ウルトラマン・ロビンとメフィラス星人が歴史的握手〜版権切れて抗争完全終結
(07/06 インディー)
 “怪獣の版権が切れる”という理由でメフィラス星人やゼットンの参戦がラストとなることで注目されていた大会。
 貴重な画像付き観戦記を紹介。
 長きに渡って続いた抗争も終結。プロレスの抗争が完全に決着するというのはヒジョーに珍しいことである。

▼試合“後”にダダ、ゼットン乱入▼

 観戦記の前に、紹介済みですがゲンダイで取り上げられたウルトラマンロビン記事をもう一度貼っておく。
 いきなりロビンの本名がズドン。
円谷プロがただひとり正式公認したプロレスラー ウルトラマンロビン [ ゲンダイネット - livedoor スポーツ ]

 いったい、どんないきさつでウルトラマンロビンになったのか?

「30年くらい前かな。円谷プロの3代目社長の円谷皐さんが名古屋のホテルに泊まられたとき、押しかけていったんです。もちろん、初対面でした。ダメもとで“プロレスでウルトラマンをやりたいんです”とお願いしたところ、“いいですよ”と、その場でお墨付きをくださった。ついでに怪獣キャラの覆面レスラーについても快諾をいただきました」

 SGPにはお馴染みの怪獣「ダダ」「ゼットン」「メフィラス星人」「ガッツ星人」「ヤプール」といった怪獣レスラーがいて、ロビンと死闘を繰り広げた。だが、この5月に怪獣レスラーの版権が切れ、今後は使えなくなる。

 おそらく円谷プロの経営母体が変わったことで何かしら事情が違ってきたのかも。
 ちなみに「ウルトラマン・ロビン」に関しては、「長く使っているから特別に許可する」というような話だったと記憶している(サムライTV「インディーのお仕事」でロビンが語っていたような…)。
 とにかく最終決戦へ。
 怪獣達との別れの時。

 公式結果が見つからなかったので(週プロモバイルにもない)、試合時間・決め技は不明です。
SGPプロレス『ウルトラマンロビン20周年記念プレミアムマッチ』 [ ひたすら、適当にテキトーに ]

■7月3日 SGP / 愛知・スポルティーバアリーナ
 「ウルトラマンロビン20周年記念プレミアムマッチ」

▼メイン
 ○ウルトラマン・ロビン(体固め)●メフィラス星人
@フィニッシュ技=雪崩式のアバランシュ・ホールド?

@試合後、ダダ、ゼットンが乱入。

@更に、レオナ(華名)と青柳政司がロビンを助けに現れる。

@急遽、6人タッグに。


▼6人タッグマッチ
 ○ウルトラマン・ロビン、青柳政司、レオナ(フォール勝ち)●メフィラス星人、ダダ、ゼットン
@試合後、ロビンとメフィラス星人が握手。

@大会後、ロビン、怪獣らとの撮影会開催(試合前にも行われた)。
 

 ロビンが連勝という形で幕を閉じた。
 なぜ誠心会館・青柳館長がいるのかはよく分かりません。かつてロビンのコスプレしたことあったなぁ。

 インディーマニアの注目点としては、SGPの定番「再試合」までの流れに変化が。
 これまでは「怪獣乱入→無効試合→タッグマッチで再試合」が鉄板の黄金パターンであった。
 これが今回は「ロビン勝利→怪獣乱入→特別試合」という形に変わった。
 ここに「最終回」のプレミアを感じずにはいられない。誰がなんと言おうが感じます。
 ああ、怪獣達との抗争は本当に終わってしまうのですね…。
 もうちょっといろいろネタを仕込むこともできたように思うが…いいんです、これで。

 怪獣消えてもSGPは続く。

 ロビンさんは来年の「満20周年」に向けて(!)大きな動きがあるとのこと。詳しくは今秋のマンモスフリーマーケットで記者発表するそうなのでまた観に行くしかないな。
 新展開に期待!
 
 なお、この日のロビンさんは、このあとすぐに東京へ移動。
 ユニオンプロレスに参戦、保持しているSGP認定グローバルジュニアヘビー級王座の防衛戦を行った。
七夕、4日前でも願いは叶う!2 [ DDTプロレスリング公式サイト ]

▼セミファイナル SGP認定グローバルジュニアヘビー級選手権試合 3分10R
 ○大家健(3R0分18秒 首固め)●ウルトラマン・ロビン
 ※王者・ロビンが2度目の防衛に失敗、大家が第4代王者に認定。
 王座転落。
 リベンジの舞台はどこか?
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