2.20 SYLE-E・西調布大会観戦記〜調布発で上を目指す団体
(02/22 インディー)
 土曜日に観戦したSTYLE-E・西調布格闘技アリーナの感想です。
 自分は初観戦。前から気にはなっていたのですが、なかなか予定合わず行けなかった。




▼STYLE-Eとは?(一応)▼

『西調布バレンタイン☆ときめきビターチョコバトル』全試合結果 [ 調布のプロレス STYLE-Eオフィシャルウェブサイト ]
2.19 STYLE-E・西調布大会速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]

 自分が初観戦なので当ブログでもちゃんと紹介するのは初。一応、団体を紹介。
 STYLE-Eは田村潔司が主催する「U-FILE CAMP」の出身選手によって旗揚げされたプロレス団体。キック・サブミッションを得意とする選手は多いが、基本的にロープワークも場外乱闘もある通常のプロレスをしている。
 ちなみにU-FILE系では大久保一樹選手を中心とした「頑固プロレス」という団体もある。同じジム系の団体ではあるが、カラーはかなり違うとの話。こちらも一度観に来たい。




 U-FILEの道場でもある「西調布格闘技アリーナ」で月1回定期的に興行を開催。昨年は初めて新木場1stRINGに進出し、満員の観客を集めた。
 軍団抗争のストーリーが中心のようだが、ちょうど現在は軍団再編成中。複雑には感じず。
 団体トップのチャンピオンは竹田誠志。プロレスデビュー前は総合格闘家として活躍、ZSTのレギュラー選手としてディファ有明大会のメインイベントで闘ったこともある。現在はデスマッチファイターとして大日本プロレスのビッグマッチ・メインにも登場している。

▼次回大会は2000円▼

 観衆発表は満員マークつかない113人でしたが、用意されていた席はほとんど埋まっていた。なかなかの人気。
 観戦前からその評判の良さは聞いていたが、インディー会場にありがちな斜に構えたファンは少なく、皆さん純粋にリングの動きに一喜一憂して楽しんでいる印象。
 常連のファンが多いようで、例えばこの日、元STYLE-Eの翔太がサプライズとして久々に登場すると、全員とは言わないが多くの人がちゃんと意味を分かってるようだった。良い大会を継続している証拠でしょう。
 試合のスタイルも幅広く、レベルも低くないし、イイ若手もいるし、取りあえず今回は文句を付けるところがない。
 褒めてばかりいると気持ち悪いが、まぁ、動いているのを初めて見るレスラーも何人かいたし、物珍しさもあって本当に楽しめました。
 ダメだったのは、スパーク青木の頭に落ちたタライがショボかったぐらいです(笑)。

 セミの「田村和宏&那須晃太郎 vs 佐々木恭介&妻木洋夫」が盛り上がった。
 試合の中心は「田村vs佐々木」の先輩後輩抗争なのだが、若手の那須・妻木(ユニオン所属)が埋没せずに存在感をしっかり試合で出せた。
 那須晃太郎は昨年9月のデビュー。約半年のキャリアであれだけやれば大したもの。
 那須・妻木の蹴り合戦が凄まじい。会場が狭いこともあって破裂音が腹まで響く。




 西調布格闘技アリーナという会場がまた独特。
 天井が低く、トップコーナーに立てば余裕で手がついてしまう。それでもココを主戦場としている選手はスイスイと飛んでみせる。
 珍しくないダイビング技も、この会場なら天井の低さにどう対応するかが試されるので見せ場となる。
 リングの段差がまったくないので、場外を使った技もいろいろバリエーションありそう。お客さんが多いので大変ですが。




 メイン登場の末吉利啓はトップコーナーから場外へ向かい躊躇することなくダイブ。高さが出せない分飛距離で驚かせた。
 対する竹田誠志は場外から鉄柱を使い足を痛めつける。



 足責めが効いて最後もアンクルホールドで勝利。
 知名度も経験値もある竹田誠志が王者としてドンと構えているのも大きい(最近はスランプぎみだったようですが)。
 彼がいるいないで興行の厚みも随分違ってくると思う。




 次回の大会は全席2000円で勝負。
STYLE-E7周年大会情報 [ 調布のプロレス STYLE-Eオフィシャルウェブサイト ]

■STYLE-E旗揚げ7周年記念興行
3月19日(土)西調布格闘技アリーナ[18:30開場/19:00開始]
全席自由2000円(当日は500円増)/高校生以下無料※高校生以下の方は当日、身分を証明できるものをご持参下さい。
後援:星建設株式会社/一新助家/シーセブン/Rプランニング/ニアス
【決定分対戦カード】
▼STYLE-E無差別級選手権試合 60分1本勝負
 竹田誠志(王者) vs 藤田MI太郎(挑戦者)
▼シングルマッチ 60分1本勝負
 田村和宏 vs 佐々木恭介
 本気で上を目指すべく新たな挑戦。
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