竹田誠志＆木高イサミの“無名”コンビが最侠タッグリーグ優勝、これぞデスマッチドリーム〜竹田のMMA戦績にも注目
(05/29 インディー)
　大日本プロレスで長期間にわたって行われていたリーグ戦「最侠タッグ」がついに終了。
　どんでん返しの連続。伊東竜二のケガによる欠場で“敗者復活”となった「竹田誠志＆木高イサミ」がまさかの優勝。
　プロレス界的には「無名」と言っていい存在。格やキャリアに関係なく思わぬ選手を光らせるのがデスマッチのパワー。




▼宮本裕向vs竹田誠志が横浜文体で実現か▼

■ 竹田＆イサミ組が最侠タッグリーグ優勝７．１２横浜で竹田がデスマッチ王座挑戦へ ［ スポーツナビ ］
5．28　大日本プロレス／東京・後楽園ホール
［メ］大日本最侠タッグリーグ決勝戦＆ＢＪＷ認定タッグ王座決定戦　最侠デスタワー　巨大蛍光灯タワー４コーナーデスマッチ　３０分１本勝負
　佐々木貴、宮本裕向（30分時間切れ　引き分け）竹田誠志、木高イサミ

［延長戦］優勝戦
　○竹田誠志、木高イサミ（5分35秒　ドラゴン・スープレックス・ホールド）●宮本裕向、佐々木貴
　※竹田＆木高が優勝。
@試合後、竹田が宮本の保持するデスマッチ王座挑戦をアピール。

@7月の横浜文体でタイトルマッチか？

@宮本「俺が一番得意なデスマッチで勝負する」。

@各選手：試合後コメント→ スポーツナビ


　伊東竜二の欠場により、敗者復活で優勝戦へ進んだ2人。勢いは止まりませんでした。

　あえて記事タイトルでは失礼ながら「無名」と強調して書きました。
　メジャーを中心として見ているファンには「誰？」という感じでしょう。
　それだけの快挙。

竹田誠志
■ 竹田誠志：フ　プロフィール ［ 調布のプロレス　STYLE-Eオフィシャルウェブサイト ］ …2人目
　生年月日： 1985年８月13日
　出身地： 東京都町田市
　所属：STYLE-E （U-FILE CAMP）
　身長/体重： 173cm/80kg
　デビュー戦： 2007年１月20日、vs佐々木恭介
　スポーツ歴： レスリング
　得意技： スピアー 、 国体一回戦スラム

木高イサミ
■ 木高イサミ ［ Wikipedia ］
　生年月日：1981年9月27日
　出身：神奈川県横浜市
　所属：ユニオンプロレス
　身長172cm、体重75kg
　デビュー戦：2002年7月18日 vs松本だいすけ
　得意技：スワントーンボム、軍鶏

　竹田選手はwikiにも載ってない。誰か書いてあげてください。
　STYLE-E、ユニオン共に大きな団体ではありません。そんな選手が後楽園のメインで感動を生み出す。
　宮本裕向が建築現場デスマッチでブレイクした時も感じましたが、デスマッチには通常のプロレス以上に、新たなスターを生み出す特別なパワーがありますね。
　若手を強引に上で使うと、どこか無理が出て観客との間に距離が出来てしまうことが多い。デスマッチではそれがまるでない（試合を見ていないで言うのもアレですが）。
　物怖じしている暇がないから“吹っ切れる”タイミングが掴みやすいんですかね？
　頑張った分がストレートに観客へ伝わる空間（逆にダメだとそれもすぐ伝わる）。

　この熱を次に繋げねば！
　竹田誠志選手のデスマッチ王座挑戦が決定となりそう。
　場所は横浜文化体育館（7月12日）。
　竹田選手の主戦場（西調布格闘技アリーナ）は数百人も入れば満員。
　まさにデスマッチドリームですねぇ。
　正直、宮本vs竹田で文体は厳しい。大日本にしたら他団体の若手にビッグマッチを任せるのは冒険すぎる。
　それでも、竹田誠志の勢いに乗っかってみたくなる気持ちは分かります。
　デスマッチのルールは・・・建設現場か！？　

▼竹田誠志はMMA15戦１０勝4敗1分▼

　更に竹田誠志選手の情報を掘り下げる。
　STYLE-E所属ですから、U-FILE CAMP所属でもある。
　師匠は田村潔司。好きなプロレスラー・葛西純。
　Ｕの遺伝子を持ったデスマッチファイター。

　MMAでの実績も凄いんです。
■ Masashi Takeda ［ SHERDOG FIGHTFINDER ］
　ZST、DEEP、パンクラスなどに出場経験アリ。
　総合戦績は15戦10勝4敗1分」。

　2007年2月には実力者の小谷ヒロキに１ＲＫＯ勝ち。　
■ ZST.12 ［ スポーツナビ ］ 　
　2007年10月、ZST・ディファ有明大会のメインに登場。タイトルマッチで敗れる。
■ 【ZST】内村洋次郎がKO勝利で初代王者に！　最強高校生コンビも大活躍 ［ GBR ］
　2007年11月、元リングスの伊藤博之に一本勝ち。前田日明も見ていた。
■ 【ZST】所英男がメインで激勝！「大晦日はミノワマンと闘いたい」 ［ GBR ］

　2005年には、DEEPのフューチャートーナメントで、元極真・菊野克紀（DREAM.10参戦）とも対戦している（１ＲＫＯ負け）。
■ 【DEEP】フューチャーキングT、4階級のファイナリストが出揃う ［ GBR ］

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