IWGPタッグ王座移動劇が全米で放送される〜やはり新日本プロレスに無許可のタイトルマッチか?
(08/02 新日本プロレス)
 7月23日に記事にした、TNAにおけるIWGPタッグの移動劇がそのままTVで放映されたようです。





▼リングアナがしっかりアナウンス▼

<2009年7月23日>: IWGPタッグ王座がアメリカで移動? / ニュースクリップ [ プロレス専門BLOG:ブラックアイ2 ]
7/30放送分iMPACT!収録結果速報 [ TNA専門blog 拙訳版TNA情報局 ]
 7月21日(現地時間)に行われたTNA・TV収録マッチで、IWGPタッグ選手権が行われた。

<IWGPタッグ選手権=テーブルマッチ>
 ※テーブルを対戦相手ごと破壊できれば勝利。

 ○ブルータス・マグナス&ダグ・ウィリアムズ(テーブル破壊)ババレイ、●ディーボン
 ※挑戦者・ブルータス組に王座移動
 英国コンビが王座奪取。かなり驚きの移動。
 しかし、同大会は「TV収録」が目的のもので、TVで放送されるまでは正式な結果はアナウンスされない。
 そして現地時間の7月30日、TVではそのままタイトルマッチとして放映された。

 こちら試合のダイジェスト動画(TNA公式動画)。



 試合が終わると、ブルータス・マグナス&ダグ・ウィリアムズ(チーム名=ブリティッシュ・インヴェイジョン)はIWGPタッグのベルトをレフェリーから渡される。
 リングアナも「ニュー・IWGPタッグチーム・チャンピオン!」とはっきりコールしている。
 TNA内では王座移動となっっているようです。
 しかし、日本でこのことを報じる媒体はありません。
 新日本公式サイトにも情報はありません。

 日本側が完全スルーという状況からいって・・・、このタイトルマッチはTNAの独断で行われた可能性が高そう。
 タイトルマッチとなれば“一応”管理委員会の許可が必要となる。
 新日本勢があれだけ挑戦しても取り返せないベルトが、こういう形で移動してしまうのは困る。

 幾つか可能性を考える。

どうなるIWGPタッグ?
@非公認で行われたタイトルマッチとして移動を認めない。

@次の興行でチーム3Dがベルトを取り返し元に戻る。新日本は見なかったことにする。

@新日本も移動を公式なものとして認める。
 「3」に関しては、ベルトが3Dに移った時点で、TNAでもタイトルマッチを行えるような契約になっていた可能性はあるかなぁーと。移動はアレかもしれないが。

 問題はTNA側の考え。今後もストーリーの中でIWGPタイトルを転がすつもりがあるのかどうか。
 次回のTVマッチで防衛戦は行われるのか。
 間抜けな結末にはならないでほしいもんです・・・。

▼TNAはジェフ・ジャレットが離脱▼

 TNA内でもいろいろ動きはあるようです。
 表でも裏でも、長くTNAのトップとして活躍していたジェフ・ジャレットが離脱したそうで。
 TNA内では上層部の入れ替えが行われている。
ジェフジャレットがカレンアングルとの同居発覚で解雇!? [ TNA専門blog 拙訳版TNA情報局 ]
 解雇の理由は何とも言えませんが、とにかくダブルJがTNAから離れたことは事実であります。
 代わってトップとなったのは・・・ビンス・ルッソー!
 WCW末期の超グダグダ時代を先導した放送作家。俳優をチャンピオンにするなど、「プロレス破壊」に関しては高田総統以上にムチャクチャしまくった。
 IWGPタッグ移動劇は、ジェフ・ジャレット離脱直後の大会。
 このことは大きく関係しているかもしれない。ルッソーはベルトの権威とか歴史とか、あまり重要に考えていないと聞きます。
 今後、新日本とTNAの交流にも影響が出てくるかもしれません。

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