真壁刀義の“ヒール力”は武道館をも手のひらに乗せるのか?〜明日はノア・武道館
(02/27 NOAH)
 2月28日はノアの2010年初武道館大会。
 テレビ中継のあった頃とは違い、今や1回1回の武道館が生き残りを懸けた大勝負となる。
 今回の目玉は「杉浦貴vs真壁刀義」。



▼世間が「ヒール」を当たり前のように語るなか・・・▼

真壁が自信の至宝強奪予告、“CMスター”杉浦は平然=ノア調印式  ベルト奪取はもう決まり!? 高山・佐野組余裕しゃくしゃく [ スポーツナビ ]
2010年2月28日(日) 16:30〜 日本武道館 [ プロレスリング・ノア公式サイト | PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE ]

■プロレスリング・ノア「The Second Navig.’10」
2月28日(日)東京・日本武道館 開場15:30 開始16:30

▼第8試合 GHCヘビー級選手権
 杉浦貴(c) vs 真壁刀義
▼第7試合 GHCタッグ選手権試
 力皇猛、モハメド ヨネ(c) vs 高山善廣、佐野巧真
▼第6試合 シングルマッチ
 森嶋猛 vs 川田利明
▼第5試合 青木篤志“閃光”十番勝負 第10戦
 青木篤志 vs 鈴木みのる
▼第4試合 タッグマッチ
 秋山準、佐々木健介 vs 丸藤正道、NOSAWA論外
▼第3試合 6人タッグマッチ
 本田多聞、石森太二、リッキー・マルビン vs 齋藤彰俊、エディー・エドワーズ、ボビー・フィッシュ
▼第2試合 タッグマッチ
 田上明、ブキャナン vs 金丸義信、平柳玄藩
▼第1試合 タッグマッチ
 小川良成、井上雅央 vs 中嶋勝彦、起田高志

 全8試合。
 ジュニアの大一番が一つぐらいは欲しかったところだが、けが人が多いなかでは頑張ったほうではないか、と。
 カード決定までの流れも、今シリーズだけでなく1月シリーズから始まっているものが多く、これまでのような開幕戦で王者が失神して抗争勃発…そんな分かりやすいパターンにはなっていない。
 ただ、メインの前哨戦を1度しか組めなかったのは厳しい。新日本プロレスの巡業は終わっているのに、真壁刀義を呼ぶことが出来ない。苦しい台所事情が見える。
 だからこそ武道館は成功してもらいたい。
 “ブルファイター対決”とも言われる真壁vs杉浦は、血の臭いがプンプンするノアでは珍しい試合になりそう。
 その柱となるのは、インディー・マットで鍛え上げられた真壁刀義のヒール力。
 観客を手のひらに乗せブーイングを引き出す術を知っている。武道館でもそれが通用するのかどうか。
 前哨戦が少なかった分、試合だけで観客をどこまでヒートさせられるかの技量が問われる。
 世間で「ヒール」なるプロレス言葉が当たり前のように論じられる今、元祖のプロレスラーが、ちょっと凄さを見せつけてもらいたいもの。
 「プロレス」のなかでそれをやるってのは、実はハードル高いんです。

 対するチャンピオンの杉浦は多くを語らず。
 雄弁な真壁を相手にするなら、これもアリでしょう。
 ただ、会見ではこんな発言もありました。

 前回対戦では流血に追い込まれたものの、僕はCMスター(※日清食品チルド株式会社の「つけ麺の達人」シリーズに出演中)だから相手を流血させるのとかはイメージが悪くなる、とニヤリ。ノアの王者らしく、正々堂々のファイトで王座を防衛する構えだ。
 杉浦が日清食品なら、真壁は加ト吉とタッグを組むべきだと思う。
 あれ?でも加ト吉と日清食品って何かあった気もするが・・・よく分からないでのスルー。
 誰が一番すげえ麺か決めればいいんだよ。

 とにかく、ハマればかなりの名勝負も期待できそう。
 TVじゃなくて会場で体感すべき試合でしょうね。
 ・・・でも私は行けない。

 ちなみに、ノア仲田GMはストーリーからフェードアウトしたようで。
 東スポ方面の煽りは減ってしまったような気もするが…ノアには似合わない仕掛けでしたね。
 
日テレG+「NOAH関連番組」放送予定表(3月4月) [ プロレスリング・ノア公式サイト | PRO-WRESTLING NOAH OFFICAL SITE ]
 G+の中継は「3月1日(月)23:00〜27:00」。

 あと、10周年記念イベントに関して、何か大きな発表があるかもしれませんね。
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