最後まで“やりすぎ”&笑顔、楽しませてくれた澤宗紀に感謝〜11.9ZERO1・後楽園大会
(11/12 ゼロワン)
りもより明るく、そして賑やかで楽しいものにしてくれることを、彼と関わったプロレスラーたちに強く望みたい。

13年前から引退後2日経った現在までの澤宗紀 [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE Ken@suzuki.txtのブログ ]

 新狭山のショーパブで酔っ払い客を相手にプロレスを見せていた男は、気がつけば多くのプレイヤーや関係者、そしてファンに思い入れを持たれる存在となっていた。どんなに辛く苦しいことや、理不尽なことがあっても彼が他人を恨んだり、人のせいにしたところは私の知る限り見た記憶がない。おそらく怨念、嫌悪、悪意といったネガティヴな感情を持つのが性に合わないのだろう。それだけに「唯一嫌いな男」というスルガマナブ逆説的に特別な存在と言えた。この点は情念の二文字を背負う石川とまったくもって対照的である。
 ただ、そのどちらが欠けてもバトラーツは生き長らえることはできなかった。石川のコンプレックスが土台となり、その上に澤が万人を惹きつけるポジティヴなカラーを上塗りしてこそ、2005年以後のバトラーツはバトラーツたり得たのだ。11月5日の解散をもって、正式には澤もフリーとなった。しかし、あと4日だけ格闘探偵団を名乗ることに誰が異論などあろうか。石川をはじめとする藤原組からの捨て猫たちによって始まったバトラーツ。その名を最後の最後まで名乗り続けたのは、澤宗紀。かかわった者それぞれの愛する思いはあったとしても、その事実は覆せない。だからこそFMWの三文字を荒井昌一社長が持っていったように、あるいは田村潔司を「UWFたったひとりの現在形」と称したように、私は澤こそがバトラーツであると結論づけるべきなのだと思う。


 かくして、澤宗紀のラストランはゴールを迎えた。一連の過程を作品とするならば、私はディック東郷の国内引退時に匹敵するほどの完成度だと思う。これほどまでに澤宗紀らしく、かつこれほどまでに澤宗紀でなければ不可能な引退試合…そもそも自分の引き際においてバカなことのプライオリティーが高いだけでも、ほかの誰も発想できまい。日高の隣で、放っておけばいつまでもバカなことを言い続けそうな澤を見つめながら、私は9月30日の公開インタビューで本人に聞いたことを思い起こしていた。

「プロレスの枠だったから許されたバカなことが、引退したらできなくなってしまうかもしれません。これからは、どうやってバカなことを続けていくんですか?」

 こんなことをプロレスラーに聞くこと自体どうかしているのだが、澤の返答は「あっ! そこまで考えていませんでした、ワハハハハッ」と、もっとどうかしていた。しかし、いざ本当にプロレス界からこの男が去っていった今、重要なことに気づいてしまった。

「澤宗紀を追い続けることによって、みんなでバカなことをやるのがこんなにも楽しいと知ってしまった我々は、これから何でそれに対するモチベーションを満たせばいのだろう――」

澤宗紀選手引退試合。 [ ドージョーアッパレ告知コーナー! ]

 大量の紙テープに囲まれて満面の笑み。「この選手の姿は、もう二度と目にしないだろうな」という、妙な説得力が感じられた。つまり、「やりすぎた」ということだろう。
「これだけの試合をするんだ、まだまだ出来るだろう!」と惜しまれながらの引退は、元気が魅力の澤選手らしい最後だったといえるかもしれない。いつ終わってもおかしくないくらい全身全霊で闘ってきた澤選手、楽しく激しい試合をありがとうございました。

2011年11月09日 ZERO1「YARISUGI FOREVER ?」後楽園ホール観戦記特別編 [ ぐりふぉんの一番長い一日 ]

 と言う事で最後の最後までいつも通りの澤宗紀だったせいか、今日で彼が引退すると言う実感は自分の中では未だに皆無です。恐らく数ヵ月後、はたまた1年後くらいになってからいきなり来たりするんだろうなぁ…と自分では思ってます。まぁそれも彼らしいような気がするので良いのかなと。
 でも実感が沸かないとはいえ、これだけは言っておかないと。
自分は澤宗紀と言うレスラーがいたからこそ今こうしてプロレスを追い続けています。貴方がいたからこそ、今の自分は存在する。貴方に会えて本当に良かったです。


 最後に。


 この日は南側イス席を3列目までしか使わないコンパクトバージョン。
 しかし用意された席は全て埋まりチケットは完売。
 自分のツイッターTLを見ていると、当日券が買えず泣く泣く帰ったという人がかなりいた。
 通常の後楽園ならまだしも、座席はあるのに使えないという状況が残念すぎる。引退試合ですから…。
 「前売りで買っておけ」と言われそうですが…>
[P.3/4]
<コメント>

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投稿者:Sherry Lemon
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