれる)。耐えて耐えて執念の勝利。
解説の金沢さん(だったかな?)も語ってましたが、こういう試合こそ東北の被災者に見せてあげたい。
内藤選手の腕は大きく腫れ上がっていました。ケガではなく傷口からばい菌が入り腫れる頭滑液包炎。
凄まじく痛いそうです。
序盤に自ら放ったドロップキックで痛み再発。それでも試合終盤には切れのある動きを連発そていた。
中邑のボマイェをカウンターで丸め込んだカサドーラ(飛びつき前方回転エビ固め)はお見事。
敗戦後は痛みと悔しさからリングをのたうち回っていた…。
果たして再戦はあるのか?
▼野上アナ、青義軍ストーリーは続く▼
今大会では、こんなことも。
・永田:試合後コメント
野上アナ「この闘いを前に、一番苦しかった、新日本を支えてきた、あの時代の事は頭によぎりましたか?」
永田「あれがあるから、俺は闘っていけるんだよ。何度でも立ち上がる。あそこで、あのとき、正面切って闘ったのがあるから、どんな状況でも立ち上がれる。俺は必ず立ち上がるぞ。野上!野上、俺は必ず立ち上がるぞ! 俺は必ず立ち上がって、もう1度IWGP挑戦する。そしてベルトを獲る。それまでしっかり力つけて」
野上アナ「ハイ!」
永田「次も、実況頼むぞ!」(と言って、永田は野上アナの肩を抱く)
野上アナ「永田さん!本当に“生き様”見せて頂きました!」
永田「これからだ!俺の生き様は!」(と言って控室へ)
野上アナ「ありがとうございます!」
※注意:野上アナはこの試合の実況を担当していません。
PPV放送ラスト
野上アナ「永田選手は『もう一度IWGPに挑戦するぞ』と僕に言ってくれまして、あの…ホントに自分のことで僭越なんですが、永田さんとずっと青義軍でやってきて、やっぱり実況したいな、という気持ちがホントあったんですが、今回は実力不足で、IWGP戦をしゃべることは許されなかったんですけど、永田さんが最後に、『もう一度IWGP挑戦するから、そのときまでお前も実況の力を上げろよ』と言ってくれたんですね。
リング上は、人生を投影するものだと永田さんいつもおっしゃるんです、生き様だと。負けてから立ち上がるということをいつも永田さんには教えてもらいますし、だからこそ棚橋選手も永田選手を尊敬するところがあるんでしょうね」。
ある意味、野上アナも「敗者」。永田さんと共に這い上がるドラマをここから見せるのです。
個人的には、もう今回メインやってもいい気はしました。理由は省略。
▼永田さん、黒目式腕折り▼
永田さんと言えば白目!
それが今回は「黒目式」の腕折りを披露。実況・解説陣が「これは黒目式だ!」と断言。
「ブラックアイ」としては見逃すわけにいかない!
これが黒目式!
…黒目が大きく見えるという感じ。正面から見たいですねぇ。
新たなレパートリーになるか?
▼東京ドームのカードは?▼
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