マッスル ハウス5観戦記〜ライムスター宇多丸が絶賛してるよ
(01/05 DDT)

今年のプロレス始めはマッスルでした。
観戦しましたので簡単に感想を。▼プロレスなら何とかなるし▼
大会の詳細は以下で確認ください。
@ マッスルハウス5 1/3 後楽園ホール大会 [ Extreme Party ]
@ 726が亡き愛妻に捧げた本気のプロレス。鈴木&高山も参戦した涙のマッスル [ angle JAPAN ]
@ 「マッスルハウス」にみのる、高山が参戦!亡き愛妻に捧げる魂のプロレスに観客が号泣 [ スポーツナビ ]
ムッチャクチャ簡単に流れだけ。それと最後のマイクを紹介。
マッスルハウス5
@2つのリングを使って様々な試合。
@動画サイト向けのネタを挟みながら試合。
@教室セットでプロレスの授業。
@藤岡メガネがいじめっ子の東京愚連隊(竹村含む)に挑む。
@マッスル卒業を宣言した本多、趙雲、726を引き留めようと(?)、マッスル坂井が鈴木みのるを呼ぶ(マッスル&鈴木vs本多&趙雲&726)。
@エンディング…かと思いきや、726が試合に出ていないことに気付く。
@鈴木が高山善廣を呼び寄せ、6人タッグ。
@試合中、VTRの中で726の奥さんが昨年11月に亡くなったことが明かされる。
@726は必死に高山&鈴木に食らいつくも敗戦。
@鈴木マイク「決まったら早めに連絡くれよ、マッスルの武道館。俺たちのスケジュール空けておくから」
@坂井マイク「こういうことしか俺たちにはできないから、ゴメン。こういうことでしか俺らはお前に頑張れって言うことしかできない。分かるだろ? お前は俺らの見えないところで、悲しんで耐えているのかもしれない。辛いこととか悲しいことがあったら、もっと俺らにどんどんぶつけていいんだから! マッスルで3年、DDTで7年一緒にやってきたんだから! お前と舞ちゃんの、僕らがよくやるフェイクドキュメンタリーを『マッスル牧場classic』で11月にやったんですね。そのちょうど放送日があった日に、お前の舞ちゃんは亡くなっちゃったんだよな。本当に何がなんだか分からなかったけど、お前はもっと分からなかっただろうし、俺は本当に分からないから……。なんだかんだ言ってプロレスしかないと思うから。プロレスなら何とかなるし、お前も今日の試合でもっともっと頑張らなきゃいけないと思うけど、これから頑張ればいいんじゃないか」
@726マイク「舞、ありがとう! お前のお陰で頑張ることができたよ。またいつかどこかで会おう!」
ラストは正直反則ですね。
別に「マッスル=笑い」と決めつけてるわけでもないし、それこそ「泣けるマッスル」というのがあってもいいぐらいには考えていたのですが・・・。
「泣ける」とい意味で今回の興行を超えることはないだろうし、超えちゃいけないだろうし、“作品”として語ってはいけないんだと思います。
「虚」の中に「実」を見つけるのがマッスルであり、プロレスの楽しみ方だと私は思うんですが、もう、この日の後半はリアルだらけ。
お正月に笑えるモノを期待していた人には重すぎたかもしれません。
でも、前回の下北3連戦でも分かる通り、マッスルはマッスル坂井の頭の中を公開上映してるようなもの。ならば、726のことを避けるわけにはいかない。マッスル的には「アリ」となる。
リアルな生き様を投影できるのもプロレスの素晴らしさ。素直に感動しました。
賛否両論ありますが、興行終了後のスタッフロールに流れる「イージュー★ライダー」にあわせ、観客のほとんどが手拍子を続けるという光景は、過去のマッスルではありませんでした。
それだけ感じるモノがあったということ。
また、次が難しくなりますがね・・・。

2つのリングでまったく同じ動き

見事なOrz