石井慧 会見〜まずは大学卒業、大晦日参戦は消滅か ※追記
(10/07 国内MMA)
本日、午前10時より石井慧が会見。ビッグマウスは封印、真面目に語った。
「総合格闘技に興味はあるが、いまは卒業を第一に考えている。」
「卒業してから本当にやりたいことを考えたい。時間があるのでゆっくりあせらず考える」
今すぐに総合転向はない。
練習もしていない。
総合格闘技団体からの話もない。
来年の世界大会に出場しないで、休みながら柔道を続ける形(総合と両立?)を希望していたようで、もしかしたら、「強化委員長に総合を転向を告げた」という話に誤解があるのかも。
報知の報道で柔道連盟が「総合転向」と決めつけて過剰反応してしまった・・・とか。
詳細は各サイトで。昼のワイドイショーでも大きく取り上げられるでしょう。
※以下、深夜に追記
▼石井「(総合の練習は)いまは全然やってません」▼
GBHに会見の全文があります。
@ 総合転向を否定、石井慧の会見全文「団体との交渉は全くない」 [ GBR ]
@ 石井慧、大学卒業まで格闘技封印「興味はあるがまずは卒業」 大みそか参戦消滅も「将来はやってみたい」と注目発言 [ スポーツナビ ]
会見で石井は吉村強化委員長に「将来やってみたい、興味がある」と言ったことは認めたものの「(総合の練習は)いまは全然やってません」と年末参戦の可能性は否定。世界柔道団体選手権を欠場したことで、すぐにでも格闘技に転向するのではないかと見られていたが「出たかったけど、練習不足で焦って練習してしまって古傷の股(こ)関節を痛めてしまった。柔道で自分にウソはつきたくない。常に120パーセントでやりたいので棄権を決めました」経緯を説明。格闘技団体の交渉についても「まだ話もないし、話も聞いてない」とキッパリ否定した。
世界団体選手権後の「総合転向を宣言」は「将来やってみたい」程度の発言だった。
・・・説得されてそうなった可能性もあるか。
@ 石井慧、大晦日プロデビューは見送りへ [ kamipro.com ]
「来年の世界選手権は出ないで、休みながらやると言っていた。柔道もポイント制になってきた。来年の世界選手権に出なかったり、その次の年も出なかったりしたら、ポイントがたまらないので自然とどんどん(代表は)なくなってくると思います」とロンドンへ向けて厳しい状況に置かれていることは自覚しているが、それは自分で選んだこと。「まだ時間があるので、焦っていない。ゆっくり考えていきたい」と進路を決めることに石井自身は焦っていない。
「ポイント制」とはランキングシステム。
◇ランキングシステム 国際柔道連盟(IJF)が来年から導入する方針の世界ランキング。ロンドン大会からの五輪出場権もそれを基にすることになる。世界選手権や各国で行われる国際大会などの順位に応じてポイントを与えるもので、五輪出場のためには4年間コンスタントに試合に出場する必要性が出てくる。
五輪前だけ柔道に戻ってくればいい、とはいかない。
強化選手指定の辞退届けを出すつもりはない。
しかし、指導者として柔道家に残ることはない(と思う)。
@ 全柔連、石井の決断尊重=プロ格闘家転身なら慰留せず [ 時事ドットコム ]
プロ格闘家への転身が取りざたされている柔道の北京五輪男子100キロ超級金メダリスト、石井慧(21)=国士大=について、全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹専務理事は7日、「人生は本人が決断すること。(プロに)進みたいというのならば、われわれがイエス、ノーを言う問題ではない」と語り、石井本人の決断を尊重し、プロ転向を決めても慰留しない意向を示した。
一夜にして展開がこれだけ変わると、何が本音なんだかわからなくなる。
ああ、掻き回されちゃいましたね。
ホントに最初から何もなかったのか。
説得されて発言を修正したか。
水面下で動いていたのが、この騒動でオジャンとなったか。
この記事の前半でも書きましたが、報知の記事をキッカケに柔道連盟が「どうなんだ!」と事情聴取したところ、何か誤解が生じてしまったのかもしれない。
まぁ、よっぽどのことがない限り、大晦日の参戦はなさそうですね。
これで柔道界と格闘界の関係が悪くならないことを祈る。
大晦日、ゲスト解説でもいいから来てちょーだい。
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