週刊プロレス・インタビューでの里村明衣子の“問いかけ”に華名が返答
(02/06 女子プロレス)
発売中の週刊プロレス誌上で、センダイガールズの里村明衣子選手が、近くシングルで対戦する華名選手に向け“問いかけ”を行っています。
「華名選手、今日は耳の痛いことを言いますよ」と大きな見出しが打たれ、マニフェストやファイトスタイルについての疑問を語っています。
▼マニフェストを掲げた以上は貫かなきゃいけないものがあるはず▼
2人は2月13日に対戦します。
■ 2.13 トリプルテイルズ プロデュース興行 [ 華名ネット ]
■2.13 トリプルテイルズ興行/大阪・アゼリア大正(13時開始)
▼メインイベント:華名VS里村明衣子
週プロのインタビューを全て載せるわけにはいかないので発言の一部を紹介。
週刊プロレス NO.1564 里村明衣子発言
・マニフェストは私(里村)を含めた女子プロレス批判、「里村さんは別格です」と言われても違和感がある。
・サムライTVを見ていたら、スローモーションでずっと胸を触られ続けている試合があった。マニフェストを掲げた以上は貫かなきゃいけないものがあるはず。
・私はアジャコング、ダイナマイト関西、北斗晶、長与千種にも勝った、しかし本当の意味で自分の時代を作ることはできなかった。そんな私に勝ったぐらいでトップに立てると思ってるなら、彼女はわかっていないにもほどがある。
・私に勝ったらそのあとはどうするんですか?
・私からの提言。私に勝つことができたら彼女の批判してきた選手と対戦してください。具体的に名前を挙げると…(選手名は週刊プロレス誌上で確認を)。
この発言は一部です。全文は週刊プロレスを購入して確認してください。
これに対して、華名選手がブログで返答をupしています。
リンク先で全文確認してください。
■ 里村インタビューについて [ 華名ブロ2 ]
ここからは私の意見。
自信を持って返答しているのは立派ですが…個人的にはもう一つ納得がいかない。
一番、引っかかったのはココ。
少なくとも、私が里村選手に勝利した暁には、イオちゃんや美央ちゃん達のようにチャレンジスピリッツ溢れる若い選手たちにナチュラルにバトンを繋ぐ事が使命だと思っています。プロレス意外にも生きるすべを持っているからこそプレゼント出来る最高のプロレスがあると。
「若い選手に繋ぐ」というのはマニフェストに沿った素晴らしいことですが、「里村選手に勝つ」ことの意味をどうとらえているのかがよく分からない。
里村発言「私はアジャコング、ダイナマイト関西、北斗晶、長与千種にも勝った、しかし本当の意味で自分の時代を作ることはできなかった。そんな私に勝ったぐらいでトップに立てると思ってるなら、彼女はわかっていないにもほどがある」。
里村選手自身が「自分に勝ってもトップじゃないよ」と言っている。でも華名選手は里村勝利を一つのゴールと設定しているように感じる。
このギャップをどう埋めるのか。
ジャンルのトップに立つということは大変ですよ。勝敗以外のプラスα大事だし、「トップはキミ!」と指名されてもファンが認めなければダメだし。
正直、薄っぺらく感じてしまう。
あと、女子プロレス全体に向けてマニフェストを掲げたわけだから、個人だけじゃなく、ジャンル全体の底上げに繋がる発言も、もう少しほしい。
男性レスラーと闘うことは、華名選手が目指すレスリングに付き合える相手が女子にいないためと、女子プロレスファン以外への知名度upを狙ってのものだと見ています。
でも結局は女子プロレスに戻ってくるわけで、そこで何をするか、もう少し具体的に語って欲しい。
もっと女子の中に「同志」が必要と感じるのですが。柴雷姉妹以外にも。
でも、こういう意見をぶつけ合う機会が生まれたのはいいことです。
なんだか「マニフェスト」って言葉だけが先行しちゃって、その内容まで議論される機会は少なかったように思います。
今回のこれで話題に再び火が付けばいいでしょう。
あと、僕はアンチじゃないですからねw
<コメント>
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