「鈴木みのる&船木誠勝」実現も、船木は「ブードゥー・マーダーズに入るのもいいかなぁ(笑)」
(04/13 全日本プロレス)
 伝統の祭典・チャンピオンカーニバルは鈴木みのるの連覇で幕を閉じました。
 決勝はの相手は船木誠勝。

▼鈴木みのる「今のあいつと向き合って、新しい関係を」▼

みのるが宿敵・船木を破りCC2連覇を達成 カズが世界ジュニア王座V10に成功 [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
チャンカー2連覇を達成した鈴木がGURENTAIの活動休止を発表! 新しい道では船木とのタッグ結成も? [ バトル・ニュース ]

■4.11 全日本プロレス/東京・JCBホール(2800人・満員)
▼チャンピオン・カーニバル優勝戦
 ○鈴木みのる(13分37秒 裸絞め)●船木誠勝

 鈴木みのるが船木誠勝を破り優勝。
 準決勝の諏訪魔戦で脚を痛めてしまった鈴木、逆転に繋がったのは「丸藤ロープワーク」という21世紀の最新技(最新ってほどではないが)。
 昭和からタイムスリップしてきた船木にとって、まったく予想のつかない動きだったのでは。

 船木と鈴木は抗争に一区切り。
 ストレートすぎるストーリーには少し違和感もあるのだが、この日の鈴木を見ていればそんな邪推は消えてしまいます。

 こちら↓に試合後の両者コメントが詳しくアップされています。
船木誠勝vs鈴木みのる [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
 鈴木みのるコメント。

――今回の決勝は船木選手の復帰以来3度目の対戦となりましたが?

みのる「オレがあいつの事を嫌いなのも変わらない。憎んでいるのも変わらない。過去を恨んでいるのも変わらない。でも、オレの新しい道の別の部分を作ってみようかなって。どんな関係になるかはわからない」

――最後は握手をして相手を称えていましたが?

みのる「だってオレはプロレス界のトップだぜ? それが復帰して半年で勝つこともあり、ここまで来て……。今のあいつと向き合って、新しい関係を。新しい時代がもうすぐそこまで来てる。客の声を聞けばわかる。命懸けてオレがいる場所だ。だからオレはあいつらには負けない」

 船木の試合後コメント。

――試合が終わってからお二人が手を取り合い、抱き合ったシーンではファンも感慨深かったんじゃないかと思いますが?

船木「色々ありましたんで。今日の1試合で終わったとかそういう問題ではないですけど」

――あくまで一区切りですか?

船木「そうですね。一区切りついたかなって。またこれから始まりなのかもしれないし。最後の投げで首を痛めて、素に戻った瞬間にあまり無理はできないと思ってしまいましたね。生活の事を考えてしまいました」

――一緒に手を挙げたのは?

船木「あれはやってくれたからやり返しただけです。これからどうなるのかは全くわからないです。(武藤欠場の)全日本を支えきれなかったという部分もありますんでちょっとリセットして。(次のシリーズまで)たった6日しかないですけど、負傷箇所を治してリセットして……ブードゥー・マーダーズに入るのもいいかなぁって(笑)。そんな事も頭をよぎりました」

――GURENTAIに入るというのは?

船木「GURENTAIはいいです! やっぱりなんとなくですけど、ブードゥー・マーダーズは別の部分で魅力を感じていましたけど、そんな事はなかなか日常的に無理ですね。どこかで非日常の歯車がなった瞬間どうかなってしまうかも知れないし(苦笑)。とにかく痛いです。感情とか関係なくなりました。あんな技(逆落とし)があったなってやられてから初めて気付きました。鈴木がプロレスに復帰した時に作った技ですよね。大変な技だと思いましたね」

 完全な和解とはお互い認めていません。
 そして、これから新しい道を造りたいという意見もお互い同じです。

 次期シリーズで2人はタッグ結成が決定。
【全日本】4・29後楽園で船木&鈴木初タッグ結成 [ 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE ]

★4月29日(木=祝)東京・後楽園ホール(12:00)
▼アジアタッグ選手権試合(60分1本勝負)
[王者組]曙&浜vsTARU&ダディ[挑戦者組]
▼船木&鈴木vs諏訪魔&河野
▼小島vsケア
▼真田vsデュプリ
▼ジュニア・タッグリーグ優勝決定戦(時間無制限1本勝負)
公式戦1位組vs公式戦2位組

★5月2日(日)名古屋・愛知県体育館(16:00)
▼三冠ヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
[王者]浜vs鈴木[挑戦者]
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)
[王者]カズvs論外[挑戦者]
 こんな時代がやってくるとは。

 但し、2人がチームを継続するかどうかはまったく決まっていません。
 全日本プロレスは、F4解散に続きGURENTAIも活動休止、ジュニアのタッグでもチーム入れ替えが行わ>
前[P.1/2]
<コメント>

お久しぶりです。
チャンカンの決勝、GAORAで観ました。
内容には感動したんですけど、一方で外様(船木は今は所属だけど実質)かつ昭和の第2世代同士の決勝に、前に進んでいない全日本の危機があるように思いました。
自分は、内容的にはどうであれ、諏訪魔と河野の決勝でいってほしかったなと感じました。

船木の去就…、おっしゃるとおりのような気がします。
新日本に復帰とかも見てみたいですが…。
投稿者:健タロー
>健タローさん

全日本は1年で船木を使い切ろうとしているように感じます。
1年で辞めるなら、諏訪魔や河野より優先すべき…ということですかね。
投稿者:
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