あの大暴動から約1年、富豪2夢路がネパールプロレス参戦へ〜NHKのネパールプロレス特集はヤラセ?
(02/24 いろいろ)
ない事実かもしれんが、
この際、日本人が小さな優越感を得るための理屈なんかどうでもいい。
■ 二番町 [ 夢バカ日誌 ]
「アジアンスマイル」についてのつづき。
東京の番組制作会社は、現地のネパール人調査員から
「プロレスのこよを調べてるんなら先日、日本からフゴフゴとウメザワのカンパイボーイズが来たぞ。」
という情報を得て、東京の俺に辿り着き尋ねてきた。
ひとしきり資料を提供し、現地の話しをしたら
「じゃあ、ヒマラヤンタイガーのことはないことにしましょう。」
と。
番組コンセプトとは違う存在。日本人の想定外の存在だったのだからしょうがない。
(略)
ただ、「向こうでプロレスをやると嫌でも人は集まってくるよ」と説明したが
制作会社は
「ローカルインディー的な(制作会社はプロレスをあまりご存知ない方だったので、みちのくプロレス的なという表現をした)、小さい会場で、田舎をまわって、チケットを売って、走り回って苦労しているところをとりたいんです。」と言ってきかなかった。
ネパールに行く前から、ネパールの現状とは関係なく番組はできあがっていたのだ。
「そんなものはおそらくない。地方をまわれるように今基盤づくりをしているところだ」と言ったら
「いくらまでは出せます。そのときだけでいいんですよね。若手だけでやってくれれば。」と…。
「お金を使うんなら、彼らのひとりを日本に呼んでがんばっているところを撮るのはどうか。」
とも提案したが
「現地でとらなきゃ意味がないんですよね。」と却下。
ま、それはその通りだろう(笑)。
(略)
なぜ、俺が今さらこんなことを言うのか。
番組制作会社は「そのときだけ」の番組のコンセプトを守らなきゃいかんが、
俺たちは「ずっと」プロレスを守らなきゃいかんからだ。
そして、現地のボルテージ最高潮のプロレスを体感した日本人は今のところ俺とスモーキクの2人だけ。
俺たちが伝えないとなにも伝わらない。
少しおしゃべりすぎるくらいがちょうどいい(澤家家訓より引用)。
俺は現地で彼らに
「この国のプロレスは今現在、とても理想的な形にあることを君たちはわからないかもしれないが肝に命じなければならない。アメリカにも日本にもこんな環境はない。なぜならこの国のプロレスは始まったばかりで、ひとつにまとまっているからだ。分裂するな。君たちは、これからこの国のプロレスを守らなきゃいけないと思うよ。」
と伝えてきた。
それが、日本の番組制作会社の都合のためだけに
分裂を手助けしたうえに、チープに映ったんじゃあ笑い話にもならない。
責任を感じてしまうのも致し方ななかろう。
番組が完成して、その影響だとか、みなさんの反応だとかがでるまで、ひとしきり待ってから、
俺が日本人が大切にする「和」を崩す可能性があることを覚悟して書いのは、
「ずっと」プロレスを守らなきゃいかんからだ。
そして自覚しなければいけない。
俺の大好きな母国日本はアジアのイッチバンはじっこにチョコンとある小さな島国なんだ。
傲慢な考えをもっていると、ほんとに近い将来、国ごと痛い目にあうと思う。
富豪2さんの発言だけで判断するのはフェアではないかもしれない。しかし…。皆さんはどう思われましたでしょうか。
(End)
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