スターバックvsスペル・クレイジー〜まったく違う道で身につけたプロレスがぶつかり合う軌跡
(01/28 WNC・スマッシュ)
 土曜日はスマッシュが新宿FACEで昼夜興行開催(翌日には初の大阪大会も)。TAJIRIvsスペル・クレイジー、元WWE・セリーナ、小路晃ラストマッチなど話題。
 個人的には、夜興行で行われる「スターバックvsスペル・クレイジー」の外国人対決に注目。
 これ、試合展開が予想つきません。




▼スターバックの源流はカルガリー▼

SMASH(スマッシュ) OFFICIAL WEBSITE|対戦カード
TAJIRIが語る1・29『SMASH.12』完全ガイド [ Smash News ]
TAJIRIが語る1・29『SMASH.13』完全ガイド [ Smash News ]

■1.29昼 「SMASH.12」 新宿FACE
▼FCFチャンピオンシップ
 TAJIRI(c) vs スペル・クレイジー
▼シングルマッチ
 スターバック vs マイケル・コバック

■1.29夜 「SMASH.13」 新宿FACE
▼TAJIRI vs マイケル・コバック
 ※TAJIRIが王者の場合、FCEチャンピオンシップ
▼スターバック vs スペル・クレイジー
 ※クレイジーが王者の場合、FCFチャンピオンシップ。そうでない場合は、ハードコアマッチ。

 4選手が昼夜で入れかわり対戦。ベルトの行方も気になるところ。
 “スターバックの天敵”マイケル・コバックが王者クラス相手にも強さを見せつけるのか。

 そんななかでポンと組まれた「スターバックvsスペル・クレイジー」が面白そう。
 フィンランドとメキシコ。海外の実力者が日本で戦う図は最近じゃ珍しい。
 また2人のファイトスタイルがまったく違う点も興味深い。クラシカルなスターバックに、ルチャから始まりハードコアでも何でもこなすクレイジー。
 噛み合う保証がないところにそそられる。

 両者の経歴を簡単に並べてみる。
 驚いたことに2人は同い年。

<ソース元>
・スマッシュ・JCBホールのパンフレット掲載スターバック・インタビュー。
・ゴング・プロレスカラー名鑑
フランシスコ・イスラス - Wikipedia

スペル・クレイジー スターバック 生年月日 1973年12月3日 1973年4月24日 国籍 メキシコ フィンランド、カナダ(二重国籍) 経歴 1993年 実兄サングレ・ゲレーラのコーチを受ける。 カナダで、ランス・ストームらのコーチを受ける。 1994年 プロレス・デビュー。※注1 ランス・ストームを相手にカナダでデビュー 1995年 「レッスル夢ファクトリー」に留学。TAJIRIと初対面。
UWA世界ウェルター級王座奪取。 ロッキー・マウンテン・レスリングで活躍。 1996年 メキシコAAAに移籍。マスクマン「イステリア(初代)」として活躍。 カナダが経済危機。両親の故郷・フィンランドへ移住。
当時のフィンランドにプロレスは無いに等しかった。 1997年 プロモアステカに移籍。素顔に戻る。 イギリス・ドイツ・フランスなどに遠征して試合を行う。
クリス・ジェリコからプロレスビデオなどを送ってもらい研究。 1999年 TAJIRIとの抗争がブレイク。ECWと契約。 2000年 ECW世界TV王座獲得。 2001年 IWAプエルトリコで活躍(ECWは2001年1月で活動停止)。 2002年 新日本プロレスに参戦。 2003年 メキシコ・CMLL参加。 フィンランドに誕生した団体「VPW」に参加も2大会開催ですぐ消滅。
選手らで新たに立ち上げた団体「PWF」に参加 2004年 ZERO-ONEに参戦。 2005年 WWEのトライアウトに合格。WWEと契約。 資金難によりPWF解散。 2006年 シコシスらとのチーム「メキシクールズ」としてWWEで活躍。 スターバックが中心となり「FCF」旗揚げ。 2008年 WWEを自主退団。 2009年 全日本プロレスに参戦。 2010年 11月、SMASH・JCBホール大会参戦。 2月、FCFでTAJIRIと対戦、勝利。
7月、SMASHに初来日。TAJIRIに勝利。
11月、SMASH・JCBホール大会参戦。TAJIRIに敗れFCF王座失う。
 ※注1=ゴング名鑑では「1994年デビュー」とあるが、wikipediaには「1991年デビュー」とある。

 同い年でほぼ同じ時期にデビューしながらも、その道>
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