「マッスルハウス10〜マッスル坂井、負けるから即引退させてくれSP」観戦記・ツイート集
(10/09 DDT)
みっともない、自分の姿は晒さねばならないものだったのだろう。頑張るべきところで頑張れなかった自分の姿を。
その後に登場した鈴木みのるがスローモーションの攻防を坂井と行ったことで、マッスルは一つの到達点に達したと思う。そして坂井から入籍と子供が産まれることの告白。さらに20年後の10月6日に、後楽園ホールでメンバーたちの子供たちによってマッスルハウス11が開催されることが発表された。
■ マッスルハウス10観戦記 「泣いてはいけない」最終興行 [ プチ鹿島ブログ「俺のバカ」 ]
私の興味はただひとつ。最終回でも「笑い」をとりにゆくのか。やっぱり「涙」が全体を覆うのか。
そして、マッスル坂井は笑いをとりにきた。
オープニングVで「笑いキノコを食べてしまった」という茶番を見せ、その失態の罰として「今日はセコンドで試合を見ろ。絶対に笑ってはいけないからな」と厳命される。しかしリング上ではさまざまな笑いの仕掛けが待っている。つい笑うと「坂井、アウト」と、本家「笑ってはいけない」のフォーマットがそのまま繰り広げられる。
爆笑に包まれる会場を見ながら「あぁ、これは“泣いてはいけない”がセットなのだな」と私は勝手に思った。この見立てはハズレてはいないだろう。
最後の試合中マッスル坂井は「入籍し、子どもが生まれてくる」ことを観客に報告した。そして引退セレモニーの挨拶で「20年後の10月6日、選手・観客共に自分たちの子供世代を集めて「マッスルハウス11」を開催します」と言った。
「今日で終わり」「今日で過去」になるはずだったものが「途方もない明るい未来」を提示したのだ。まさにハッピーエンド。
「皆さん、子どもをつくったほうがいいですよ。ボク、実感してるんです。家族や子どものことを思うと、それだけでとても頑張れることを。皆さん、ほんとに持ってみるとわかりますよ」。普通なら重い意味の言葉が、坂井の口から聞くとコロンブスの卵的に新鮮に軽やかに染み入る。
本来の意味なら、マッスルは20年後までは「休眠」だが、しかし休眠どころではない、明日から20年間「リアル充実」になる。家族のために生きる悦びがあるというまさかの展開で。
笑ってはいけない、泣いてはいけない、はすべては過去。湿っぽさはなく、明日からの「生の躍動感」しかそこになかったのである。
いいオチだった。
■ マッスル・ハウス10 〜絶対に笑ってはいけない最終興行〜 [ 中川画伯部屋 ]
一流のプロレスラーは
リング上から喜怒哀楽が伝わって来ます。
マッスル坂井は一流だったと思います。
「プロレスラーに引退は無い!」的なことを
馳浩あたりが言っていたような気がします。
コレはつまり、試合をしていなくても
プロレスラーはプロレスラー!っちゅうことだと思います。
気高く生きろ!ってことだと思います。
マッスル坂井は
いつまでもワタクシの★憧れ MySTAR★です。
■ 2010.10.06 マッスル [ ナムカブアンの行雲流水ブログ ]
興行としては、前半は笑わせ後半シリアス。最後に前半のネタを絡めたオチというマッスルの黄金パターンでした。
泣くほど感動させるようなシーンはなかったが、あんまりシンミリするのもどうかと思うので、良いバランスだったんではないかと。
しかしこのマッスルがもう見れないとは寂しい限り。マッスルの手法を取り入れた人や団体はあれども、こういった興行を作れるのはやはり唯一無二。
金型工場経営が一段落したらまた帰ってきて欲しいですが、今度は新たな作品としての子育てに専念しそうだなぁ。
■ 『マッスルハウス10〜マッスル坂井、負けるから即引退させてくれSP』 [ 替え歌ジャズシンガーの憂鬱―水口 誠 ブログ ]
マッスル坂井氏の引退により「マッスル」という、プロレスに初めて演劇手法を持ち込んだ興行が終わることはとても残念だ。
「マッスル」という無から有を生む、そのコンテンツの育て方には本当に勉強させられた。
鈴木みのる戦での映像の段取り違い(暗転、音楽をレフリー氏が取り消し)は、アングルの中のリアルをみた感ありで、逆に会場のムードが引き締まった。
しかしやはり、そのエンディングには舌をまいた。
■ 『凸凹プロレス』客員編集長が…「マッスルハウス10〜絶対に笑ってはいけない最終興行〜」を観戦していた!! [ 凸凹プロレス ]
コレは私が以前から思っていた、個人的なプロレス観だったのですが…。
『マッスル』というモノは、私の中でずーっと消化出来ないプロレスだったんです。
しかし、昨日の結果を>
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