バダ・ハリがセーム・シュルトに1RKO勝ち〜K−1主役の座も強奪か
(05/18 K-1)
オランダで行われた格闘技のビッグイベント「It's showtime」で、「セーム・シュルトvsバダ・ハリ」なる大注目カードが行われました。
この大会、今のところ日本での放送予定はありません…。
▼シュルトは5年ぶり、生涯2度目のKO負け▼
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■「イッツ・ショウタイム」
5月16日(現地時間) オランダ・アムステルダムアリーナ
<ショウタイム認定ヘビー級世界タイトルマッチ>
○バダ・ハリ(1R0分45秒 KO)●セーム・シュルト
※パンチ連打
1R開始のゴングと共にバダハリは距離を詰めてパンチを振るう。コーナーに追い込んだところでドカンとヒット、シュルトがダウン。
立ち上がったシュルトは蹴りを出して反撃に出るも・・・バダ・ハリのフルスイング・フックが止まらない。またもダウン。なんとか立ち上がるが・・・レフェリーはストップ。
まさかのバダ・ハリ1RKO!
昨年のGP決勝で反則負け、Dynamite!!ではアリスター・オーフレイムに敗戦。メインストーリーからは遠のいたかに思われたバダ・ハリだが・・・一気に浮上してまいりました。
セーム・シュルトのKO負けは生涯2度目。
前回は2004年の5月20日、アレクセイ・イグナショフ戦。このときもオランダで開催された「It’s Showtime」での試合だった(イグナショフはシュルト戦の2日後に日本で中邑真輔とMMAで対戦、敗れている)。
実に5年ぶりのKO負け。
これだけの結果を見せつけられれば、K−1としても黙ってられない。
やっぱりバダ・ハリは何かを持ってる。申し訳ないが、シュルトが勝っても普通すぎてつまらない。
こういう選手は貴重。
これで今年のK−1GP、本命の声が多くなりそう。
ちょっと気になったのは「シュルトvsバダ・ハリ」なんて凄いカードを、なぜK−1でやれなかったのか。
詳しい事情は知りませんが、MMAと同じように、K−1も海外の団体が力を持ち始めているのだろうか?
K−1はマニアックなモノだけになってはいけないでしょう。
▼今後の大会予定は未定?▼
その他の主な試合結果。
○タイロン・スポーツ(3R判定 3−0)●アティラ・カラチ
○アンディ・サワー(3R判定 3−0)●シャイド・ウラド・エルハディ
○ダニエル・ギダ(2R KO)●トーマス・ホーン
○ムラド・ボウジディ(1R 右額カット→TKO)●エロール・ジマーマン
○ドラゴ(3R 右目カット→TKO)●ウィリアム・ディンデル
○メルヴィン・マヌーフ(3R 左足自傷→TKO)●ステファン・レコ
<ショウタイム−65kg世界タイトルマッチ>
○オロノ・フォーペチュポン(5R判定 3−0)●ハッサン・エル・ハムザオウイ
※フォーペチュポンが新王者に。
エロジマンがTKO負け。レコは右足自傷、あらら。
今後のK−1 WORLD、日本国内の大会は発表になっていません。
■ EVENT LIST 2009 [ K-1 OFFICIAL WEBSITE ]
来週、ポーランドでヨーロッパ予選が行われますが・・・ちょっと心配。
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