PRIDEは本当は強いんです…って叫びたくなるほど ヒョードル 激勝!〜米MMA戦争は更に過熱!
(07/21 UFC・海外MMA)


 日本時間で20日に行われた新MMA団体「Affliction(アフリクション)」の旗揚げ戦についてまとめます。
 07年大晦日のチェ・ホンマン戦以来、約7ヶ月ぶりのMMAマッチとなったヒョードルが、元UFC王者のティム・シルビアに圧勝!
 アメリカMMA界に、“ヒョードル幻想”がリアルであったことを見せつけた!

▼シルビア「ヤツは人間じゃない」▼

 大会の詳細は以下のサイトで。
@ ヒョードル、ジョシュが激勝!! クートゥアーも登場の『アフリクション』旗揚げ戦は大盛況!! [ kamipro.com | Affliction ] …画像あり

@ 【Affliction】皇帝ヒョードル、36秒KO勝ち!クートゥアと対戦を誓う [ MMA PLANET livedoor スポーツ ] …試合の詳細

@ 圧勝のヒョードル、試合後のご褒美は……? 『アフリクション』試合後の選手コメント!! [ kamipro.com ] …試合後コメントなど

 簡単にまとめ。
 日本のファンに馴染みの選手が多く登場。

■アフリクション旗揚げ戦「Affliction Banned」
7月20日(日) 米国カリフォルニア州・ホンダ・センター (13989人・満員)

[10=メ]ヘビー級
 ○エメリヤーエンコ・ヒョードル(1R0分36秒 チョークスリーパー)●ティム・シルビア
@ヒョードルはWAMMA世界ヘビー級初代王者に認定される。

@試合後、ランディ・クートゥアが挑戦をアピール。

@シルビア:試合後コメント「ヒョードルを倒すのは不可能なことかも。ヤツは人間じゃない」


[9]ヘビー級
 ○アンドレイ・アルロフスキー(3R1分13秒 パウンド→KO)●ベン・ロズウェル

[8]ヘビー級
 ○ジョシュ・バーネット(2R1分44秒 TKO)●ペドロ・ヒーゾ
 ※左フック→ダウン→パウンド→ストップ
@勝利したジョシュはコーナー駆け上がり首切りポーズ。


[7]フェザー級
 ○マーク・ホーミニック(2R4分25秒 腕ひしぎ逆十字固め)●サヴァント・ヤング

[6]ライトヘビー級
 ○ヘナート・“ババル”・ソブラル(3R判定 3−0)●マイク・ホワイトヘッド

[5]ミドル級
 ○マット・リンドランド(3R判定 3−0)●ファビオ・ネガオ

[4]ライトヘビー級
 ○アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(1R4分06秒 パウンド→TKO)●エドウィン・デウィーズ

[3]ウェルター級
 ○マイク・パイル(1R2分51秒 チョークスリーパー)●JJアンブローズ

[2]ミドル級
 ○ビクトー・ベウフォート(2R3分12秒 KO)●テリー・マーティン
 ※右アッパー、左ストレート連打

[1]ヘビー級
○ポール・ブエンテロ (3R判定 3−0)●ゲーリー・グッドリッジ

<そのほか>
@ティト・オーティズ、アンダーテイカー、ドナルド・トランプ、ビッグ・ジョン・マッカーシーらが観戦。

@メガデスがオープニング&イベント中盤にライブ。


■『アフリクション』トム・アテンシオ副社長「ヒョードルとクートゥアーについては、ランディの裁判が決着しない限りは何も話せない。問題が解決したらゆっくり(両者と)話をしたい。一ファンとして試合を絶対に実現させたい。自分も観たいし、ランディもずっとやりたがってるカードなんだ。いくつかのオプションは話し合ってるけど、サインをしてないからアナウンスできない。契約書にサインをできたら喜んで発表するよ」。

 グッドリッジを除けば日本で名の知れた選手が順当に勝ってくれた。でもやっぱり、現地ではソブラルやアルロフスキーといったUFC経験者が人気だったようで。
 それだけに、元UFC王者のティム・シルビアが完敗したインパクトは凄まじいモノでしょう。
 UFCでPRIDE選手が次々に敗れるなか(最近は挽回)、「どうせヒョードルも大したことない」、そんな声が徐々に増えてしまっていた。
 そこでコレだから気持ちイイ。
 ジョシュも完勝、60億分の1は伊達じゃない。

 それにしたってシルビアは簡単に負けすぎ。ノゲイラとは一進一退の名勝負をやってるわけですしねぇ。
 UFCと今回のアフリクションでまったく違うモノ。

 UFC=ケージ(金網)
 アフリクション=リング

 まぁ、これだけとは限りませんが、やはり舞台設定は実力に大きく影響するのか。
 第2回以降、元UFC勢と日本主戦場勢が対戦してとうなるか。
 まぁ、UFCに上がっている元PRIDE勢も、ちゃんと最近は結果出すようになりましたし、慣れてくれば関係ないのかもしれませんが。

▼UFCではアンデソンが完勝▼

 大成功となったアフリクションの裏では、UFCが急遽興行を開催して対抗。
 “パウンド・フォー・パウンド”との声も高いアンデウソン・シウバがメイン>
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