19時女子プロレス・アカウント削除についてのまとめ〜津田大介さんもコメント
(07/13 女子プロレス)
 7月10日の深夜にアカウントが削除、翌日の夜には復活。
 19時女子プロレスに突然起こったトラブルについて、三田佐代子さんがコラムでまとめてくださってます。

▼権利関係についてはちょうどいろいろ厳しくなってきたということは確かですね▼

第93回 19時女子プロレス、アカウント削除→復活の顛末 [ 三田佐代子の猫耳アワー ]
 ぜひ全文読んでください。

 コラムの中では「Twitter社会論」でお馴染み、Twitter関連の特集には必ずと言っていいほど登場する津田さんがコメントしています。

ー今回の件についてはどういう可能性が考えられますか

津田 今年の5月にソフトバンクがアメリカのUSTREAM本社と合弁会社を作り、USTREAM Asiaという法人を立ち上げたんですね。それで、権利関係や裁判などに非常に気を遣うようになった。これまでは何か訴えるにしてもアメリカのカリフォルニア州の裁判所まで訴えに行かなくてはならなかったのが、日本法人が出来たということは日本の裁判所に訴えることが出来るということですから。それで、JASRACとの包括契約も結び、権利関係についてはちょうどいろいろ厳しくなってきたということは確かですね。

ーただ今回のことに関しては全く思い当たる節がないのですが

津田 単なる誤爆、オペレーションのミスということなんじゃないでしょうか。これだけコンテンツが増えてくると、一つ一つチェックするのは困難です。たまたま間違って通報されたのか、もしくは嫌がらせなのか。確認できないまま削除してしまったっていうことだと思いますよ。
逆に、今回のことでUST運営側とちゃんとコミュニケーションを取って、「私たちは普段こういうものを配信しています、違法性はありません」ということを伝えればアカウントも復活すると思いますし、それで19時女子プロレスのことを知ってもらえれば何かの機会に取り上げてもらえることもあるかもしれない。コネクションが出来た、そういうふうに前向きにとらえることも出来ます。

 やはり何かの間違いによる削除の可能性が高そう。
 それならばひとまずは安心なのだが…こんな話も。

 ただ問題になった著作権云々について結局のところ原因は不明で、UST Asia側にも詳細がわかっておらず、アメリカ本社の方でなされた可能性があること。更に「19時女子プロレス」というネーミングに何か問題があるかもしれないことが、佐藤社長のTwitter上で語られています。

 これは私の勝手な推測なのですが、「女子プロレス」というジャンルは世界中に一応は存在していますが、その中でエロ方面のキャットファイトに近いものが大半になってしまうのでは、と。
 日本以外でもアスリート(?)やスポーツに近いものとして女子プロレスを行っている国はあると思いますが、エロ系と比較すれば圧倒的に少ないはず。
 「女子プロレス」という言葉を、どう英訳するかで印象はだいぶ違うでしょう。
 USTREAMのエライ人が、直感でエロと判断してしまう可能性はあるかも(直感だけで決められたら困るのだが)。

 iPodなどで読める電子書籍でも、一度審査を通ったアイドルの水着コンテンツが、アップルの判断で配信停止になり問題となったこともあります。
講談社の電子写真集 米アップル、配信を停止 [ イザ! ]

 他にも、日本のプロレスでは当たり前になりつつある「男vs女」の試合も「暴力的すぎる」と見られる可能性はありそう。
 「見てもらえば分かる」では通用しないのなら厄介。
 「世界に届く」からこそ難しい問題が出てきてしまう。
 でも、文化やモラルなんてその国や宗教によって全然違うのだから、一部の国の人の判断でバッサリ切られるのは納得いきませんね。
 まぁ、「女子プロレス」の名称問題については、まだダメと決まったわけではありませんし、このままでいける可能性もあるでしょう。
 Youtubeのように公式チャンネルとしてくれれば安心して見られるのですがね・・・。

 「19時女子プロレス」、明日も19時から放送予定。
19時女子プロレス
 ・・・さくらえみさんのツイートが少なめなのが少し気になる。
<コメント>
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