IGFにプロレス万博戦士が参戦していた! 彼の試合で会場パニック!
(11/26 IGF・アントニオ猪木)


 「プロレスで世界平和」。「スポーツで世界平和」。
 引き寄せあうのは運命なのか。
 IGF・名古屋大会に「プロレスエキスポ」参戦の外国人選手が上がっていた。

▼フレンチ・ハイディ▼

 “プロレス万博戦士”は「マリオ・フレンチ」なる選手。

第4試合 シングルマッチ [ スポーツナビ ]

[4]○澤田敦士(4分57秒 バックフリップ→体)●マリオ・フレンチ

 そう、石井慧登場で会場が騒然となったあの試合。
 大会当日になって急遽参戦となった謎の外国人が万博戦士であったのだ。

 ソースはプロレスエキスポ・ブログから。

あの選手が登場!! [ ProWres Expo Information ]

 そんな中で、実はEXPOに出場したあの選手が
 IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)に出場を果たしました!

 マリオ・フレンチ!

 マリオ!?誰??? と思ったのはアナタだけではありません。
 私もです・・・
 そうです。EXPOでフランス代表として、何とデビュー戦を戦ったという
 フレンチ・ハイディ選手その人でございます!

<中略>

 ハイディはこれから、今年9月に行われた戦極に於いて、NOAHの杉浦選手を撃破した、今年の世界柔術無差別級王者シャンジ・ヒベイロ選手のもとで、修行に入るとの事。ヒベイロもハイディの素質を高く評価しているとのことで、これからハードな練習に明け暮れることでしょう。

 なにせ今年プロデビューしたばかりでプロレスも2戦目、本職のMMAもまだプロ経験ナシ、ということです。まだ若いですし、今後の活躍に期待したいところです。
 サンボや柔道、レスリングのバックボーンに加え、これから柔術をマスターしようと言うのです。プロレスとMMAの両立を目指す彼が、また日本に来ることを楽しみに期待しましょう!!

 フランス代表の選手ですね。
 2日目の夜興行では、アイルランドの選手と「ヨーロピアン・スタイル・パビリオン」なる枠で登場、見事、勝利しています。
 ・・・全然、内容はヨーロピアンでなかったが、MMAが本職では仕方がなかった、か。

 昨日の澤田戦では、体格差をモノともせずレスリング仕込みの投げを何度も放ち、なかなかイイ動きを見せていました。モノゴリアン・チョップもやっていましたね。

▼マリオの試合で会場パニック!▼

 万博ではガラガラ客席で注目度も低く、モチベーションをあげるのが大変だったかと思われますが、IGFではリングサイドに異様な数のカメラマン! 観客もザワザワ。
 「お、この団体はいい雰囲気だ、マスコミもいっぱいだ〜頑張るべー」とマリオが意気込んたかどうかは知りませんが、それなりに張り切っていたのは間違いない。
 もちろん、マスコミ・観客の視線はアノヒト。

石井、イノキゲノム主役ダ〜!初リング…IGF名古屋大会 [ スポーツ報知 ]

 リングで戦う男たちの注目を、一人で奪ってしまった。
 第4試合、沢田の入場時だ。背後から両肩に両手を当て、二人だけのトレインを作って現れた181センチの大男に視線が集まり、所々で驚きの声が上がった。「あっ、石井だ!」。先輩がリングに立つのを見届けると、石井は館内のファンに向かって手を振り、最前列に座った。

 さあ、試合開始―。リングを背にしたカメラマンが、静かに熱戦を見守る石井に群がる。その後ろには、カメラ付き携帯電話を手にした観客が次々と殺到。リングサイドの一角に約100人の人だかりが出来てしまった。「見えないぞ!」「試合を見ろ!」と罵声(ばせい)が飛び交った。係員たちが必死で観衆を押し戻すとまもなく試合終了。4分57秒、バックフリップからの体固めで沢田の勝利だ。

 万博では観客がいなくて視線を集められず、IGFでは試合そっちのけで観客の視線を石井に奪われ・・・。
 結構、頑張っていたのにね。まったく注目されていなかったとは残念。

 超満員の会場で、彼の一挙手一投足に観客が興奮する日は来るのでしょうか・・・。

▼小川直也「何かが足りていない」▼

 IGF関連でもう一つ。
 名古屋大会を欠場した小川さん、PPVを観戦したようです。

2008年11月24日(月・祝) 愛知県体育館・・・ [ オーちゃんの不定期ブログ ]

 弟子・澤田のパフォーマンスにお褒めの言葉とダメダシ両方。
 確かに、もうちょっと石井慧はイジって欲しかった。

 更に、こんな発言で締め。

 それと、今回のIGFは、師匠のインタビューが物語っていた。
 たぶん、怒ってると思う(笑)。
 全体的に観ても>
前[P.1/2]
<コメント>

小川不出場の件にも関係あるかもしれませんが、これまで演出を
手掛けてきた「真撃」グループが、今回は外れたということです。
PPVを見ましたが、杉さんが言うように今回の方が、「らしく
て」いいですね。プロレスに全選手集合の大団円なんておかしい
ですから。K−1かぶれのチープな演出にはもううんざりです。
投稿者:123田〜
そういった意味では、これまでのIGFは小川の発言力が大きかったわけですね・・・
しかしIGFは田中秀和氏を始めとして、派手な舞台設定など「経費の無駄使いなのでは」と指摘されてきました。
多分ですが、123田さんの読みどおり、経費削減のために小川もろとも「真撃」を切ったのかもしれません。
小川は多分プライドだけは高いですから、リストラされたことを認めたくないのかもしれません
投稿者:レオ
戦闘竜はともかく、ミノワマンがIGFに参戦しますかね?
某団体第1試合要員でいいと思いますけど、もっと試合がしたい、稼ぎたいということでしょうか。
石井以上に何しに行ったのかわかりません。

しかし小川もとりあえず因縁つけて喧嘩売れとは発想が昭和ですね。
元WWEではなく老龍に豚虎という客寄せを使ったことからIGFは今後昭和の箱庭(客層含め)と化す可能性もありますからそれでもいいかもしれませんが。

個人的には今回の興行は何かが足りなかったのではなく、何もかも足りなかったと思います。
ジョシュが律儀に参戦してくれなくなればいったいどうなる事か・・・
あるいはジョシュのスケジュールを見て、戦極やアフリクションのないところを狙って興業し続けるかもしれませんが。
投稿者:嵐山
>123田〜さん
今回は演出ゼロに近かった。なるほど、演出が外れていたんですね・・・。
でもマイナスをプラスにするアイディアが、まだあるんだから大したものです。

>レオさん
>そういった意味では
すいません、コレ「そう言った意味」はどの部分ですか(笑)。
小川もIGFに振り回されてる気がします。まともな試合はほとんどしてません。

>嵐山さん
小川自身は田村潔司にケンカをガチで売って、無視された経験があるんですけどね(笑)。今はなかなか難しいようです。
>何もかも足りなかった
うーん、私はそこそこ楽しめましたけどね。イノキイズムがどうのってのを頭から抜けば、面白い試合もたまにあります。

コメント欄だから書きますが、おそらく、IGFは今大会がラストだと思います。
もしくは後楽園ホールクラスからの出直しになるでしょう。
投稿者:
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