ネクロ・ブッチャーやプレデターがIGF・JCBホール大会に来なかった理由〜「GENOME10」感想
(11/06 IGF・アントニオ猪木)
ント欄の意見でもありましたが、中邑の一連の発言により棚橋とのカラーの違いが今までよりも明確になりました。
それぞれのファンは、試合へのノメリコミ度が増したはず。
盛り上がるんじゃないでしょうか。
▼第1試合がベストバウトとの声も▼
感単に大会のまとめ&感想。
■ “暴走王”小川が“帝王”高山を裸絞め葬
バーネットが旧IWGPベルト挑戦者を募集 [ スポーツナビ|格闘技|速報 ]
主なポイント。
ゲノム10
@第1試合は別枠でルールが儲けられ、肘打ち、頭突き、ヒールホールドなどが禁止された。
@ドローに終わった定アキラは鼻血を流しながら「緊張した。僕の力不足。このような結果に終わって恥ずかしい」と項垂れた。
@重病説を吹き飛ばし、アントニオ猪木が登場。リングへ階段で上がる時のみセコンドの手を借りた。それ以外はしっかりした足取り。
@「(中邑)真輔からの喧嘩はどうするんですか!」のヤジに猪木はなぜか「イタイ!」とひと言。
@ジョシュに敗れた澤田敦士は持参した初代IWGPベルトのレプリカをジョシュに贈呈。ジョシュリング上では新日本・全日本・中邑、控え室でノア・大日本の名前を挙げ、「いつでもどこでもやってやる」と日本語でマイク
@勝利した小川直也、試合内容に納得いかずがっかり。再戦をアピール。
@和田良覚レフェリーが一人で全試合裁いた。
@2780人・超満員札止め。
では感想。

今更言うのもなんですが、小川直也にはプロレスのゲノムが足りないんでしょうねぇ。
コーナーへの振り方一つとっても、未だに様になっていない。
フィニッシュのスリーパーに観客は「ええ?」。
船木や鈴木みのるもスリーパーは使ってます、でも、彼らはちゃんと観客を引きつけたうえで極めている。これは教えてどうなるというものでもないでしょう。
このゲノムを持っていないレスラーは、キャリアを積むと共に淘汰され、メインクラスには上がってこない。
飛び級の小川直也に、試合だけで見せようというのは、ちょっと今後も難しいのでは。

ジョシュのプロレス技連発には驚いた。
このタイミングでの解禁(?)には何か意味があるように思えるが・・・単に、対戦相手の澤田敦士が、プロレス流の受け身をとれたからだけかもしれない。
タンク・アボットとか、これまでの相手はちょっとひどすぎた。

期待していたサップvsモンターニャ、あまりにも短いタイムに呆然。
なりふり構わずパンチを振り回すサップの暴れっぷりは僅かしか見られなかった。
モンターニャの掌打(?)はサップの後頭部へ大きな手が巻き付くようにヒットしまくっていた。ありゃ相当痛いな・・・。
第1試合は「IGF甲子園」とも言える十代対決。
明らかに他の試合と違った雰囲気。
プロ・デビュー戦の定アキラはいいとして、対戦相手のアマ選手にどんなプロレスをやらせるのだろう・・・と思ってたら、ほぼシュートなスタイルになっていた。

公開道場破りのような。
高校3年生・奥田啓介のスピリッツが素晴らしかった。寛水流空手で磨いたという掌打、ローキックはどれも強烈。K−1甲子園に出てもソコソコ上に行くのでは?
後半はややスタミナ切れしていたが(10分連続で闘う格闘技なんて、プロレスとDREAMぐらいしかありませんからね…)、それでも前に出る姿勢は崩さず。
おそらくレスリングで勝負したかったであろう定選手は、面食らってしまったかもしれない。
試合後には涙で敗者のようなコメントを出しています。
十代同士の試合ながら、アマ臭さは一切ナシ。
この日のベストバウトに挙げる人もいた。次はどうするのだろう。
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