華名・奈苗問題のその先〜3.14 NEO・川崎大会感想
(03/17 女子プロレス)
 女子プロレス年間最大のイベントされるNEO・川崎市立体育館大会が終わって2日、簡単に振り返って感想を書いておきます。
 やはり注目は大会前に話題となった華名選手と高橋奈苗選手、それぞれの試合。





▼キックvsストンピング▼

試合結果 [ NEO女子プロレス社長のブログ ]
■週プロモバイル

■3.14 NEO/川崎市立体育館 (1122人)

▼第3試合 10分一本勝負
 ○さくらえみ(9分12秒 エビ固め)●華名
@さくらが華名の入場を奇襲。

@華名の打撃技に、さくらはバックブリーカー、ストンピング、丸め込みなどプロレス技で対抗。

@さくらのクロスフェイスから丸め込みの切り返し合戦となり、さくらが勝利。

@試合後(大会休憩中)に、華名は柴雷姉妹との新ユニットを発表。

@華名:試合後コメント「テクニックがあるので切れさせてコントロールしようとか、やられたなって気はしますね」。

@華名選手入場のとき、地震が起こる(川崎震度3)。

@華名「女子の問題点を主張、問いかけていって改善していく」


▼第6試合 20分一本勝負
 ○高橋奈苗(2分58秒 首固め)●松本浩代
@開始早々から松本がバックドロップ連打などで攻勢。

@しかし丸め込み合戦から呆気なく3カウント。

@試合後、高橋選手は記者の前に姿を現すも、涙でコメントできず。


 大会前にupされた、さくらえみさんのブログが話題となっていました。
【華名物語】頭部は蹴らない。ストンピングでスリーカウント取る! [ さくらいと::アイスリボン:OFFICIAL SITE ]
 「ファイトスタイルがどうしても好きになれない」というさくら選手は、華名選手のキックに対抗してストンピングでフォールをとると宣言。
 “騒動のけじめをつける”ことが目的と見られていた試合は、この発言で一気にイデオロギー闘争の要素を高めた。
 当初から、奈苗・華名の発言には噛み合っていない感が強く、「遺恨」以外でも試合のポイントが生まれたのは観る側としても良かった。
 試合はキックを主体に打撃でガンガン攻める華名に、あくまでもプロレス内の技でさくらが対抗。
 華名がフライングメイヤーから背中へキックをたたき込めば、さくらがお返しでフライングメイヤーから「このやろ〜」の絶叫と共にストンピング。ひじょうに面白い。
 緊張感を保ったまま、一進一退で試合は進む。
 ただ、観客の声援はさくら寄りになっていた。この試合においては、“プロレス”を全面に出すさくらに、キックは冷たい印象を受ける。
 新日本vsUWFでも、前田や高田より、キックを正面から受ける藤波や越中や上田馬之助に感情移入してしまう感じ。
 それでも華名は強引にでも“力”で押す。
 裏拳がバコンと凄い音をたててヒットすれば、悲鳴混じりの歓声がドカンと沸き上がった。
 試合が終わっても、引くことはなく、涙を見せることもない。
 同情されることを拒否しているようにも見えました。
 今後も“力”でいろんなものを切り崩していこういう決意表明のような試合。
 負けたとはいえ前を向いている姿勢は十分見えた。
 次の大一番は自主興行における里村明衣子戦。





 一方の高橋奈苗選手はなんとも妙な試合をしてしまった。3分弱で決着。
 華名選手が遺恨の先を一歩いった感があるのに対し、高橋選手は吹っ切れていないか、もしくはそれに関する何かの不満を引きずっているかのような印象。
 何にしても、大一番として意気込んでいたはずの松本浩代選手が心配。

 川崎大会終わって直接の遺恨劇は取りあえず終了。
 引きずるか、吹っ切るかに差が出そうな気もするが。

▼ハプニングはゴングだけじゃなかった▼

 大会開始前、リング屋がゴングを忘れていたことが発覚。
 デイリーでは試合はスルーで、この件だけ記事にしました。
NEO、お粗末10周年…ゴング忘れる [ デイリースポーツonline ]   
 代用品でも怒る人はいませんでした。
 甲田社長のTwitterで毎日の奮闘ぶりを見ている者からすれば。ちょっと気の毒で思い切りは笑えませんな・・・。

 でも、もう一つトラブルはあった。
NEO川崎体育館! [ MIKAMIの『ブログ式スク〜ルボ〜イ』 ]
 試合直前にMIKAMI選手のラダーがなくなるハプニング。
 なんと照明さんが知らずに使ってしまっていた。急遽、代打の脚立で試合へ。
 こんなことあるんですねぇ。

▼画像集▼




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