前哨戦は敗れても永田裕志優勢か?それはそれで諏訪魔にはオイシイ〜5.15全日本・後楽園大会観戦記
(05/17 全日本プロレス)
 約1ヶ月後の6.19両国大会に向かい様々な動きのあった全日本・後楽園大会、前哨戦の枠を超え、なかなか興味深いぶつかり合いもあった。




▼永田「こんな戦いを毎日やってきたんだから、第三世代は」▼

王者・諏訪魔が永田をバックドロップで挑発、武藤のピンチにムタ出現! KENSOが両国で召還予告 [ スポーツナビ ]
5.15全日本プロレス・後楽園大会、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]

■6.15 全日本プロレス/東京・後楽園ホール (1900人・満員)
▼第7試合=メイン
 ○諏訪魔、船木誠勝(22分42秒 バックドロップ・ホールド)永田裕志、●中西学
@試合後マイク:永田「諏訪魔、おまえのフィニッシュがバックドロップだとは知らなかったよ。おまえのフィニッシュホールドはラストライドだと思ってたよ。全然知らなかった。オレはおまえがファンの頃から使ってる。おまえとは年季が違うんだよ」

@諏訪魔「おい、新日本のバックドロップと全日本のバックドロップでは本気さが違うんだよ。

@永田が試合後、諏訪魔にいろいろダメダシ「バックドロップなんて誰が使おうといいんだよ」「こんな戦いを毎日やってきたんだから、第三世代は」→試合後会見


 諏訪魔vs永田の三冠前哨戦であったが、予想外というか予想通りというか、野人・中西学が目立ちまくっておりました。
 諏訪魔というリミッターを外せる相手を見つけ、いつも以上のド迫力ファイト。
 序盤の力比べでは諏訪魔が中西を上回るシーンもあったが、ちょっと今回は勝敗以外の部分ではやられてしまった感もある。
 “強さ”を売りにする諏訪魔がベテランの域にある第3世代勢を捻りあげ、同世代との抗争をぶち上げる…なんて流れを見ているが、永田も中西も強いですねぇ。 
 以下は前週刊プロレス編集長でアマレスの実績もある佐久間一彦さんツイート。
Twitter / @佐久間一彦

 諏訪魔&船木vs永田&中西戦、序盤のグレコローマン流の差し合いの攻防に永田さんのうまさと強さが見えた。たぶん、諏訪魔が一番わかってると思うし、一番悔しい部分だと思う。三冠戦での逆襲に期待。
 永田がグレコ出身、諏訪魔がフリースタイル出身の差はあれど、自信がなければ諏訪魔も挑まない。これは悔しい。
 ただ、諏訪魔という男は、高山・鈴木・船木といった自分より経験値が高くて強いレスラーと正面から闘い、それを超えることで更に強くなったことを繰り返しここまで来ました。永田戦は更なる進化へ向けオイシイ相手とも言える。
 諏訪魔の凄いところは、マニアックな目線だけでなく、誰が見ても「この人は強い」と思わせる説得力を試合で出してきたこと。
 果たして、両国の永田戦で同じことができるのか?

 あと、昨日の試合で気になったのは、中西学がロープに飛ぶのを2回拒否しているんです。
 船木に飛ばされるのを拒否したのは、もしかしたらUWFvs新日本への何かしらメッセージが込められているのか?と妄想してしまうが、諏訪魔が投げようとしても拒否したからよく分からない(笑)。何かロープワークに関するこだわりでもあるんですかね?

▼ムタ&KENSOの世界タッグ挑戦決定▼

 一夜明けて、いろいろカード発表。

復活グレート・ムタが世界タッグ王座挑戦=6.19全日本・両国で4大王座戦 [ スポーツナビ ]
Kitaa! Drift,Drift,Drift KENSOまみれ [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE Ken@suzuki.txt ]

「RISE UP TOUR 2011」最終戦試合形式変更
★5月29日(日)兵庫・神戸サンボーホール(16:00)
▼ウィップ・アス・ランバージャックデスマッチ
 KENSOvsスーパー・ヘイト
※ウィップ・アス・ランバージャックデスマッチ…ウィップは叩く、アスはお尻ということで、KENSO言うところの「お尻ペンペン」。場外に落ちた選手はベルトを持ったセコンド陣に叩かれるランバージャック形式の試合。ちなみにKENSOはその絡みづらさが災いしてか「全日本に友達がいない」ため、全日本勢に助太刀を求めている

「CROSS OVER 2011」決定カード
★6月12日(日)東京・後楽園ホール(12:00)
▼世界ジュニアヘビー級王座次々期挑戦者決定戦〜ナンバーワン・コンテンダー・ラダーマッチ〜(時間無制限)
 カズ・ハヤシvs近藤修司vs大和ヒロシvsBUSHIvsMAZADAvsスーパー・ヘイト
 ※フォール、ギブアップを奪われた選手は退場。リング中央に吊るされた次々期挑戦者権利書の入ったケースを獲った者が勝利となる

「2011プロレスLOVE in両国Vol.12」
★6月19日(日)東京・両国国技館(16:00)
▼三冠ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
 [王者]諏訪魔vs永田裕志[挑戦者]

【追加決定】
▼世界タッグ選手権試合(60分1本勝負)
 [王者>
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