プロレス界が「YAMATOvsCIMA」を無視できる理由は何もない〜1.20 ドラゴンゲート・後楽園ホール大会観戦記
(01/23 ドラゴンゲート)
3日ほど経ちましたが、観戦したドラゴンゲート・後楽園ホール大会の感想を。
メインの「YAMATOvsCIMA」は各所で絶賛されています。
▼「ドラゲーっぽくない試合」との声も▼
■ YAMATOがCIMAに勝利、2.10菅原と次期挑戦者決定戦=DRAGON GATE [ スポーツナビ ]
■ 菅原が土井に連勝、2.10後楽園でYAMATOとノーロープマッチ=DRAGON GATE [ スポーツナビ ]
■ YAMATOが因縁のCIMAに完全勝利!次は菅原とのDG王座挑戦者決定戦へ [ angle JAPAN ]
■ 1.20ドラゴンゲート・後楽園大会、会場から速報まとめ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
■1月20日 ドラゴンゲート/東京・後楽園ホール(2350人・札止め)
▼メインイベント 特別試合
○YAMATO(26分30秒 胴絞めスリーパー)●CIMA
<試合後のマイク?>
YAMATO「間違いなくお前はギブアップした。ザマアミロだ」
CIMA「お前の目を見て、お前の名前を呼ぶのはリング上では初めてかも分からんな。今日は俺の負けや。確かにお前の言う通り、俺は最後このリングを叩いてギブアップした。お前の完勝や! 思い起こせばよ、お前のこと何で嫌いになったかも忘れたわ」
CIMA「でも俺は……俺たちはお前のこと、認めるわけにはいかんのや。お前はこの1年、2年でこのリング上をもの凄い勢いで駆け抜けてきたな。だからって、俺たちがすぐに認めるわけにはいかんのや! ナンボお前らが勢いがあるからって、お前らを認めたらこのドラゴンゲートに未来はないやないか!」
CIMA「「これからは全世界のお客さんがお前の今後に注目してるんや。お前はなかなか頭がキレる奴やから、いまお前がこのドラゴンゲートのリングで何をするべきか分かっているやろな!」
YAMATO「お前に言われなくても俺が何をやるべきか、俺は分かっているんだよ。どっかで見ているんだろ、ドリームゲートチャンピオン、土井成樹!」
土井成樹、菅原拓也らとのやりとりで次回後楽園ホール大会のカードが決定。
<決定カード>
■2月10日(水)東京・後楽園ホール
▼オープン・ザ・ドリームゲート王座次期挑戦者決定戦〜ノーロープ&ノーDQマッチ〜
YAMATO vs 菅原拓也
※この試合の勝者は3月22日両国国技館大会で土井成樹の王座に挑戦。
▼オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王者決定戦
CIMA&Gamma(暫定王者) vs 土井成樹&吉野正人(王座決定戦出場チーム決定トーナメント優勝)
<試合後コメント>
YAMATO「俺は彼(=CIMA)に今日、完全勝利を収めました。ただ自分でも分かっているし、認める・認めないは別として、俺らこれからドラゴンゲートでレスラーを続けていく以上、CIMAっていう存在はとてつもなく高い壁で、とてつもなく厚い壁だから。CIMAに勝ったことで、これから茨の道じゃないけど、いま以上の結果と内容を求められると思います。ただ、さっきも言った通り、認める・認めないは別の話だから。俺はアイツのすべてが気にくわないし、それはよくプロレス界にあるけど、肌を合わせてみたら心が通じ合ったとかね、そんなことはないから! これからも気にくわねぇんだったら、いつでも俺の前に立ちはだかってみろよ。俺はその代わり、その高い壁、厚い壁を越えてみせる」
CIMA「今日は本当に気合いが入っていた。コノヤローというのが、ここ最近では一番強かった」
CIMA「1回タスキを預けただけやからなぁ。俺はまだ死んでないから。俺が死ぬときは、もう一度、あいつに絞め落とされたときや」
<フジイがYAMATOを襲撃>
バックステージでYAMATOを「俺は認めない」とドン・フジイが襲撃。
シングルマッチが決定。
■2月7日 福岡・博多スターレーン
YAMATO vs ドン・フジイ
各プロレス界のアワードやネットの話題を見ると、ドラゴンゲートが「別物」としてプロレス界で扱われていることを感じます。
関西が拠点であることや、他団体との関わりが少ない、新日・全日の系統でないことなど理由は幾つかあります。
試合のスタイルにしても「相手と息を合わせるような攻防が多すぎる」なんて声があって、大阪プロレスのタイガースマスク(大阪大会に乱入)は「組体操だ」とドラゲーを称した。
個人的には、多団体時代にそれぞれが独自のスタイルを確立させるのは当たり前で、よっぽどメチャクチャでない限り問題はないと思ってます。
まぁ、でも、ドラゲーが「別物」と見ている人は多い。
しかし、試合内容に関して「YAMATOvsCIMA」に文句を言える人はいないでしょう。
リアルな“因縁”の決着戦は、感情のぶつかり合いが見える熱い試合となりました。
ユニット抗争関係なしの個人闘争。
「試合を魅せる」というより「戦っている」。
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