ミルコ・クロコップが引退を示唆〜「ケージを出て、ひっそり釣りを楽しみたい」
(09/22 UFC・海外MMA)
UFC103で完敗を喫したミルコ・クロコップが、試合後に引退を示唆する発言をしました。
▼ミルコ「俺はハングリーさに欠けている」▼
クロアチアのサイトでインタビューに答えています。
■ ミルコ・クロコップ「PRIDE無差別級GPの後に引退すべきだった」/UFC 107 噂のカードetc. [ MMA IRONMAN ]
ミルコ:俺はハングリーさに欠けていた。俺自身に問題があった。ただそれだけのことさ。俺のことをもう終わったと言ってる人たちの意見は多分正しい。明らかに俺はオクタゴンで精神的な壁を打ち破ることができなかった。それに、20年間もスパルタ的なトレーニングをしてきたから、身体が悲鳴を上げている。年齢的な問題もある。
(略)
ミルコ:俺は20年間にわたり軍隊のような人生を送ってきた。朝の6時に起床して夜の8時まで身体を酷使してきた。そろそろ普通の人生を送りたくなった。ケージを出てひっそり釣りを楽しむことを考えている。そんな状態じゃ試合に勝つこともできないだろう。
――これがラストファイトだったということですか?
ミルコ:多分(2006年の)PRIDE無差別級グランプリの後に引退すべきだったんだろうね。
敗因などについても語っています。全文はリンク先で確認を。
ついにこの日がきてしまった。
結果は出ていないし、内容も悪いし、本人のモチベーションも低いとなれば・・・仕方ガない。
コンディションさえ問題なければ続けてほしい気もします。
「階級を下げてみては」との声も出ているが…年齢(35歳)的にも厳しいか。
最近のミルコの戦績を並べてみる。
■ ミルコ・クロコップ [ Wikipedia ]
▼2006/09/10 ○ ヴァンダレイ・シウバ(1R KO) ※PRIDE無差別級GP準決勝
▼2006/09/19 ○ ジョシュ・バーネット(1R ギブアップ) ※PRIDE無差別級GP決勝
▼2007/02/03 ○ エディ・サンチェス(1R TKO) ※UFC67
▼2007/04/21 ● ガブリエル・ゴンザガ(1R KO) ※UFC70
▼2007/09/08 ● シーク・コンゴ(3R判定) ※UFC75
▼2008/03/15 ○ 水野竜也(1R KO) ※DREAM1
▼2008/09/23 ▲ アリスター・オーフレイム(1R無効試合) ※DREAM6
▼2008/12/31 ○ チェ・ホンマン(1R KO) ※Dynamite!!
▼2009/06/13 ○ ムスタファ・アルターク(1R TKO) ※UFC99
▼2009/09/19 ● ジュニオール・ドスサントス(3R ギブアップ) ※UFC103
・ギブアップ=試合放棄、口答でのタップ
一応は、ジュニオール戦までは、無効試合を1つ挟み3連勝中ではあったのか。そんな印象はありませんね。
どこで歯車が狂ったのか。
ハイキックがでなくなった理由として「オクタゴンの床がガラスのように滑るから」とミルコは答えています。ケガに悩まされたのも大きかった。
いんなことが重なっての低迷か。
引退の話は試合直後のコメント。時間が経てば、また変わるかもしれません。
もし、本当に引退をするのなら、日本でラストファイトを見せてほしい。
相手選びはなかなか難しいけど。セレモニーだけになるかなぁ。
<コメント>
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