プロレスでしか体感できない興奮〜6.21フリーダムス・後楽園ホール大会
(06/25 インディー)
 今更ですが、月曜に観戦したフリーダムス・後楽園ホール大会の感想を簡単に。
 後楽園ホール初進出、主催者発表で満員マークもつきました。




▼フリーダムス軍が3−2で小鹿軍に勝利▼

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6.21 フリーダムス/後楽園ホール大会、速報まとめ〜68歳グレート小鹿、メインに立つ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
 
 ヒジョーにバラエティとんだ内容でした。大満足。
 何というか、プロレスの4文字が持っている奧の深さ・広さを、素晴らしく生かした興行だったように思います。

 68歳の男が1000人以上集まる会場で“闘う”イベントなんてあり得ません。他のスポーツならゴルフぐらいですかね? でも小鹿さんが立派に闘い抜きました。
 GENTAROに“付き合ってる”感はまったくなかった。打撃も容赦なく入れる。逆に小鹿も整合性のない技は出さない。
 68歳であっても“試合に勝つ”方法を探り攻め続ける。
 もともと大技に頼らずも世界のマットを渡り歩いてきた小鹿である、そのファイトスタイルがキャリアを支えてきたことを考えれば攻撃の全ては説得力を増していく。
 19分もよく闘った。とは言え、もう体力はギリギリだったように思う。あと数分延びていればどうだったか。
 しかし、あそこまでのスピリットを見せられれば、敵対するGENTAROが試合後に受け入れてしまうのも納得してしまう。
 「善・悪を争う」「団体のっとり」なんて、これまた他スポーツではあり得ないテーマからシッカリと感動を生み出しちゃう。


 一般的に言えば「68歳が格闘技」とか「カミソリボード」とか、メチャクチャ不謹慎なことかもしれません。でも会場の雰囲気は全然OK。麻痺してしまってはマズイがその感じも薄い。
 プロレス馬鹿が作り出す白でも黒でもなくグレーをヨシとする空気が充満。このご時世では貴重な空間。
 こんなのが僕は大好きです(笑)。
 もう一つ言うと、「小鹿vsGENTARO」は後楽園ホールでやったからこその感動がありました。申し訳ないが、これを新木場でやっても外への広がりはそれほどない。
 「後楽園ホールでやる」という覚悟にまず引き込まれるのです。



 プロレス界の現状を考えれば、新木場1stRINGから後楽園ホールへステップアップするのはかなりの冒険。
 興行としては大成功だったと思います。
 通常興行の流れを汲んだ試合がほとんどで、この日のラストも「ネクスト」を見たくなってしまうようなエンディング。
 GENTAROが戦前に語っていたように「後楽園ホールが通過点である」というのが納得できる大会。
 特別だったのは、葛西純vsネクロ・ブッチャーだけでしょう(通常の興行ではデスマッチは行っていない)。しかしこれも夏のデスマッチ・トーナメント(葛西純プロデュース興行)へ向けて繋がりを見せる。
 この構成ならば、ビッグマッチで燃え尽きてしまうようなことはなさそう。今後もハ更に勢いをつけてほしい。。
 イイ興行をやることが何よりも宣伝になる。
 ぜひともまた後楽園ホールに帰ってきて欲しい。「言うだけなら簡単だな!」って怒られそうだけど。

 葛西純vsネクロ・ブチャーも、関本大介vsマンモス佐々木も素晴らしかった。この2つがメインでも全然問題ないレベル。
 何気にTAJIRIvs怨霊も面白かった。試合時間が短めだったのが残念なぐらい。

▼G小鹿「昨夜の俺は最高に調子が良く気分はルンルンで…」▼

 各選手のブログ紹介。
 グレート小鹿選手ブログ。
軍団は清く負けちゃった! [ 小鹿注意報! ]

 昨夜の俺は最高に調子が良く気分はルンルンでハンドルさばきも、気持ちがハーイ〜になり絶好調だ、こんな日は首都高も渋滞がなくスムーズに後楽園ホールまで、
 思ったより早く着いた、着替えてリング上へ、一人でマットの感触を確かめて何分くらい居ただろうか、控え室に戻り携帯ツイッターに目を向ける、
 あれこれ考えても始まらない、入れ替わり来る若手レスラーに話しかけながら時間を潰していた、何回聞いても名前>
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