チョコボール向井 、永田に完敗〜続くバトラーツは…
(12/19 インディー)
当サイトで勝手に盛り上がってるチョコvs永田。いよいよ試合が行われた。
SAMURAI!でニアライブあり。試合経過をレポートしてみる。
いつものテーマ曲でチョコ入場。若干ブーイング聞こえる一方、「チョコボール向井」と大きく書かれたプラカードを持ってる人もいる。
走って入場したチョコはリング前で精神集中、「おっしゃ!」のかけ声と共に鉄階段をかけあがり、リング中央で四方に頭を下げる。
永田はノーガウンで登場。敬礼ポーズに気合いが入ってる。
ゴングと共にチョコがダッシュ、エルボーを顔面へ連打するも永田の表情は変わらない。軽くいなすと左右の強烈な張り手を連発。
続いて首投げから背中へキック。立ち上がったチョコへもう一度首投げ→背中へキック。どれも凄まじい。早くもチョコはグロッキー。
解説の高木記者(東スポ)「立ってナンボですから立たなきゃダメです」
ローキック、ミドルキック連打でダウンしたチョコを永田は引きずり起こし、そのまま場外へ投げ捨てる。
永田「来いよ! 立て!」
チョコはかなり辛そう。あまりにダメージ深くてインタバールとらせたか?
リングに戻ると永田が張り手連打。腰砕け状態のチョコへ重いミドルキック3発。
ダウンしたチョコを引きずり起こすとコーナーに押しつけストンピング。永田は静止に来たレフェリーを何度か突き飛ばす。
フラフラながら何とか立ち上がったチョコ、叫びながらエルボーを放つも、永田のエルボー一発で動きが止まる。中腰になったところにミドルを食らってダウン。
立ち上がるところにまたミドル。これが数回繰り返される。
ついにはダウンカウントがスタート。
カウントの途中で永田がレフェリーを突き飛ばし、ヤクザキックを顔面へぶち込む。この日、初めてのフォールへ。カウント2。
続いてエクスプロイダーの体勢に入るも、チョコはエルボーで脱出、更に張り手。バチーンといい音で場内沸く。
ロープにチョコが飛んでショルダー・タックル、もう一度ロープに飛びニールキック。永田は肩を押さえる。
続いてドロップキック。フォールへ行くもカウント2。
やっとチョコの技が出だすも、永田はバックドロップで逆転。
ミドルキックを2発ぶち込んだあと、逆エビ固めへ。
しばらく耐えたがチョコはタップ。
[4]○永田裕志(4分38秒 逆エビ固め)●チョコボール向井
試合後、腰を押さえてうずくまるチョコ。口から流血。永田は介抱するセコンドを下げさせる。
なんとか自力で立ち上がったチョコに場内拍手。永田は「頑張れ!」と声をかけ握手。
当然の結果。永田さんはキラー・モードでハードな打撃をバシバシぶち込み・・・。
・・・で、このあとはバトラーツなんですが、チョコさん欠場だったそうで。
流れはこんな感じ。週プロモバイルから。
12.18 バトラーツ/埼玉・桂スタジオ(418人)
@試合前の入場式、後楽園からコスチューム姿のままチョコが駆けつける。
@村上がマイク「プロレス舐めとんのか! 新日本と天秤にかけてんじゃねえ」
@メイン。石川&チョコで入場も、石川が「1人でやる」と宣言。
@石川vs村上&臼田で試合スタート。
@試合途中、チョコがエプロンから檄を飛ばすと村上に蹴り飛ばされる。
@終盤、セコンドの竜司ウォルターズ(バトラーツ)が試合に参加。タッグマッチとなる。
[5=メ]○村上、臼田(15分57秒 裸絞め)石川、●竜司ウォルターズ
@村上マイク「プロレスを舐める奴は上がる資格もない。自分の親をバカにすんな」
@チョコ「村上に相手にされるまでやりたい」
なんだかなー。これって最初から欠場させるつもりだったんですかね? まぁ、永田戦が終わってコンデション見てから判断するつもりだったんでしょうけど・・・バトラーツのお客さんはガッカリだよなぁ。
裏でどういうヤリトリがあったかは分かりませんが、もうちょっと別の形があったんじゃないでしょーか。
周りがやらせなかったのかもしれませんが・・・こりゃないよ。
村上の言うとおり、チョコボール向井は新日本とバトラーツを天秤にかけて新日本をとった。興行の順番が逆だったらどうかとか、いろいろあるだろうけど、この状況じゃそうとられても仕方ない。
まぁ、新日本の試合で大けが負ったとか、あまりにダメージが深いとかなら別ですが、それでも試合に穴を開けるのはプロとして問題ある。
もうこの話終わり。
<コメント>
バトラーツ見に行きました。
このタッグマッチが目当てだったので、この結果は残念でした。
新日でケガして急遽こういう形になったのかどうか知りませんが、バトラーツの若手達がいい試合をしていたので余計に残念でした。
投稿者:tn
僕もバトラーツに行ってました。
チョコを一喝したのは村上でしたけど、石川もチョコにはリング
に上がるなと指示していたので、実質的に試合にチョコに試合
をさせなかったのは石川だったと思います。村上の言葉だけ
ならチョコも立ち向かっていったでしょうが、石川に言われたら
従わざるを得ないでしょう。
それでも10分経過の頃にローンバトルの石川を助けようと
エプロンまで上がるのですが、そこで村上にリング下に蹴り
落とされるとエプロン下で蹲ってしまい、結局リングに上がる
ことなく終わりました。
試合後は石川もマイクで「新日と掛け持ちできるほど、バト
ラーツは甘くない。上がれば大怪我していた。新日は都合の
いいときだけ利用する、クソ団体だ。新日とバトのどちらが
ホンモノか判ってくれていると思っていた。村上は厳しいこと
を言ったが、それはお前を認める部分があったからだ。俺は
世間がなんと言おうとお前のことを買っている。こんなとこで
つまづいていないで、一緒に前に進んでいこう」という意味の
ことを言っていました。
石川の意見にはバトファンとしては賛成です。チョコのプライド
は傷つけてしまったかもしれませんが、バトラーツの存在意義
を守るためには仕方なかったと思います。今のバトはちっぽけ
なインディ団体ですが、だからこそ理念がより大切だと思うから。
以上、長文失礼しました。
投稿者:wat
>tnさん
バトラーツも若手が育っているんですねー。澤選手は硬軟自在で素晴らしい。
>watさん
貴重な情報ありがとうございます。
石川さんにどこまで話が行っていたのか…。まぁ、全てはダブルヘッダーになってしまったのが問題で・・・。夢☆勝ちでやらしてもらえば良かったのになぁ。
投稿者:杉
遅ればせながら、この書き込みを見つけたので一言。
僕もバトラーツを見に行ってたので、聞いた事は
watさんの書き込みとほぼおなじですが、
僕が後になって(ジム横の飲み屋で)お客さんたちの会話からいろいろ聞いた噂話では、そもそもチョコボール向井の自主興行で彼が石川選手とやった時に、
「前田さん(日明)の前で試合をしよう!」と石川さんが言ったそうで、その後石川選手が村上を通じて上井さんに出場を申し込んで出場のOKが取れたらしいんですわ。
すると何故か新日本が急にチョコさんに出場をアプローチしてきて、それがインディ祭りでの(チョコの)アピールになったらしい。
当然、新日とBMLの間柄だから石川も村上も慌ててチョコを説得したらしいんだけど、元々新日の練習生だったチョコさんは舞い上がっちゃって結局新日のオファーを受けちゃった。
外様に冷たい新日、ましてや永田が全日本の小島みたいにチョコといい試合をしようなんて気はさらさらないわけで、試合は石川が思った通りチョコの商品価値をつぶしての完全勝利。永田にしてもこの後1月4日に試合する相手(村上)と闘う選手ですからね。彼にはチョコなんてどーでも良かったんじゃないか?って。つまり新日のビッグマウスへの嫌がらせにチョコと石川が巻き添えを食った感じじゃないか?ってみんな言ってましたね。後で店に出てきた石川選手には怖くて聞けなかったけど。
でもチョコを自分の団体のメインに上げよう、ましてやこれビッグマウスに上げて(チョコを)売り出そうと思ってた石川選手の思惑は完全につぶされたわけで、チョコを上井さんに推薦した村上も顔をつぶされたらしい。(それも次の対戦相手の永田によって。)
この時点で、チョコの12月29日の出場は消えたんだそうな。
でも時間がなくてチョコさんの出場も取り消せない。
これも噂だけど、新日と契約しちゃった時点でチョコはあの日バトラーツのリングで試合ができなかったんじゃないかって話もあったですね。これは嘘じゃないか?と思うけど。
ファンらしき常連さんからそんな話をいろいろ聞いてみると石川がチョコさんを上げなかったのも、村上があんだけ怒ってたのも何となくわかった気がしましたね。
長々とすいませんでした。
いずれにしても裏話だと思いますので、僕もこの話は終わりにします。
投稿者:越谷の通行人
>越谷の通行人 さん
長文、ありがとうございます。
チョコさんの新日本参戦については、あれからいろいろ噂出てますが・・・潰す潰さないというより、偶然スケジュールが重なったんだと私は思ってます。
実際問題、チョコさんがBMLに上がる上がらないというのがチケットの売上を左右するとも思えませんし・・・。
投稿者:杉
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