「マッスルハウス10〜マッスル坂井、負けるから即引退させてくれSP」観戦記・ツイート集
(10/09 DDT)
立ち上げから6年、2010年10月6日をもって“一旦”終了となった「マッスル」、プロレスでは初かもしれない「最終回興行」の観戦記、Twitter感想などを並べてみます。
▼マッスル11は20年後▼
大会の様子は以下で。
■ 最終回のマッスルで入籍&二世誕生間近を発表して引退したマッスル坂井!「20年後もう一度お会いしてください」 [ バトル・ニュース ]
■ マッスル坂井がみのると号泣ラストマッチ、20年後の再会誓う [ スポーツナビ | 格闘技 ]
■ マッスルハウス10 10/6 後楽園ホール大会 [ Extreme Party ]
■ マッスルハウス10、速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
2075人・超満員札止め。
スローモーションの中でマッスル坂井が入籍したことを明かす。更に来年子供も生まれる。
20年後の10月6日に「マッスル11」を開催。自分の子供が出場予定。お客さんも子供を作り家族で来場。
大会後に20年後の大会の招待券が観客全員に配られる。
自分は6000円の席でした。立ち見券も出ていたそうです。
観る側が設定した高いハードルを完全に超えてくれました。最高の形でエンディング。
正直、見る前には不安だらけ。内容の出来への不安ではなく、興行が終わってマッスル坂井がプロレス界からいなくなって“しまった”瞬間の喪失感が恐くてしかたなかった。
どういうエンディングになろうが引退するのは間違いなくて。
ところが、終わってみれば未来に向けてのハッピーエンド。絶望感がほとんどない。まったくないと言えば嘘だが、こんな明るいエンディングは想像付かなかった。
サプライズがキモのマッスル、このエンディング自体が最大・最強のサプライズ。
引退発表から困惑しまくりだったファンの頭の中をスッキリまとめてもらったような。
大会後のTwitterに「涙」「悲」の文字がそれほど目立たない。
マッスル坂井の魔法にかけられた感じです。
いつも以上に計算され作り込まれていた展開にも、父親となり家業を継ぐ「大人」としてのメッセージがあったように思ってます。
間違いなく、伝説として長く語り継がれる興行。
▼観戦記集▼
ブログを中心とした観戦記を集めてみました。
引用は一部です。ぜひリンク先で全文を確認してください。
こちらは観戦記、レポートではありませんが、引退マッスル坂井の残した言葉があります。
ぜひ確認を。
■ マッスル坂井が残したいくつかの言葉 [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE ]
以下、観戦記、レポートです。
■ 第106回 20年後に会いましょう。 [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
思えばマッスルは、マッスル坂井だけでなくマッスル戦士たちそれぞれの青春と、人生を見せてくれたリングでした。DDTテックの一スタッフからレスラーとしてリングに上がり、そして家業を継ぐために地元に帰っていった藤岡メガネ氏。渋谷のパラパラダンサーから所帯を持ち、うどん屋の店長として働くも最愛の奥さんを亡くしその喪失感をマッスルのリング上で試合をすることで乗り越えようとした726選手。マッスルによってこの世に生み出され、ディック東郷という最高の師匠と出会ったアントーニオ本多選手。そしてみな、大人になった。
みなマッスル坂井の弱さに自分の弱さを見、マッスル坂井の怖れに自分の中の怖れを見ました。マッスルにはもちろん、作られたものもセットもあるけれど、リング上に上がる人だけに与えられたその恍惚と痛みは紛う事なき本物です。
「プロレスは最高です。でもプロレスは全然わからない。わからないことだらけです」とマッスル坂井は言うけれど、プロレスはこんなふうに楽しんでもいいんだ、とプロレスの楽しみ方を広げてくれたのはマッスル坂井で、プロレスをわからなくさせたのも、ある意味マッスル坂井のせい。でも、私たちはこの6年間本当に毎回マッスルが楽しみだった。
■ マッスル最終回 [ 須山浩継伯爵の身勝手日記 ]
そして最後のマッスルの後半で、坂井は苦楽を共にしてきたマッスルの仲間たちを相手に、「ガチなプロレスのスパーリング」で引退興行としては異例の無様な姿を人前で見せた。1人で6人を相手にしたことを差し引いても、ここで坂井はプロレスラーとしてはどうしようもない部分をさらけ出した。6人目の男色ディーノにはヘッドロックでギブアップしてしまう。
今の彼のコンディションであんな形式の試合をすれば、みっともない試合になってしまうことはわかった上で、彼は敢えて最後のリングであれを見せた。何故かはわからないが、坂井にとっては最後にどうしようもなく>
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