ディック東郷が引退発表〜2年後のラストマッチはボリビアで
(04/10 DDT)
 大変残念なニュース。

 

▼一番いいときに引退したい▼

ディック東郷来年6月に国内ラストマッチ [ DDTプロレスリング公式サイト ]

 ディック東郷選手が来年6月で日本国内でのプロレス活動を引退する旨を発表いたしました。なお、それに伴い5月4日後楽園ホール大会から来年6月までの一年間をDDT所属選手として活動する事となりました。
 来年6月の国内引退以降は、一年間海外で試合をし、最後はボリビアで引退試合を行う予定となっております。
 びっくりです。

記者会見 [ ディック東郷のオフィシャルブログ 【ディック東郷の夜霧よ今夜もありがとう】 ]

 引退の理由としては、ここ2、3年、レスラーとして、今が一番コンディションが良い為、『一番良い時に引退したい』と思い決断しました。
 来年でデビュー20周年になります。それまでの一年間、DDTの一員として、悔いのないように、いろんな事に挑戦して行きたいと思います。
 皆様、応援よろしくお願いします。
 コンディションがいいから引退というのもいろいろ複雑。プロレス界一、受け身の巧い選手から出た言葉。尚更、重い。
 リング以外の、プライベート上のことも何かあるかもしれませんが、あの小気味よくスピーディーかつ説得力溢れるなファイトが見られなくなるのは寂しい。

 なお、東郷選手とDDT・高木選手は、何度か引退などを巡り「騙し」を仕掛けられたこともありますが…さすがに今回は本当のようです。

 各選手、関係者などのコメント。
記者会見 [ 新宿御苑で働く社長レスラーのblog:記者会見 - livedoor Blog(ブログ) ]

 正直、残念ですが体調が一番良い時に一線を引きたいと言う東郷さんの気持ちは凄くわかります。最後の一年間、所属としてウチを選んでいただいて光栄です。その気持ちに応えるべく全面的にバックアップしていきます!

佐藤さんへ [ DDTレフェリー松井のびっくりのススメ ]

 自分がみちのくさんに初めて出たのは、95年の9月のことでした。
 まだまだ業界3年目でレフェリーのキャリアも1年ちょい。
 右も左もわからず与えられたことをこなすのが精一杯の自分でも、あなたが他の選手とは違うずば抜けた何かを持っていることはすぐに分かりました。
 長文ですのでリンク先で確認を。

Twitter / 鈴木健.txt: 「私は、プロレスラーの評価はマネーかレスラーからのリ ...

 「私は、プロレスラーの評価はマネーかレスラーからのリスペクトしかないと思っている」(藤原喜明著『覚悟』より) ディック東郷ほどプレイヤーにリスペクトされ、影響を与えたプロレスラーは世の中にそういない


 ダイビング・セントーンをフィニッシュとして使い続けたのも今の時代では凄いこと。
 この先の1年間で後輩に伝えなければならないことは山ほどあるでしょう。

▼ボリビアで引退▼

 アルゼンチンのプロレス団体には参戦経験のある東郷さんですが、ボリビアはまだ上がっていない。
 ニュース映像で、民族衣装を着た女子?プロレスラーがたまに紹介される。
戦え、チョリータ! [ ナショナル ジオグラフィック 日本版 NATIONAL GEOGRAPHIC.JP ]
 ナショナル・ジオグラフィックで特集されたこともある。
 それなりに盛んなようです。

 「プロレス+ボリビア」でYoutubeを検索すれば幾つか動画も見つかる。



 イカガワシサ満点で、惹かれる気持ちは凄く分かる。
 このほか、キューバでの試合も狙っているみたい。東郷さんはキューバに親戚がいますからね(笑)、これも実現してもらいたい。
 ただ、治安の悪いところもあるし、そう簡単なことではないんでしょう。

 まずは、あと1年。日本でのラストマッチに向けて。
<コメント>
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