あの大暴動から約1年、富豪２夢路がネパールプロレス参戦へ〜NHKのネパールプロレス特集はヤラセ？
(02/24 いろいろ)
　約1年前に当ブログでお伝えしたネパールプロレス、皆さん覚えてますか？
■ 2010年3月31日：プロレスEXPO2010 inネパール、初日はまさかの大暴動！2日目は観衆1万5000人 ［ プロレス専門BLOG：ブラックアイ２ ］
　ヒマラヤン・タイガーが中心となり「プロレスEXPO」の大会として開催。
　初日はヒールレスラーの凶器攻撃に観客が激怒、暴動に。ニュース番組にレスラーが出演し、プロレスがどういうものなのかを説明した。
　場所を変えての２回目の興行では、大平原が人で埋め尽くされる大盛況で大成功。
　日本から参戦したカンパイボーイズの富豪２夢路さんがブログで詳細をレポートしてくれた。
　そしてまた今年も…。

▼プロレスEXPO主催ではないらしい▼

　富豪２さんブログでは、ネパールからオファーが届いた様子が、梶原一騎 ワールドを思わせる描写で明かされています。　
■ 新宿駅東口 ［ 夢バカ日誌 ］
■ 市ヶ谷 ［ 夢バカ日誌 ］
■ 銀座一丁目 ［ 夢バカ日誌 ］
■ 有楽町 ［ 夢バカ日誌 ］
■ 麹町 ［ 夢バカ日誌 ］
■ 市ヶ谷 ［ 夢バカ日誌 ］

　ネパールで会った男が日本に現れ「ヒマラヤン・タイガーが日本代表に君を指名した、ネパールに行け！」。
　渋々、富豪２さんも日本での試合予定を変更してネパール行きを決める。
　しかし…2月23日の時点でまだ旅券の手続きなどに関する連絡がないそうで。こりゃ中止もありそうですな。
　こちら↓が大会のポスター（サイトのキャプ？）。
■http://livedoor.blogimg.jp/fugofugoyumeji/imgs/c/d/cdb4943e.jpg
　「プロレスEXPO」の文字はナシ。
　しかし対戦カードは昨年と同じ「ヒマラヤン・タイガーvsビッグ・ビトー（元WWE）」。
　あとは女子プロレスもあるみたい。

　開催日は…ええっとネパール暦？
　「14th Falgun」は・・・日本時間で2月26か27日かな？　もうギリギリですな…。カトマンズで行われる。
　その6日後にも興行。
　前回がいろいろあっただけに、今回も内容が凄く気になります。
　果たして無事に開催されるのか。そしてプロレスEXPOはどうなったのか？

▼ＮＨＫのドキュメント「アジアンスマイル」にヤラセ？▼

　富豪２さんブログを読むと、もう一つ重要なことが明かされていた。
　昨年末にＮＨＫで放送され、当ブログでも紹介したネパール・プロレスを追うドキュメント番組に関して。
■ NHK｜アジアンスマイル - 「ヒーローになりたくて」 --ネパール プロレス物語--
　マックス・ビーなる青年が立ち上げたプロレス団体を追う内容。
　練習に来ない仲間、ヒールを嫌がる職業警官のレスラー、スポンサー探しに奔走…などプロレスを根付かせようとマックスが奮闘する姿が描かれていた。
　“プロレスの裏側”があっさり紹介されていたのも驚きました。
　この番組の担当者は、富豪２さんにも話を聞いていたんだそうです。
　その内容が…。

　引用は一部なのでリンク先で全文を確認してください。
■ 市ヶ谷 ［ 夢バカ日誌 ］
　俺が一番言いたいこと。
　それは番組制作会社が
　　　　「アジアの若者が苦労しながら頑張っている姿を番組にしたい。」
　という方針に
　忠実すぎるくらいに、事実を曲げて番組をつくっているということだ。
　矛盾がある。三年前に立ち上げて今年初めて開催とは意味がわからない。
　一般層の日本人に手頃な感動を与える、確かにいい番組だった。感動したとの声も聞いた。

　確かにMAX-Bは若手の中ではスター性のある若者だから、番組制作会社が目をつけたのもうなづける。
　ただ、ネパールにおいて「マイナー」なのは「彼ら」であって「プロレス」ではない。
　事実、彼らはヒマラヤンタイガーのおかげで、撮影以前に二万人の大歓声をうけているが、
　こんなサクセスシーンは番組上必要ないのだ。
　ただ昨年の「プロレスEXPO in NEPAL」と「アジアンスマイル」を一緒にされたら
　たまったもんじゃない。
　もう一回言う。
　ほんとにたまったもんじゃないのだ。

　番組の中でヒマラヤンタイガー、ビックビトー、カンパイボーイズの存在は一切登場しない。
　MAX-BがバンプマンTシャツを着ていたくらいだ。
　番組制作時、「ネパールプロレスの父」ヒマラヤンタイガーはインドにレスリングスクールをつくるために
　ネパールを数ヶ月留守にしていた。
　その間にMAX-Bが、日本の番組制作会社の援助のもと
　内緒で番組方針に沿った小さい大会をやった。

　仲間のレスラーのわがままに振り回さたわけではなく、仲間たちは
　「ヒマラヤンタイガーがいないときに、こんなことをやっていいのか。」と協力を拒んだのだ。
　スポンサーにしても「ヒマラヤンタイガーがいないなら」と、つかないのだ。
　番組制作上は明かされた>
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