団体代表のレスラーが新人時代のトラウマと向かい合い闘うプロレス〜鈴木みのるvs石川雄規
(03/05 U-STYLE・UWF)
かったよ。まぁ、一番楽しめたのは客じゃねぇのかな。チンケなレスラーのプロレスごっこを見せられて、不満タラタラだっただろうからよ。本物のプロレスラーが、本物の技を見せてやったよ。
最近、30分越えるのがいい試合みたいな風潮があるじゃねぇか。あの技を返したからスゲェとか、あの技を受けたからスゲェとか。そんなもん、客が決めることだ。エスカレートしすぎだよ、どいつもこいつも。今日の昼間も、今、石川と戦ったのも、いつもの俺だ。悔しかったら俺の首を取ってみろよ。その“いい試合”ってやつでな。
短い試合タイムにはプロレス界へのメッセージが含まれていたようです。
■ 石川雄規:試合後コメント
――鈴木選手に最後に引き起こされましたが。
石川 俺たち同士にしか分からないものがありますから。でも、過去のトラウマは解消されたのかな。負けて結果は出せなかったけど、何も恐怖は感じなかった。結果がこうなってしまったのは仕方がない、強かった。(次は)俺はいつでもいいし、鈴木さん次第。あの人はあんな感じだけど、心のどこかで分かり合えてる気がする。そんな戦いでした。でも、まだ1枚も2枚も鈴木さんが上手だな。悔しい。
負けたことは「悔しい」としながらも、試合の内容には満足できる部分もあったようで。
5分というタイム、一発で決めるスタイル、リングの中で共通のメッセージを発せられたことから来る満足なのか。
いろいろと考えさせられます。
何をもって「トラウマ払拭」とするか。かつて新人時代に負った傷が「心のどこかで分かり合えた」ことで埋まるのかどうかは本人にしか分からないところでしょう。
できれば、せっかく生まれたストーリーであるし、バトラーツのリングで後輩に引き継ぐような形になれば良いと思うが・・・。
▼満員の観客に驚いた▼
最後に画像を貼りながら簡単に他の試合の感想を。

会場はぎっしり満員。
キック・空手系の関係者が多かったのか、藤原敏男さん紹介に大きな歓声が出ていた。
でも招待券客多めの時の妙な雰囲気はなく、皆さん、声を出して素直に楽しんでました。

タイトルマッチ前記念撮影。
←から、元格通編集長・杉山氏、アレク、和田良覚レフェリー(メイン以外全部裁いた)、スーパータイガー、小林邦明。

アレクが変形ツームストンで勝利。
元気のない頃もあったが、この日は横綱相撲。

黄色い覆面はサミー・リーJR。
某サイトに「○伏似」ってオモイッキリ書かれてて笑った。
浜田さんは試合序盤に負傷したらしく途中退場。
その後、情報ありませんが、どうなったんですかね?

垣原親子、金原弘光も観戦。
その他、関本大介も来ていた。
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<コメント>
素晴らしい特集をありがとうございます。全く同感です
。
KENTA-中嶋戦とか最近のドラゲーとか確かにホント凄いんですけど、どこまでやるの?って思います。中嶋なんて今後のプロレス界をずっと背負っていく選手なので、考えてほしいです。
こういう人間模様があるから、プロレスは長いこと観たもの勝ちですよね。週プロの記者より私の方が長いこと見てますし、あの採点にはよくハァ?って感じます。
投稿者:健タロー
>健タローさん
素晴らしい特集になっているかは分かりませんが、そう言って貰えると嬉しいです。ありがとうございます。
週プロ採点で10点を目指すスタイルも否定はしませんが、複雑な技・危険な技が増える一方で、もうちょっとシンプルにしてもいいのになぁーと思うことはありますね。
>プロレスは長いこと観たもの勝ちですよね
まったくその通り。
投稿者:杉
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