秋山準がチャンピオン・カーニバルBブロック単独トップ〜真田聖也を賞讃した理由とは
(04/10 全日本プロレス)
ったのは残念。それでも時折、恐ろしいインパクトの打撃を見せるから驚く。


 ぜひともリマッチをお願いしたいが、舞台はどうなるか? 永田さんが優勝すれば6月の全日本・両国で三冠戦もありそうだが…秋山準もいる。
 このチャンピオンカーニバルにおける秋山準の安定度はホントに素晴らしい。それぞれの対戦相手に合わせ意味ある試合をやっている。
 ジョー・ドーリング戦も、相手のパワーを全開に引き出したうえでの丸め込み。コンディションも問題ないようだし、逆ブロック側選手との対戦も見たくなってしまう。
 何気に船木誠勝vs大森隆男が好試合。もしかしたら、プロレス転向以来の船木の試合で、ここまでプロレスっぽい攻防をやったのは初めてかも。ダイビング・ボディアタックは驚いたなぁ。
 早くも脱落してしまったが浜亮太もイイ試合をやっていた。
 それぞれの試合に個性があって面白い興行でした。



▼秋山準が真田聖也を評価した理由▼

 今日の3日目もGAORAの生放送で観戦。
 セミの秋山準vs真田聖也、前半は秋山が厳しい攻め。後半は真田が盛り返す。ちょっと真田の攻めは綺麗すぎるのがアレかなぁと思っていたが、秋山選手はこんな理由で真田選手を評価した。

 プロ格DXから。

 試合後は秋山自ら真田に握手を求め、真田も握り返して頭を下げた。「いいね。マスクもいいし、気持ちもいいし、(自身の全日本時代と同じ)ブルー履いてるしね」。そう真田を評価した秋山は、「試合中も(真田は)京平さんに『張れ! 張れ!』って言われてたんだけど、張り返してこなかった。俺はあれが正解だと思う。上の人間とやって、『張れ! 張れ!』って言われたら、たいてい張りますよ。そしたら、ほぼ全員(お客さんを)喜ばすことができるから。でも、そこで簡単な道に逃げることがなかった。やっぱり青履いてるだけのことはある。気持ち良かったです」と我が道を行くホープの気概を賞賛した。

 「張り手で沸かすことは簡単」という話はノアでも誰かと対戦したときに語っていたはず。なるほど。
 それにしても京平さんw

 船木誠勝vs永田裕志、やや呆気ないフィニッシュではあったが妙な“間”が緊張感生んで退屈はしなかった。
 前日の諏訪魔戦で永田さんはこんなコメントを出している。

永田「確かに力強さという点はすごいですね。昨日(のKONO戦で)も感じたけど、新日本にはない力強さは感じました。それはダメージのひとつひとつにきてますね。ただ、間がちょっとゆっくりだから、もうちょっと強烈な攻撃がこないとオレは回復しちゃうよって。間がちょっとウチの棚橋とか中邑とやる時に比べると、若干間が空くんでね。そこを、その間がゆとりを持って見れたというかね。まだまだ若い者には……『オレの春は終わっていない』って昨日も言ったはずですよ」

 間が違うというのはよく分かります。最近の新日本は試合展開速いですね。
 で、この発言を船木が聞いたのかどうかは分かりませんが、今日の船木はいつも以上にジックリ間を作り試合をしていたように思う。
 座ってる船木に永田が蹴り。でも船木は微動だにせず永田を睨むだけ。そしてユラリと立ち上がり組みつきにいく。
 「なんだこりゃ」と思ったであろう永田さん、試合後には「面白かった」とのコメントを出しています。
 こういう試合は活字でちゃんと伝えられる人が必要なのかなぁ。
(End)
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