吉江豊 、笑顔でラストマッチ 「いつかどこかで会いましょう」
(01/29 新日本プロレス)
▼1.29 新日本・後楽園ホール大会をTV観戦▼

 SAMURAI!でニア・ライブ中継ありましたので簡単な感想を。
 どうもこのところ新日本の記事ばっかりになってるなぁ。また新日ヲタだとか言われそう。

 メインから。

1.28 新日本/後楽園ホール(1336人・満員)

 [7=メ]○蝶野、天山、マシン(23分25秒 シャイニング・ケンカキック→体)中邑、中西、吉江
 -吉江マイク「負けちゃいましたね。今日は絶対に勝ちたかった。12年に、お世話になりました。なんてマジメなことは言いません。まだ俺はプロレスやっていくんだから。新日本で会いたいって言いたいところですが、いつかどこかで会いましょう」
 吉江豊の繰り出す技が他の誰よりも歓声を浴びていたのは、これが新日本ラストマッチ(所属として)だっかたらだけではないと思う。これだけ完成されたキャラを失ってしまうってのは、新日本にとって本当にイタイ。
 中西に吉江のような自己プロデュース力があったら、新日本は中西政権のもと安泰だったはず…、でもそれじゃつまらんのだろうなぁ。
 今日も、ラリアット打つ前にクルっとまわったりで笑えた。
 フィニッシュ前には、吉江をアルゼンチンで抱え相手に投げるスゴ技を最後の最後に披露。今後も見たいタッグですがマイクからして、しばらく吉江の新日本参戦は無さそう。



 [6=セ]○棚橋、永田(19分51秒 スリング・ブレイド→片)真壁、●矢野
 バランス的には、真壁組が1枚落ちる感じだが、今後はこの組み合わせでつり合いとれるぐらいにしないとメンバー的にツライんだろう。
 一番印象に残ったのは真壁。インパクトあるような技は出していないが、リングにおける存在感は大きい。顔で試合ができるレスラーだ。これで、もうちょっとオモロイこと言ってくれればいいんだけど。
 棚橋の悪い点で前から気になってたのは、やられてる時に“色気”のようなものを感じないんですよね。師匠・藤波さんは、やられながらも観客を引きつけることができていたんで、そのあとの返し技にも「ヤター」と感動できるわけで。
 ドームの柴田戦が凄惨な空気になってしまったのは、その辺にも原因があるんじゃないか、と。ま、そういうのは教えてどうにかなるってものじゃないだろうけど。

▼田口がダンス▼

 あとは気になった点をいくつか。

 第5試合以下から。
@大流血の外道、終盤にパンチの連打だけで散漫としてた会場の空気をギュっと掴んじゃったのはサスガです。

@レフェリー2人負傷でノーコンテストになった第5試合、「クロネコさんがいれば・・・」。

@試合後に若干ダンスを披露(TVでは映らなかった)した田口、ラテン系でいくならいくで徹底的にやらなアカンよ。テーマ曲は好きかも。

@山本vs宇和野(9分42秒、バックドロップで山本勝ち)が予想していた以上にイイ試合だった。山本は不器用っぽいけど、どこかに応援したくなるモノがある。「会社の方針」でエース候補になってる2人と対照的にピープルズ・チャンプで売り出せば面白いかも。時間かけて(そんな余裕はない)。

@平澤光秀がデビュー。いかにも新人vsベテランという試合で良かった。

@引退する安沢以上に周りの選手が号泣。
 全体で見ると・・・意外と面白かったかな。カードが全然ダメだったんで(最近の新日本・後楽園はホントにどうでもいいカード多い)期待度低かったのが大きいんでしょうけど。

 悲壮感はそれほどナシ。良いのか悪いのか、ファンも普通に楽しんでましたね。
 さて、シリーズはどうなるんでしょ・・・。
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