ハッスル・山口社長がインリンさんに反論〜高田総統は他に未払いの者がいないか興行内で確認
(02/20 ハッスル)


 インリン・オブ・ジョイトイさんのギャラ未払い問題について、ハッスルエンターテイメントが後楽園ホール大会終了後に緊急会見を開いた。
 山口社長は「今回の件はただのギャラの未払いということだけではなく、出演契約違反で弊社として被った損失があり、結果として暫定的にギャラの支払い残金が残っている」と語り、未払いがあることは認めたが、それには理由があることを明かした。

▼「熱愛」がインリン様のイメージを崩した?▼

ハッスル社長がインリン出演料未払い問題で緊急会見 [ スポーツナビ ]

 トラブルの発端は昨年3月の写真週刊誌のハッスル元スタッフとの熱愛報道。ここで掲載されたスクープ写真が実はインリンさんの事務所の売り込みによって掲載されたことが明らかになり、ハッスルサイドとしては、キャラクターのイメージを尊重すべき事務所のとった行動に対し不信感を持ったという。さらに制作スタッフとの熱愛ということで、ほかのタレント事務所からは「安心してタレントをまかせられない」と出演のブッキングに支障をきたす事態となり「インリンさんとの出演契約を早期に終了せざるを得なくなった」という。
 インリンさんとの契約では「ハッスル、インリン様のイメージを損なわないように行動する」という規定があたっといい、ハッスルはインリンサイドの行動がそれに違反するとして5月31日に契約を終了。このため、ハッスルの主役として活躍してきたインリン様というキャラクターも、急きょ5月に早期引退となってしまい「その後のプラン、ストーリーを変更せざるを得なくなり、会社運営上、多大な損害を被った」と、インリンさんの契約違反を主張した。

 山口社長によれば、契約終了以降もインリンサイドと交渉を続け「夏には一部ギャラを支払い、秋にも支払う意志があることを伝えたが、今回、突然提訴されて驚いている」と困惑を隠せない。

 今後は、弁護士を通じてインリンサイドと交渉していくということで「泥仕合にならないように穏便に進めていきたい。再びインリン様がハッスルのリングに上がってもらえるようになればいい」と話し合いでの決着を切望した。また、一部メディアで報じられた泰葉さんへの未払いについては「契約書でも3月末に支払う予定になっている」とキッパリと否定した。

 インリンさんの熱愛報道により、インリン様のイメージが崩れた。これは規約違反だ、と。
 単純にお金がなくてギャラが払えなかったわけではない、それは分かりました。
 ただ・・・熱愛でイメージが崩れるってのはどうなんだろうなぁ。この辺は芸能界のルールの話になるんで、よく分かりませんが、彼氏がいるならいるでキャラの変更はできるような気もする。
 まぁ、あのあと旦那さんはハッスルを辞めているわけだし・・・かなり裏では揉めたんでしょうね。それがいまだに続いている。
 そういう中でボノちゃんと闘ったインリン様には改めて感心してしまう・・・。

 今日のハッスル・後楽園ホール大会の総統劇場では、高田総統が「お前は未払いないか?」とモンスター軍に確認していくスキットがあった。聞かれたアンジョーが半笑いだったのでアドリブだったかもしれない。
 「何か困ったことがあったら、この私に言いたまえ。400万円までは何とかしてやる!」。
 ネタにすること自体、かなり挑発的に感じます。まぁ、スルーするのもハッスルらしくはありませんが…。

 この調子だと、インリンさんがブログで反撃してくる可能性は高そうですね。それこそ泥仕合。どうにか裏の話し合いで結論を出していただきたい。
 私も含めてハッスルのファンは、インリン様を敵として見たくありません。

▼高田総統、病気の影響かビターンができなくなった?▼

 本日のハッスル、サムライで見ました。
 まず出来事まとめ。

元WWEタッグ王者がボノくん組に圧勝 ナットーマンがハンディキャップ戦に出陣へ [ スポーツナビ ]
2009年2月19日 ハッスル・ツアー2009〜2.19 in KORAKUEN〜 [ ハッスル オフィシャル ウェブサイト ]

2.19 ハッスル/後楽園ホール(1910人)
@オープングの歌はニセHG。そこに芸人のヒライケンジが現れる。フィリップ芸を披露したあと、一緒に歌う。

@川田が某ノア中継で流れるCMをパロる。小路「利明、意味わかんネー」。

@KUSHIDAが髪、レイ大原がベルトを懸けたシングルマッチは、ベルト攻撃で大原が一旦勝利、勝手にバリカンで髪切りを始めてしまうも・・・しばらくして裁定が覆り再試合へ。結局、無効試合。KUSHIDAは負けてもいないのに、>
前[P.1/2]
<コメント>

ごぶさたしております。毎日楽しく読ませていただいてます。
芸能界的には、特にCM契約などで、「恋愛禁止」などを暗黙の了解とすることはあります。ただしそれを明記すると契約全体が違法・無効になってしまうので(公序良俗に反する)、「イメージを損なわないよう努力する」みたいな文言にします。
なので、「芸能界のしきたり」という観点からはHE側の主張にも理があることになるのですが、民事裁判でこれがどう認定されるのか。あるいはこれを裁判前に堂々と言ってしまってよいのか。HEのことだから、山口コメントも弁護士のチェックを通してはいるのでしょうけれども、この種の裁判に登場する弁護士って必ずしも「自由正義の実現のため」という動機ではないことも往々にしてありますし。
いずれにせよ、堂々と言ってしまうのはハッスルらしいといえばらしいような気もしています。
投稿者:よねざわいずみ
未払い金を払う用意がある・・・ってそれならとっとと払えばいいのに。
そもそも後から後からって詐欺でしょ。結局持ってないなら持ってないって言えばいいのに。

プロレスとしても会社としてもホントに3流ですね。
投稿者:kei
>よねざわいずみさん
芸能雑誌など見ると「CM契約中だから結婚・離婚は先送り・・・」みたいな話が普通に出てきますよね。イメージを商売とする人は基準が曖昧で大変そうですね。
ただハッスルは「別キャラ」という逃げもあるので、どうかなーという気がしてます。
ハッスル側は話し合いで解決したいみたいですけどね。

>keiさん
未払い金を払う用意・・・というのは「揉めている件が解決したら」ということじゃないでしょうか。まぁ、その話し合い自体が止まっていたようですが。
投稿者:
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