「丸藤正道vsビッグ村上」の代わりとして「丸藤正道vs潮崎豪」が決定〜4.10 ノア・後楽園
(04/03 NOAH)
潮崎豪 vs 丸藤正道
今シリーズはGHC戴冠者がずらりと勢ぞろいしたノア初のシングルリーグ戦「グローバルリーグ」が開催され、丸藤もジュニア戦士でただ一人のエントリー。激戦のさなかにいるが、この騒動のケジメをつけるべく、村上とのシングル戦を決意。
「村上選手が相手でも、しっかりとお客さんに満足して帰ってもらえる試合を見せたかった。僕自身、数年前に村上選手には血だるまにされていますけど、それよりも前回の後楽園が本当に申し訳なかった気持ちでいっぱいです」
しかし、丸藤によれば、村上は3.26千葉大会で敗れたGHCタッグ王座戦のダメージが大きく、とてもリングに上がれる状態ではないという。「さすがにリングに上がれない選手と無理やり試合するわけにはいかない」と無念の断念。そんな中、右ひじ負傷が癒えた潮崎が、丸藤とのシングル戦に名乗りを挙げた。
潮崎豪→丸藤正道「やらない理由はない。ノアにはたくさんのヘビー級選手がいる中でオレを指名してくれた。たぶん、オレの中に何かを感じたんだと思う。それに応えたい」
※4月5日訂正:上記の発言は潮崎選手ではなく丸藤選手のものでした。
丸藤正道「しっかりしたプロレスを見せて、お客さんといっしょにまたノアを盛り上げていきたいですね」
潮崎選手はこれが復帰戦となる。
発表済みだったカードを変更してのシングル。
もし、村上選手の体調に問題がなければ・・・「丸藤vs村上」がケジメマッチとして行われていた。
結果的にファンはホッとしたことでしょう。
ただ、前にも書きましたが、「村上のような暴走ファイトがあってもいい」と考える人がノアには存在するわけです。
その人が今回の騒動で引いたのか、続けるのか。
あまりストーリーを先読みするのはアレですが・・・ビッグ村上の凶暴性を再アピールするんだったら、丸藤vs潮崎に乱入させて試合をぶち壊しにするのが手っ取り早い。
それがあるのか、ないのかの判断で、この騒動以降の方向性が見えるかもしれない。
▼今後もビッグ村上は参戦すべきかどうか▼
ビッグ村上の継続参戦、個人的にはこういうの嫌いではありません。むしろ好き。せっっかく波がたったのだから、利用しない手はありません。
でもしかし、ちょっと“浅い”のが気になります。
無効試合→タイトル挑戦の流れは強引すぎる。これでは怒りの矛先が村上に行かない。
高山選手は「昔のプロレスなら当たり前」とコメントしてますが、昭和と今とではファンの気質がだいぶ違います。ゴールデンで放送されていた頃とはプロレスを取り巻く状況も全然違う。
そういう中で“仕掛ける”には、相当に頭をひねらなければなりません。ファンの教育も必要。
あと、村上選手の体調も心配。当たりの強いノアのマットで、戦い続けることができるのか。
▼4.10後楽園で「秋山準vs佐々木健介」▼
4.10発表済みのカードはこちら。
■ PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE [ツアー詳細][2010年4月10日][Spring Navig.'10]
■プロレスリング・ノア「Spring Navig.’10」
4月10日(土)東京・後楽園ホール 開場17:00 開始18:00
【決定済み対戦カード】
▼グローバルリーグ戦’10 Aブロック公式戦 30分1本勝負
秋山準 vs 佐々木健介
▼グローバルリーグ戦’10 Bブロック公式戦 30分1本勝負
モハメドヨネ vs 川田利明
▼AAA世界タッグ選手権 60分1本勝負
森嶋猛、石森太二(c) vs 力皇猛、平柳玄藩
▼シングルマッチ 30分1本勝負
丸藤正道 vs 潮崎豪
かなり豪華。
武道館級・・・は言い過ぎか?
(End)
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