小川直也 vs吉田秀彦〜日本人頂上決戦
(11/15 PRIDE)
 大晦日決戦にPRIDEが大きな一撃! 柔道から総合へと舞台を移し、因縁の日本人対決がついに実現。
 「これは競技会ではない、果たし合いだ」

異様な緊張感の中、吉田と小川が会見に出席。一触即発のピリピリムードで最後には… [ PRIDE OFFICIAL WEBSITE ]

12/31 PRIDE・男祭り/さいたまスーパーアリーナ
・追加カード
 小川直也vs吉田秀彦

・既報カード
 五味隆典vs桜井“マッハ”速人
 ダン・ヘンダーソンvsムリーロ・ブスタマンチ
 報知のフライングで暗礁に乗り上げたとの噂もあったのですが、とにかく決定してくれて嬉しい。

 皆さんご存じでしょうが、かつて2人は戦っています


1994.4.29 柔道全日本選手権/日本武道館
準決勝
 ○吉田秀彦(判定 2−1)●小川直也

 同選手権は体重無差別で行われるが、当時は86キロの吉田に対し、小川は46キロも重い132キロ。2人は激しい応酬戦を繰り広げ、判定2―1で吉田が勝利。柔よく剛を制す、まさに吉田の信条とする「柔の道」の戦いで、史上2人目となる小川の6連覇を阻止した。偉業を阻まれ、自分より軽い相手に負けた小川は大きく落胆。判定の旗が上がった瞬間の「マジかよ!」発言は、語り草になった。
 ちなみに吉田は決勝で金野潤に負けて2位でした。
 当時は体重差を越えての吉田の挑戦が話題となり、大きく報道されたもんです。判定は微妙だったようですが、その頃は“国民的ヒール”扱いとなっていた小川を弁護するような声はまったく聞かれず。
 それ以来の闘いだ。これは燃えて来ちゃいますねぇ〜。

 会見は、お互いが視線を合わせぬまま牽制し合う緊張モード。2人並んでの写真撮影は・・・

 そして、最後に写真撮影となったのだが、榊原代表と高田・統括本部長、この日の司会を務めた小池栄子さんが両者の間に入っていた時は何事もなかったが、二人だけの撮影になった瞬間、緊張感は頂点に達した!
「お二人、近寄ってください」と言われても両者はほとんど距離を縮めず、小川は吉田の方へ体を向けようともしない。ファイティングポーズを要求されると吉田は構えたが、小川はムッとした表情でしばらく立ったまま、5秒もしない内に踵を返し、さっさと壇上から降りてしまった。それを見て、吉田も無言のまま控え室へ。
 うーん、緊張感が伝わってきます!

 小川さんはこんなコメントも。

 小川「いまプロレス界がまさに窮地に追い込まれています。今日も某老舗団体が身売りに近い形になった事も知っています。私もハッスルを続けてきましたが、昔のようなプロレスの熱はまだ戻ってきてません。もう一度あの熱を取り戻すために、プロレスラー代表として出る事にしました。以上です」
 一応、プロレスラーという立場での出陣にはなるようですが、昨年のGPで「ハッスル査定試合」であることを強調してマスコミ陣をニヤニヤさせたような和やかムードはまったく無さそう。
 私としてはハッスル・アングル絡めて賑やかに繰り出してもらった方が嬉しいんですが・・・今回はシリアス・モードでいいんでしょう。HGのセコンドもナシ。
 まぁ、今のハッスルでは浮いた状態ですから・・・。

 その他、榊原社長のコメントをまとめます。
「これは競技会ではなく“果たし合い”だ」 榊原社長が『男祭り』について注目発言! [ PRIDE OFFICIAL WEBSITE ]

小川vs吉田について
@基本的にはPRIDEオフィシャルルールです。でも、道衣を着る着ないも含めて、お互いの意見を聞いて調整していきます。

@両選手共に経済的な事よりも、この試合に賭ける想いという事でのオーダーが多いですよ。

男祭りについて
@これ以上のメインのカードはない。メインのカードを含めて日本人同士の頂上対決をテーマにしたいので、桜庭と田村にもこれからオファーします。全5試合、日本人頂上対決を実現したい。

@視聴率に関してですが、今年DSEは勝負に出たい。吉田VS小川で言えば、瞬間最高視聴率で50%を超える。5時間20分のロングラン番組になりますが、平均で20%は軽く叩きだせるようなその他のカードもスペシャルにしたい。

@外国勢もヒョードル、ミルコ、ノゲイラ、ショーグン…全員出場させます。全11試合、通常ならメイン級のカードを並べます。
 今年も5時間越えなんですね・・・。


 大会タイトルが正式に決定。

男祭り 2005 頂 -ITADAKI-
 頂…、つまり頂点を争う戦いが見れるってことでしょうか? 小川vs吉田は「日本人最強」、五味vsマッハは「ライト級最強」、ダンヘンvsブスタマンチは「ウェルター級最強」。
 とすれば、残りのカード>
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